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感想&レポート@舞台 逆転裁判「逆転のスポットライト」上演記念 ファンイベント*ネタバレあり [逆転裁判]

舞台 逆転裁判「逆転のスポットライト」上演記念ファンイベントの
昼の部に参加してきました。
会場は東京・ニッショーホール(日本消防会館)です。

逆転裁判5

逆転裁判5

  • 出版社/メーカー: カプコン
  • メディア: Video Game

出演者はこちら(敬称略)。
・兼崎健太郎(成歩堂龍一)
・和田琢磨(御剣怜侍)
・荻野可鈴(綾里真宵)
・林明寛(矢張政志)
・杉原勇武(荷星三郎)
・富田翔(芽多田内亨*舞台オリジナルキャラクター)
・護あさな(美惑埜香*舞台オリジナルキャラクター)

・大関真(舞台脚色・演出)

以下の記述には、舞台のネタバレがあります。
イベント中に書いた簡単なメモを元にしていますが、
思い違いや間違いがあるかもしれません。

私はゲーム“逆転裁判シリーズ”のファンで、
舞台も観ています。


————

まだ舞台 逆転裁判「逆転のスポットライト」の
レポート&感想も書いていないのですが、
逆転裁判の舞台版のファンイベントに行ってきましたので、
そちらのレポートと感想を先に記します。



思えば8/3、公演を実際に観劇したのがきっかけでした。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03
舞台で「うわー!!!!」と感激した勢いで、
当日たまたま会ったAさんと
「行く?」「行こう!」とその場で即決し、
このファンイベントのチケットを会場ロビーで買ったんです。
そこでチケットを買えば、
キャストさんの集合写真を貰えるという特典が
非常に魅力的だったのも、理由としてありましたが、
やはり、舞台が面白かったというのが一番でした。



会場の入口前。
g01.jpg
奥に“大江戸戦士トノサマン”がいるのが
分かりますでしょうか。

そのトノサマン。
東京ゲームショウ出展時にお披露目されて以来、
逆転裁判系のイベントでは必ずといっても良いほどいる
お馴染みのバルーンですww
g02.jpg
階段の踊り場に飾られていましたので、
トノサマンを上から見下ろせるという貴重な体験もできました。

「異議あり!!」
g03sakura.jpg



ホールのロビーでは、舞台版のグッズ販売が行なわれていた他、
舞台で実際に使われたという主要キャラクターの衣裳も
展示されていました。
私も写真を撮りましたので、幾つかご紹介します。
(写真の転載は厳禁です)

向かって右:成歩堂龍一(なるほど君)
向かって左:御剣怜侍(御剣検事)
g04_1nm.jpg

なるほど君と御剣検事の衣裳のバストアップ
g05_2nm.jpg

上:綾里真宵(左で見切れているのは荷星三郎の衣裳)
下:
向かって右:糸鋸圭介
向かって左:矢張政志
g06_other.jpg



ニッショーホールの客席数は七百四十二人だそうですが、
後ろが三分の一ほど空いていましたので、
実際のお客さんの数は五百人ぐらいだったと思います。
私の席は、真ん中よりやや後ろの中央の位置でした。
ホールがそう大きくありませんでしたので、
キャストさんの表情もよく見えました。

ステージ上手(向かって右)には、
キャストさん用の椅子が二列で置かれており、
中央の後ろには、映像用のスクリーンがありました。
ステージ下手(向かって左)には
司会者さん用の壇がありました。



午後二時という開演時間を五分ほど押した後、
ゲーム“逆転裁判”の音楽が流れると共に開演しました。
女性司会者による最初の挨拶の後、
キャストさんがマイクを上手から持って登場。
まずは、主人公の成歩堂龍一を演じた兼崎健太郎さん!
しかしハンドマイクの電源が入ってなかったらしく、
兼崎さんの動じっぷりに、
初っ端から客席で笑いが起こりました。

次は、御剣怜侍役の和田琢磨さんだったのですが、
キャストさん用の椅子の後ろを通ろうとして
足が椅子にぶつかってしまい、また笑いが……ww

三番目に登場した綾里真宵役の荻野可鈴さんは、
ステージ後方を上手から下手へわざと駆け抜けていき、
四番目の矢張政志役の林明寛さんは、
マイクスタンドを持って格好良く登場したのですが、
それを床に置いた後、キメようとして
マイクを前方の客席に飛ばすという
とんでもない失敗をやらかしていました。

そのお陰(?)で、
次の荷星三郎役の杉原勇武さんは
プレッシャーから解放されたらしく、
「前の人がやらかしてくれたから、普通に出られた」と
苦笑気味に発言。
でも、その次に登場した芽多田内亨役の富田翔さんは、
ステージ中央に向かって歩いている途中で
靴が脱げるというハプニングをわざと行ない、
目立っていました。
そのせいで、美惑埜香役の護あさなさんは
戸惑い気味に「やることないんですけど」と言っていました。

最後は、舞台の演出を務められた
スーパー・エキセントリック・シアターの大関真さんが、
モップで床を掃除しながら舞台下手より登場。
席についていたキャストさんたちは皆、
上手の袖の方を向いて立ち上がり、
拍手をしながら大関さんを待っていたので、
またまた笑いが起きました。



会場全体が笑いで暖まったところで、場内が暗くなり、
先日の舞台のダイジェスト映像がスクリーンに映し出されました。
今回は、それを一緒に観ながら、
キャストさんたちが裏話を明かすということだったのですが、
出演者八名に対してマイクがたった二本しかなかったのと、
キャストさんも普通に映像に見入っていた為に、
単なる舞台映像観賞会になっていました。

実際に観劇された方はご存知の通り、
この舞台はマイク無しの生声で行なわれましたので、
公開された映像の音声は、かなり悪かったです。
キャストさんが声を張り上げると音が割れてしまう上に、
ブーンという低いノイズが常に聞こえる状態でした。
観劇時に公演DVDを予約した時から
「マイク無しだから、音は悪いだろうな」と思っていたんですが、
どうやらその通りになりそうで、ちょっとがっくりしました。
(この時に公開された映像の元が
DVDに使われるかどうかは分かりませんので、
杞憂に終わるかもしれません)

この映像の矢張の日替わりネタは、七夕(織姫と彦星)で、
矢張が真宵ちゃんに迫ってキスをしようとしていました。
私が行った8/13昼公演でもカメラが入っていましたが、
この時のネタはオネエ版の桃太郎でしたので、
同日の夜公演の映像なのかもしれません(未確認)。

場面が変わる度に、状況を説明する文章が入るので、
キャストさんが代わる代わるマイクを持ち、
それを読み上げよう……とするも、長過ぎて無理! 
口が全然回らなくて無理! 漢字が読めなくて無理!
と、失敗しまくっていました。
途中、兼崎さん(なるほど君)や荻野さん(真宵ちゃん)が
何とか成功させた時は、
会場から拍手が起こっていました。

途中から、大関さんが映像のなるほど君(兼崎さん)に向けて、
やたら「でかい!!」と連発。
横にいる真宵ちゃん役の荻野さんが小さくて華奢な方なので、
余計に兼崎さんが大きく思えてしまうんですよね。

その兼崎さん。
場当たり(劇場で本番と同様に行なう/ゲネプロの前)のお稽古では、
なるほど君の髪型が本番とちょっと違っていたそうです。
兼崎さん曰く「鉄拳の平八(てっけんのへいはち)」で、
左右の横がぶわっと広がっていたそうです。
帰宅後、その「鉄拳の平八」とやらをぐぐってみて、
私も納得しました。

その後、話題は、
舞台冒頭で行なわれた矢張の日替わりネタのことになりました。
あれだけたくさんやったのに、
演出の大関さんが笑ったのは、たった一度だったそう。
矢張役の林さんにより、それが特別に披露されました。
それは、林さんが熱っぽく
「おお、ロミオ……! あなたはどうして長渕なの?」と言った後、
長渕剛の物真似で名曲「乾杯」を歌うというものでした。
すみませんが、全く面白くなく、会場も割と静かで、
林さんがすべってしまった事に対する笑いが起きていました。

その次は、トノサマンの着ぐるみの話題に。
作中では、事件が起こった時のトノサマンには
美惑埜香が密かに入っていたという設定でしたが、
実際には、荷星三郎役の杉原勇武さんが担当されたそうです。
トノサマンの服(着ぐるみ)では肩が上がらないとのことで、
相当ご苦労されたようでした。
また、雪駄を履いて殺陣をこなされていたそうです。

この際、林さん(矢張)の「雪駄」のイントネーションが間違っており、
兼崎さん(なるほど君)が「色々間違っていたよね」と暴露。
実際、トノサマンの上演中に巨大提灯が落ちてきた件について、
「提灯がおってきた」と何度も言っていたそうです。
林さんは「『おってきた』って言いません?」と聞いた後、
不思議そうに「方言なのかなぁ」とも言っていました。
ウィキペディアによると、林さんは福井県のご出身でした。

上記の事件で負傷した団勇矢の元になるほど君たちが駆けつけ、
その場にいた華煮衝江里斗と会うシーンになった時は、
「お客さんが全く笑わないのに、
(舞台上の)キャストだけが笑ってた」と
大関さんが苦笑しながら語っていました。
確かに、作中における華煮衝のギャグは
少しも面白くなかったのですが、
携帯電話のBGMのネタだけは凄く良かったと思います。
私が行った回でも、お客さんが沸いた覚えがあります。

次に、バッファロー千草と夢子が登場するシーンになり、
芽多田内役の富田翔さんが
「このパソコン、毎日買いにいってたんですよー」と
誰にでも分かる嘘を吐いた後、
バッファロー千草が御剣検事(和田さん)を肩でひょいと担ぐシーンで、
和田さんが
「三、四回目から、担ぐ時に『フッ』という声が聞こえてきて
笑いそうになった」と明かしてくれました。
(バッファロー千草さんが、和田さんを肩で担ぐ時に、
フッ!と息を詰める音を発していたという意味です)

ここで、キャストのどなたかが和田さんに体重を聞いた後、
身長、靴とTシャツのサイズ、好きな球団……といった一問一答が
急遽行なわれました。
ちなみに、和田さんの身長は178センチで、体重は60キロ。
靴のサイズは27〜27.5センチで、TシャツはMサイズ。
好きな球団は楽天だそうです。
他、誰かが和田さんに
「ベストはやっぱり水玉??」とも聞いていたり、
「これでファンからのプレゼントもバッチリ」みたいなことも
言ったりしていました。



ここまでがダイジェスト映像の前半についてで、
ここからが後半についてです。

初っ端から、演出の大関さんが兼崎さん(なるほど君)を
また「大巨人ww」と指摘。
でも、ついからかいたくなるのが分かるほど
兼崎さんは本当に大きかったです。
(矢張の日替わりネタの時、私は最前列の席でしたので、
兼崎さんがすぐ目の前に立った時は
言いようのない物凄い圧迫感を覚えました)

美惑埜(護さん)が槍のお稽古をしているシーンでは、
「ずっとできなくて、兼崎さんが殺陣をつけてくれた」と
護さんが明かしてくれました。
後で護さんが説明して下さったお話によると、
男性陣は皆さん、殺陣ができる方だそうで、
殺陣に苦労している護さんを手伝ってあげていたようです。
その成果があってか、護さんの殺陣は
短い時間でしたけれども、動きがきれいでした。
得物が槍なので、
頭上でくるくる回した後に決めポーズをするところが
特に映えていた覚えがあります。

オバチャンこと大場カオルの登場シーンでは、
彼女の赤い髪飾りが「明太子」と呼ばれ、
確か富田さん(芽多田内)が
「あれは『(風の谷の)ナウシカ』の王蟲で、
赤いから怒ってるんだよ」とも言っていました。

公判のシーンでは、
傍聴席でのアドリブ演技(いわゆる「がや/にぎやかし」)についてが
話題になりました。
特に、芽多田内役の富田さんが凄かったらしいです。
富田さんの、裁判シーンでの細かい演技については、
私も観劇中に気になっていたのですが、
彼の前で演技をしているメインキャストさんたちも
(兼崎さんとか荻野さんとか和田さんとか)
笑わないように我慢するのが大変だったそうです。
たとえば、なるほど君(兼崎さん)に対しては
「その髪型、どうなってるの? 刺さりそう」と言い、
真宵ちゃん(荻野さん)を見ると
「あら、今日はお祭りでもあるのかしら」と必ず言っていたそう。
また、
「証拠品はどこかしら。その頭の中に入っているのかしら」とも
言っていたみたいです。

公判中で行なわれる、役者さんによるVTR再現シーンについて。
兼崎さん(なるほど君)曰く、
この映像が収録された日(8/3夜)は出来が悪かったらしく、
「一番台詞が飛んでた。変な汗が出た。頭の中がぱんぱんになってた」
だそうです。
でも、そんな兼崎さんを助けようとして、
他のキャストさんが頑張って「何とかしよう!」と思ったお陰で、
芝居全体のテンポが上がったそうです。

その再現描写(役者さんが実際にリモコンに合わせて動く)は、
「色んな事情で映像は無理だと分かっていたから、
人でやるしかないと思った」
「お面を付けてやればいい(と思った)」と、
演出の大関さんが言っていました。



ここで、作中で単語だけ出てきた「江城ハウジング」が挙げられ、
私も「もしやもしや……」と思っていると、
本当にカプコンの江城元秀氏が登場しました。
ご存知の通り、
シリーズ最新作「逆転裁判5」のプロデューサーさんです。
花柄のアロハにジーンズという格好で登場した江城さんは、
江城ハウジングという単語について
「闇の力で押し込んだわけではなく〜」と
笑いながら弁解していました。
ですが、その後、
「最初は違う会社名でした」
「(冗談っぽく)脅されて〜」という会話もありました。
その名前については、
江城“不動産”ですと、本当にヤバい感じがするので、
丸くして“ハウジング”になったそうです。
また、実際に存在する会社だとまずいそうで、
ハウジングなら大丈夫だったみたいなことも明かされました。

江城さんが退場された後は、また法廷シーンのがやの話題へ。
富田さん(芽多田内)は、隣だった華煮衝役の吉田さんと共に
「どう判決が出ても、焼肉に行きましょうね」と
言っていたらしいです。
(ここで誰かから、
「え? 吉田さんと焼肉に行く約束をしてたの?」と
ずれたツッコミが入り、
富田さんが慌てて
「違いますよ! 役としてそう言っていただけです!
吉田さんと焼肉なんか行かないですよ!」と
フォローできない言い訳をしていました。
焼肉ぐらい、キャストさん同士で行けばいいのに……ww)
富田さんは「サイドストーリーを作ってやってた」と、
がやに対する熱の入れ具合を強調していました。

ここまでは舞台上手側(向かって右側)の話でしたが、
次は、舞台下手側(向かって左側)の話へ。
兼崎さん(なるほど君)や荻野さん(真宵ちゃん)が
富田さん(芽多田内)の演技に惑わされていたように、
御剣役の和田さんも大変だったみたいです。
背後の傍聴席にいる夢子やバッファロー千草からは
「御剣!」や「あいつはずるいわよ」と
何度も茶々を入れられたり、
オバチャンからも
「みっちゃん」とラブコールを送られていたそうです。

たまたま背景のセットに映った
兼崎さん(なるほど君)の頭のシルエットが凄くて、
(特に後頭部のギザギザ部分が)
演出の大関さんが
「エイリアンみたい」との暴言も吐いていました。



以上で、ダイジェスト映像のコーナーが終わりました。
ここまでで一時間強もありました。

次は、お客さんからの質問を受け付けるということで、
挙手したお客さんの中から、演出の大関さんが指名しました。
林さん(矢張)がマイクを持って客席に下りながら、
「この為に(登場時に)マイクを落としたんだ」と呟いて
笑いを誘っていました。

最初のお客さんの質問は
「舞台で『やっちゃった(失敗した)』ことは?」でした。
【和田さん(御剣)】
水を飲もうとしたら、その先、たくさん台詞があるのに、
矢張役の林さんが水を飲むというアドリブを入れてきて、
全部飲まれてしまった。

【杉原さん(荷星)】
トノサマンの中に入っている時に、
最後のキメポーズのところでコケた
(片足が滑ってその膝をついた)。
でも、杉原さんが実際に再現して下さったのですが、
それはそれで普通に見られるというか、
指摘されなければまず分からないぐらい自然なコケ方でした。
また、多分、兼崎さん(なるほど君)が指摘したと思うんですが、
トノサマンのかぶりものから
杉原さんの顎だけ出てしまっていた時があったらしく、
キャストさんが爆笑していました。

【富田さん(芽多田内)】
法廷シーンの傍聴席にて、
座りやすいように箱馬(ハコウマ/平たい台)を置いていたが、
最後にそれに躓いてしまった。
また、その箱馬のせいで「ケツが痛い」そうです。
富田さんと華煮衝役の吉田さんは
相当辛い思いをされたようです。



二人目のお客さんは、
「マイクを誰から受け取りたいですか」の質問に対して、
兼崎さん(なるほど君)を指名したので、
彼がマイクを持って客席に下りました。
私はそこから割と近い席に座っていましたので、
内心で「キャー!!」と叫びました!!
イケメンさんをまた近くで観ることができて幸せでした。

お客さんの質問は「自分以外で着てみたい衣裳は」。
【荻野さん(真宵ちゃん)】
「最初に出てくる村人の……ザル?」
*頭にかぶる笠のことでした。会場は大爆笑。

【林さん(矢張)】
華煮衝のきらびやかな衣裳。

【護さん(美惑埜)】
護さんが「女の子の華やかな衣裳が無いので……」とこぼすと、
誰かから「じゃあ、男だったら」と聞かれて、
「男だったら御剣」と即答。
客席からあがった納得の声に対して、
護さんは笑いながら「ですよね?」と同意を求めていました。
ただ、ここで、確か大関さんだったと思うのですが
「琢磨(御剣役の和田さんのこと)以外に着こなせるかな」との
ツッコミも入っていました。

【杉原さん(荷星)】
バッファロー千草。

【富田さん(芽多田内)】
わざとらしいほど仰々しく
「自分の役にプライドを持っているので、
芽多田内以外考えられない!」と言っていました。
場内失笑ww

【大関さん(演出)】
きっぱりと即答で「僕は御剣」。
「御剣対御剣で」と言うと、
何故か大関さんと和田さん(御剣)が立ち上がり、
舞台中央で左右に分かれた後で向かい合い、
お互いに指を突き付けて
「異議あり!」「異議あり!」とやってくれました。

私は、兼崎さん(なるほど君)と和田さん(御剣)の答えを
是非聞きたかったので、
それらが無かったことが、とても残念でした。
(多分、忘れられていたんだと思います)



ここで、予約受付が始まっている公演DVDの宣伝へ。
兼崎さん(なるほど君)が
「定価八万二千円のところ、
僕が上に掛け合った結果、五千円で〜」と
何故かマイクを二本も持って(持たされて)言っていました。



それから、逆転裁判5のシナリオディレクター・山崎剛氏を伴って、
江城さんが再登場。
逆転裁判5の有料DLC(一部のみ無料)のクイズを使ったゲームが
行なわれました。

キャストさんをAとBの二つのチームに分けた後、
お客さんを各一名ずつ追加して(舞台上に上げて)開始。
答えが分かったら、
「異議あり!」と言って指を突き差すポーズを取るという
ゆるいルールがありました。
途中、相当ぐだぐだな状況にもなりましたが、
Bチーム(和田さん・林さん・護さん・大関さん)が二勝一敗で優勝。
そのチームのゲストだった男性のお客さんには、
キャストさんのサインが入った舞台版のポスターと、
逆転裁判5の非売品Tシャツがプレゼントされました。
このTシャツ、
色んなところでちょくちょく見ることができていますが、
デフォルメされたキャラクターのプリントがすごく可愛いので、
私も「いいなぁ」と心底思いました。
本当に羨ましかったです。

また、Aチームのお客さんは二十歳の女性でしたので、
舞台に上がる為の階段を、
兼崎さんと富田さんがわざと手で拭いたり、
ゲーム終了後にそのお客さんが階段を下りる際に
まるで王子様のごとく、片手を差し伸べて貸してあげたりと
いっぱいサービスをしていました。
こちらも羨ましかったです!



続けて、ゲーム“逆転裁判5”の宣伝が始まりました。
丁度、有料DLCの追加シナリオ「逆転の帰還」の配信が
始まったばかりということで
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-08-15
そのシナリオの冒頭のムービーを主としたPVが公開されました。
途中でマイクを渡された兼崎さんが、
なるほど君の台詞(ポポポ)に合わせて、
アテレコを行なおうとしたのですが、
もうPVも終わりに差し掛かっていた頃でしたので、
なるほど君の台詞は「えええええええ」しかなく、
結局、兼崎さんもこれを言うだけで終わってしまいました。
残念!

それと、「逆転の帰還」のOPのメロディ
(翔子ちゃんとエールがうたう歌)に合わせて、
御剣役の和田さんが、手と足でリズムを取っていたのが
非常に印象的でした。
すごく可愛かったです。



そして、イベントももう終わりということで、
キャストさんがお一人ずつご挨拶。
ほとんどが、このイベントの参加に対するお礼と、
「DVDを買ってね!」や、「夜の部も来てね!」という宣伝でしたが、
御剣役の和田さんが、クイズの第三問目として出された
「やぶきた屋の味玉」の問題の答えがよく分からなかったらしく
(無料DLC分の問題です)
「未だにラーメンの問題が分からないので、
楽屋に帰ってから考えます」と言っていたのがおかしかったです。

そして、キャストさんがあっさりと退場——するかと思いきや、
真宵ちゃん役の荻野さんが突然、
大声で「異議あり!!」と発言。
ここまで再演の情報が全く出されていませんでしたので、
それかなぁと期待していたら、案の定そうでした。
来年の四月(4/9から??)の予定で、
チケット発売日については、
来週、公式サイトでの発表があるそうです。
半年も先のことですが、日にちが確定して良かったです!
絶対に行きます。

再演発表に客席が沸く中、キャストさんは改めてご退場。
客席からは暫く拍手が続いていましたが、
残念ながら、キャストさんの再登場はありませんでした。



以上、長々と書いてきましたが、
舞台 逆転裁判「逆転のスポットライト」ファンイベントの
レポートと感想でした。



以下は不満に思った点です。

私はゲームのファンで、
舞台を通じてキャストさんにも興味を持ちましたので、
近くで彼らを見たり、色々とお話を伺えたりしたのは嬉しかったです。
楽しくもありました——が、
ぶっちゃけ、ダイジェスト映像を観る時間が長く、
また、鑑賞中はキャストさんがぽつぽつと喋ってくれるものの、
マイクが二本しかなかったり、
キャストさん自身が見入っていて無言の時間が続いたりしたので、
単なる「映像観賞会」になっていたのはとても残念でした。

キャストさんにマイクを持たせて
それぞれ自由に喋らせるという形式にするならば、
せめて、全員分のマイクを用意しなければ駄目だと思います。
マイクが二本しか無かったせいで、
よく喋る林さんと富田さんばかりがそれを持っている状態になったのは
まずかったのではないでしょうか。
(彼ら二人もちゃんと気を遣っていて、
他のキャストさんにマイクを向けたり渡したりしていたんですが、
結局、二人に戻ってきちゃうという)
他のキャストさんも、もしマイクを常に持つことができていたら
もっと話してくれたはずだと思います。

衣裳の展示も嬉しかったんですが、できれば、
キャストさんご着用の上で寸劇披露があったら、
もっともっと嬉しかったです。



また、上記でも少し触れていますが、
ゲームの進行がぐだぐだでした。
「分かっていても、ゲームを盛り上げる為に手を挙げなかった」とか、
気持ちは分かりますが、言っちゃいけないと思います。
まぁ、このイベントに限らず、
この手のゲームコーナーは失敗しがちですので、
今回が特別に悪かったとは感じませんでしたが、
いくら逆転裁判5の宣伝の為とはいえ、
もうちょっと何とかしてほしかったです。
せめて解答方法や盛り上げ方に注意を払ってほしかったです。



そして、これは舞台とは直接関係が無いのですが、
会場で売られていた舞台写真の一部が非常に残念でした……。
しかも、写真の見本が用意されておらず、
販売スタッフさんに伺っても「見本は無いんです」とのことで、
四枚セット中、一番上の写真しか分からないという状態で、
賭けに挑戦する心境で、思いきって買いました。
これで四枚の写真全てが良かったらまだ救いがあったのですが、
写真を選別したスタッフさんのご趣味なのか、
私と友人が買った分の一部には
「お笑い枠」と言えるような写真が入っていたんです。
たとえば、なるほど君役の兼崎さんの舞台写真ですと、
後頭部のギザギザに発泡スチロール製の箱の蓋が刺さるネタのシーン。
御剣検事役の和田さんの舞台写真ですと、
彼がバッファロー千草に担がれているシーンです
(しかも和田さんのお顔がろくに見えない)。
こういう「見て面白い」写真は、
できれば、DVDのブックレットや次のパンフレットに収録して頂いて、
普通にブロマイドとして販売する舞台写真は、
キャストさんが格好良く写っているものだけを選んで頂きたいです。
主要キャストさんの舞台写真は二種類ずつ売られていたので、
私と友人は、兼崎さんと和田さんのを
それぞれ一種類ずつ買ってコンプしたのですが、
その「お笑い枠」の写真を見た途端、
「何、これ……」とがっくりしました。
本当は、イベント後に
他のキャストさんの舞台写真も買い足したかったのですが、
残り三枚の中身が見られない上に、
また「お笑い枠」の写真があるかもしれないと思ったことから、
怖くて、とてもお金を出す気にはなれませんでした。

スチール写真については、
舞台公演時に発売されていた時は、
小さいながらも画像見本がありましたので、
納得して買うことができましたが、
今回はそれも無かったです。

写真の見本を出さない、
一番上以外の写真を明かさない販売方法については、
単にスタッフさんが見本を作り忘れただけかもしれませんし、
見本を置く場所が無かったせいなのかもしれません。
ですが、次の再演時には絶対にご一考頂きたいです。
もし、この販売方法を続けるなら、
わざわざ個別の写真を買うほどキャストさんを好きなファンの気持ちを
深く深く考慮して頂き、
キャストさんが格好良く写っている写真のみにして下さい。
これは切にお願いします。
別売のメイキングDVDも、金額に見合わない薄い内容でしたので、
今回のことは余計にがっくりきました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-08-03-1

というわけで、舞台写真を購入される方は、
「どんな写真でも買うわよ」ぐらいの覚悟を決められた方が
受けるショックが少ないと思います。
お笑い枠以外の写真の出来はまぁまぁで、
ほとんどが格好良く写っていますので、
そういう“おふざけ”写真に目を瞑ることができれば、
キャストさんのファンなら普通に「買い」だと思います。
私の場合、あまりにもその写真の悪い印象が強すぎました。

格好良い写真だけでなく、笑える写真も欲しいという方なら、
普通に「買って良かった」と思えると思います。
また、他のキャストさんについては分かりません。



私とAさんで買ったグッズです。
舞台写真:兼崎さん×2・和田さん×2
会場限定のトノサマン&タイホくんクッキー。
g07goods.jpg
*商品の為、写真にはぼかし加工を行なっています

クッキーはAさんが購入して、私もお裾分けを頂きました。
こちらは、こういう食品コラボ系商品にしては美味しかったです。
今後も販売があるかどうかは分かりませんが、
記念として自分用に買ったり、
知り合いの逆転裁判ファンに配ったりするのに良いと思います。



そしてこちらは、舞台公演会場にて
当イベントのチケットを買った人だけに貰えるという
キャストさんの全員集合写真です。
g08.jpg
*写真にはぼかし加工を行なっています

実は、こちらも酷くて……。
写真を二種類出されて、どちらかを選べと言われたのですが、
一枚は、全員がキメキメでポーズを取っているものの、
キャストさんが前後二列に並んでいる為、
後列にいた富田さんのお顔が完全に隠れてしまっていました。
もう一枚は、和田さんの指差しポーズがいまいちなのですが、
富田さんのお顔は辛うじて写っていました。

結局、私が前者を貰って、
すっかり富田さんを気に入ったらしいAさんが後者を貰うことで
落ち着きました。
でもよく見たら、二枚とも、
富田さんだけでなく、吉田さんのお顔も結構隠れていました。



今回は、イベント内容にしてもグッズにしても、
まだ手探り状態なのか、
上記の通り、かなり引っ掛かるところはあったのですが、
キャストさんやスタッフさんのお陰で
楽しい思いはそれなりにできました。
ありがとうございます。
とりあえず、次の再演分のチケット取りも頑張ります。


お疲れ様でした!
g09end.jpg



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