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感想@ドラマ「SUMMER NUDE」第5話「友情と恋…あなたはどちらを選びますか」*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

2013年夏のフジテレビ月9ドラマ
「SUMMER NUDE(サマーヌード)」の感想です。
今回は第5話「友情と恋…あなたはどちらを選びますか」についてです。

主なキャストさんはこちら(敬称略)
三厨朝日:山下智久
千代原夏希:香里奈
谷山波奈江:戸田恵梨香

矢井野孝至:勝地涼
桐畑光:窪田正孝
谷山駿:佐藤勝利
堀切あおい:山本美月
米田春夫:千葉雄大
石狩清子:橋本奈々未
一瀬麻美:中条あやみ
一倉香澄:長澤まさみ
小南文博:斉木しげる
下嶋勢津子:板谷由夏
下嶋賢二:高橋克典

前回の感想はこちら。
【感想@ドラマ「SUMMER NUDE」第4話「好きになってるじゃん、私」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-29-3

以下の記述にはネタバレを含みます。


————

まずは、番組公式サイトより第五話のあらすじを転載します。
http://www.fujitv.co.jp/SUMMER-NUDE/trailer/index05.html

 朝日(山下智久)といい雰囲気になっている波奈江(戸田恵梨香)は、夏希(香里奈)の前でもにやにやしてしまう。朝日と波奈江の進展具合が気になる夏希は、ふたりは付き合っているのか、と波奈江に聞く。曖昧に答える波奈江に夏希は、少しは光(窪田正孝)とあおい(山本美月)を見習ったらどうか、とハッパをかける。波奈江にフラれた光は、あおいと付き合うことになったのだ。そんな突然の展開に、孝至(勝地涼)や賢二(高橋克典)も驚きを隠せないでいた。

 そんな折、カフェ&バー「港区」に、波奈江の父の和泉(渡辺哲)がやってくる。酒造会社の社長なのに酒に弱い和泉は、酒を飲むと机に突っ伏して寝てしまう。朝日や夏希が様子を見ていると、波奈江が迎えにやってきた。起き出した和泉は、朝日に香澄(長澤まさみ)がモデルになっているビールの看板を外してもいいのか、と意思確認をする。

 波奈江と和泉を送り出した後、夏希は朝日に、もうすぐ開催される花火大会の日に波奈江に告白しろ、そうしないと恋愛請負人として波奈江に雇われている自分の立場がない、などと急き立てる。それを聞いた朝日は、人のこともいいが、夏希に気になる男性はいないのか、と聞き…。


毎回、作中では大きな出来事があまり起こらず、
ゆったりとした描写で、
各登場人物の想いがじっくりと描かれている……割には、
メインヒロインの千代原夏希(香里奈さん)の心の動きが
よく分からないので、
私は未だに彼女に共感できていません。

三厨朝日(山下智久さん)とは
きつい言い合いをしてばかりという印象もありますが、
気が合う時は合うといった描写もありましたので、
夏希は朝日を元から嫌いではなかったとは分かっています。
でも、何となく好きかも→ヤバい、好きになっちゃったかも
→もう戻れなくなるほど好き。辛い。
……という夏希の心の動きは、
このドラマの核であるはずなのに、
前回と今回の放送では中途半端だったと思います。
勿論、以前から夏希がやたらと朝日を気にしていたり、
谷山波奈江(戸田恵梨香さん)に対して
複雑そうにしていたりしたので、
全く分からないわけではないんですけれども、
夏希に共感できません。
彼女の気持ちに未だに乗れません。

なので、いつまでたっても他人事としてしか見られず、
ちょっと冷めた目で放送時間を過ごしているので、
私の感情も淡々としてしまいます。
他の事をやりながら見るのに丁度良いなーと思いながら、
だらだら見ています。
実際、目を離していても、途中でトイレに立っても、
鑑賞に支障は無いです。
笑うこともないですし、泣きそうになることもないです。

本腰を入れて真剣に見れば、
私も夏希に共感できるようになるのかもしれません。
でも、肝心のお話が面白くないので、
つい他のこともしてしまいます。



そもそもこのドラマ、
放送のキメの部分をCMで流しているので、
わざわざ放送を見る必要が無いんですよね……。
今回のCMは、夏希がひどく辛そうな顔で
思っていることを吐露するシーンが使われていました。
このCMを見ただけで、
「今回は自分の気持ちを自覚した夏希が弱音を吐くのね」と
分かりましたし、
実際、このシーンが肝として終盤に流れました。
個人的に、こういうCMの作り方は下手だと思っていますので、
好きではないです。
こういうシーンに繋がる他の部分を効果的に使い、
視聴者の欲を煽ってほしいです。



そして、もう一つの目玉
——一倉香澄(長澤まさみさん)の帰還について。

その前に、波奈江がいつも花火大会の後で泣いている+
それを桐畑光(窪田正孝さん)が慰めているという
非常にわざとらしい説明の台詞がありましたので、
波奈江が今年もまた泣かされるとの想像が容易にできたのが、
かなり気になりました。
こう頻繁に台詞で伏線を張るのは、安直で下手だと思います。
一度や二度ならまだしも、
こうも続くと「またか」と笑ってしまいます。
どうしても伏線を張る必要があるのなら、
もっとさり気なく、視聴者が気付かないように
上手くやって頂きたいです。
ミエミエの伏線は、伏線ではありません。

夏希が朝日を巡る恋のライバルとして育っているなら、
彼女が“波奈江が泣かされる理由”になっていたでしょう。
でも、それはまだだと思える状況ですので、
ここで香澄が登場することは予想した範疇であり、
意外性を感じることは全くありませんでした。
私は、王道な展開がとても好きなのですが、
今回のこれは、ちょっとベタすぎて、つまらなかったです。

そして、金魚がかわいそうでしたww
波奈江よりずっとずっと可哀相。
あれは金魚が泣きます。



それと、花火のコメントが長過ぎです!
あのシーンは、夏希の名前を呼んだ後、
すぐに花火を打ち上げた方が、
インパクトがあって良かったと思います。
どうしてもコメントを入れる必要があるなら、
直前の例のように最低限の説明か、
「ありがとう」の一言だけの方が
重みがあったと思います。
私は失笑しながらコメントを聞きました。



続きの感想も書きました。
【感想@ドラマ「SUMMER NUDE」第6話「さよなら大好きな人…運命の再開と10年愛の結末」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-08-15-1
宜しければ、合わせてご覧下さい。



2013-08-06 02:25  nice!(0) 
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