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感想@ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation:#03「CHAPTER 01 イキキル 非日常編」 [アニメ感想]

「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の感想です。
今回は第3話「CHAPTER 01 イキキル 非日常編」についてです。


以下の記述にはネタバレを含みます。
ゲーム二作を終えた上での感想記事ですので、
この先の展開・謎の真相に触れる場合があります。


前回の感想はこちら。
【#02「CHAPTER 01 イキキル(非)日常編」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-13

ゲームの感想はこちら。
【ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-08-18
【ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-09-1


————

いよいよ今回から学級裁判が始まりました。
この作品の肝であり、一番の見どころです!!
私が勝手にした事前の予想では、
今回:学級裁判の途中で終わる
次回:学級裁判の締め+お仕置き
だったんですが、
今回だけで第一章の残り全てが終えられてしまいました。
前回と同様に、今回もお話のテンポがむちゃくちゃ速いです!
でも、大事な所はしっかりと描かれていたので、
ゲーム未プレイの視聴者にも分かりやすかったと思います。

舞園さやかや江ノ島盾子のバッテン付き遺影の席は、
さらっと描かれていましたが、
インパクトはちゃんとありましたね。
また、生徒が全員でも十五人しかいないのに
何故か席数が十六もあるという不自然さを、
モノクマが誤魔化していたので、
笑ってしまいました。



学級裁判が始まるシーンは、
BGM、ぐるぐる回る演出、“コトダマ”のセット……と、
まさにゲームそのもので、
私はむちゃくちゃ興奮しました!!
以前からアニメスタッフさんの本気を感じていましたが、
今回もそれをひしひしと実感しました。
凄い凄い! 本当に凄い!
アニメなのにゲームです!!
(↑変な言葉ですが、本当にそうなんです)
ゲームを遊んでいると、これらを見聞きした時に
「あぁ、いよいよ学級裁判が始まる」と強く思うものなんです。

学級裁判の前半は、主人公である苗木誠が、
自らに掛けられた殺人容疑を晴らすことが主でした。
舞園さやかが厨房の包丁を持ち出したらしい件、
苗木の部屋のシャワールームの立て付けが悪かった件……と
彼を真犯人だとするには不自然な点が幾つもありましたが、
決め手となったのは、やはり、
舞園さやかが残したダイイングメッセージ“11037”でしょう。
真犯人・桑田怜恩の名前がズバリ書かれていたこともあって、
(11037を上下反対にするとLEONになる)
駄目押しとなってよく効いたと思います。

それにしても、
苗木はもっと霧切さんに感謝した方が良いですよね。
霧切さんの発言に注目して放送を見てみると、
彼女が要所でちゃんと皆を正しい方に誘導し、
苗木が犯人ではないという答えに導いています。
今回の裁判の主導権は、霧切さんが完全に握っていました。
苗木は彼女に頭が上がらないww



ゲームの通り、他の生徒のおかしな発言を、
苗木が“コトダマ”で撃って「論破!」するのも大変良かったです。
まさにこれが“弾丸論破”。
言わば練習パートでもあるこの第一章は、
台詞の移動がゆっくりで、とても楽そうでしたが、
ゲームのように、章が進むにつれて難しくなっていったり、
苗木が間違って撃ってしまったりするようなことがあったら、
凄く面白いと思います。

途中で、ちょっとだけ
“クライマックス推理”が入るのも良かったなぁ……!
クライマックス推理は、犯人の行動がよく分かるので、
事件を振り返るのに最適です。
それと、桑田が「アホアホアホ」を連呼するシーンも、
まさにゲームを上手く再現していて、
私は「このアニメ、凄いな」と感心してばかりいました。



お仕置き“千本ノック”は、
私が初めてゲームを見た時より、ショックがかなり少なかったです。
「こんなもんかー」という感じで、
ぶっちゃけ物足りなかったです。
でも、深夜とはいえテレビの地上派での放送ですから
こうなって当然なんでしょうか。



その後の霧切さんの慰め(推理)については、
正直、舞園さやかの描写が少なかったので、
真実かもしれないし、真実ではないかもしれないとも思っています。
個人的な感情で言えば、
霧切さんの推理が正しくあってほしいですし、
それを信じることで苗木も救われてほしいんですけれども、
ブラックジョークや厳しいネタで溢れたこの作品の世界なら、
彼女も悪人だったという可能性は全然低くないと思えてなりません。
だからこそ、苗木が最後に発した
「冗談……ただの勘だって」という台詞が良かったなぁ。
苗木の中で、さやかに裏切られたという思いはあるものの、
心の根底では彼女をちゃんと信じている
(霧切さんはそれを言いに来たと気付いている)と分かるのが
凄く凄く良かったです。



あっという間にお話が終わってしまったという印象はありますが、
その分、飽きずに見られて面白かったと思います。
全体的に再現度が高くて、
ゲームを遊んだ私には、
まるでゲームの二周目・三周目を遊んでいるような気分になりました。

今回もテレビを見ながらツイッターで呟いていましたので、
それを転載して、この記事を締めます。
通常のツイッターの仕様と違い、古い投稿が上です(旧→新)。

次回にも期待します。
エクストリーム!!



続きの感想も書きました。
【#04「CHAPTER 02 週刊少年ゼツボウマガジン(非)日常編」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-27-1

宜しければ、合わせてどうぞ。


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2013-07-20 06:57  nice!(0) 
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