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感想@ドラマ「SUMMER NUDE」第1話:走り出す恋!夏の大三角関係ラブストーリー始まる*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

2013年夏のフジテレビ月9ドラマ
「SUMMER NUDE(サマーヌード)」の第1話の感想です。
以下の記述にはネタバレを含みます。


主なキャストさんはこちら(敬称略)
三厨朝日:山下智久
千代原夏希:香里奈
谷山波奈江:戸田恵梨香

矢井野孝至:勝地涼
桐畑光:窪田正孝
谷山駿:佐藤勝利(SexyZone)
堀切あおい:山本美月
米田春夫:千葉雄大
石狩清子:橋本奈々未(乃木坂46)
一瀬麻美:中条あやみ
一倉香澄:長澤まさみ(友情出演)
小南文博:斉木しげる
下嶋勢津子:板谷由夏
下嶋賢二:高橋克典


————

久し振りに帯ドラマをリアルタイムで視聴できたので、
感想を書きます。

まずは、番組公式より第一話のあらすじを転載します。
http://www.fujitv.co.jp/SUMMER-NUDE/index.html

三厨朝日(山下智久)は、海辺の街の写真館に勤めるカメラマン。ある日、地元の教会で挙式する千代原夏希(香里奈)と古山幸太(福士誠治)を撮影していると、式の途中で古山が逃げ出す、というハプニングが起こった。突然のことに、呆然とするしかない夏希。しかし朝日は、そんな夏希の姿も撮影した。驚く夏希に、ふたりの一日を写真に収めるのが自分の仕事だ、と答える朝日。夏希は朝日の横っ腹にボディーブローをお見舞いする。

 別の日、谷山波奈江(戸田恵梨香)は、砂浜で寝そべる朝日の横っ腹のアザを見つけ指でつつく。朝日が、結婚式で男に逃げられた不幸な女に殴られたと説明すると、波奈江は、10年間好きな男に相手にされない自分とどっちが不幸だと思うか、などとからむ。

 その後、朝日と波奈江は、下嶋賢二(高橋克典)が営むカフェ&バー「港区」にやってくる。ビールを飲みながら他愛もない会話をするうち、話題は賢二の妻で出産を控えた下嶋勢津子(板谷由夏)の話に。毎夏、勢津子が切り盛りする海の家「青山」に行くのが朝日らの楽しみだったが、賢二から今年は難しそうだと聞かされる。

 そんな夜、朝日は砂浜にたたずみながら、一倉香澄(長澤まさみ)のことを思っていた。香澄は朝日の恋人だったが、3年前、突然、姿を消したのだ。以来、香澄のことを考えない日は一日としてなかった。友人の矢井野孝至(勝地涼)からも、あきらめろと言われるが、忘れることができず…。



軽い気持ちで楽しめそうだという理由で視聴しました。
その通り、気楽に見られる内容でした。
初回の今回は、まだ物語が動く前ということもあり、
(基本的な説明+今後の基盤作り)
主人公の朝日とヒロインの一人・夏希の間には
恋心がまだ生まれていませんが、
とりあえず現状は、主要人物のほとんどが片思い中という状況で
面白かったです。
特に、十年ぐらい朝日を想い続けている
(しかも本人にちゃんと「好き」と言って恋心を伝えている)
波奈江の気持ちを考えると、せつなかったです。

通常、異性から「好き」と言われることは
非日常的で特別な出来事だと思うんです。
でも朝日の場合、
波奈江からそう言われることに慣れてしまっています。
それがもう日常化しちゃっていて、
当たり前のことになっているんですよね。
彼女に対して「申し訳ない」と思い、
心苦しくなることは多少あっても、
今更、心が動かない(好きとは思えない)はずです。
一度こういうふうになっちゃうと、
今後において余程のことがない限り、
波奈江には勝ち目が無いと思います。



昔の恋を引きずっている朝日は、うじうじとしていますが、
それだけ彼が真剣に香澄を想っていたというのが伝わってきたので、
私は好感を持つことができました。
特に、最終電車に間に合わず、帰れなくなった夏希が
波奈江の家に泊まることになった翌日の朝、
駅前までやって来た朝日が、
香澄が起用されているポスターを見て「懐かしい」と言った女性に対して
思わず誤解をしてしまうシーンは、
香澄の大きな看板に向けて彼が挨拶をするシーンより
胸にくるものがありました。
反射的にああ言ってしまうほど、
彼が今でも香澄を好きで好きでたまらないんだという点が
よく分かりました。



ただ、海の家“青山”を今年も開く為に、夏希を騙し、
それを知った彼女が怒って断った際に
朝日が逆切れを起こして彼女に腹を立てる展開は
見ていて不快でした。
そんな事をしてしまうほど朝日が真剣だったとは分かります。
でも、猛烈に怒って断った夏希を責めたり、
「だから捨てられるんだよ」との暴言を夏希に吐いたりしても
構わないということには
全く繋がらないと思います。
この暴言については、朝日もすぐに自分の非を認めて
夏希に詫びていましたが、
つい口が滑ったこととはいえ、
私の中で朝日に対する心証は少し悪くなりました。

本来なら、こういう役回りは波奈江に任せられるんですよね。
そして、それを朝日が取りなして……という流れになるはずです。
でもこのドラマでは、波奈江を悪く描かないようなので、
その分、主人公が背負い込む羽目になったんだなと思えました。

波奈江については、
そのうち朝日に対して感情を爆発させることがあるはずで、
そうなったらお話がもっと面白くなると思うので、
今からそれを楽しみに待っています。



高橋克典さんが、今回、
海辺のバー(カフェ?)の店長役で出演されていることに対して
「おお……」と声が内心で出ました。
年齢的にもうそういう役が回ってくるんだと思うと
感慨深かったです。



“全員片思い中”の状況は面白いものの、新鮮味は無く、
また、設定に無理があることから
展開がやや強引だなと失笑してしまう点もあります。
(特に、海の家の問題については、
勢津子の妊娠が分かった時から考えられたことなのに、
今更じたばたしているのはあり得ないです)
でも、朝日を始めとする主要人物たちが、
今後変わっていくのを共に見ていきたいと思いましたので、
次回も視聴するつもりです。



続きの感想も書きました。
【第2話:片想いの連鎖…どしゃ降り雨とうれし涙*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-07-16

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2013-07-09 23:31  nice!(0) 
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