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感想&プレイ日記「真・三國無双6」その7(ストーリーモード晋伝感想)*ネタバレあり [真・三國無双6/猛将伝:プレイ日記]

ゲーム“真・三國無双6”の感想とプレイ日記を綴っています。
今回は、ストーリーモードの晋伝の感想です。

真・三國無双6 PS3 the Best

真・三國無双6 PS3 the Best

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game

以下の記述にはネタバレがあります。

前回の感想はこちら。
【感想&プレイ日記「真・三國無双6」その6(ストーリーモード蜀伝感想)*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-05-15


感想&プレイ日記記事のURLは、一覧ページを設けてまとめています。
【感想&プレイ日記 記事一覧「真・三國無双6」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/smusou6


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真・三國無双6のストーリーモードの感想も、これでラスト!
晋伝です。

今回のやり込みプレイにおいて、
やる必要の無いストーリーモードを改めて遊んだ理由は、
真・三國無双7を遊んだことで
三国志・三国志演義に対する興味が更に湧き、
知識もちょっとだけ得られたのを経て、
もう一度、6のストーリーを確認してみたかった/
楽しみたかったからです。
他に、クロニクルモードで遊ぶのに飽きたという理由も、
残念ながら大きかったのと、
武功上げ(特技取得)において、
ストーリーモードで上げられるキャラクターは
先にそうしてしまおうとの狙いもありました。

これは晋伝に限ったことではないのですが、
ストーリーモードですと、
キャラクターで登場回数に大きな差があり、
中には全く使用できないキャラクターもいるのが
大変気になりました。
せめて、ストーリーモードで余った武功を、
クロニクルモードにて、
軍内の他のキャラクターに流用できるようにしてほしかったです。
この晋伝では、司馬昭がやたらめったら多く出てくるので、
司馬昭を使えるようになる度に「またか」と思いました。
晋伝が実質“司馬昭物語”であるのを踏まえれば、
この登場回数の多さも当然のことなのですが、
武功集めに励んでいる身としては、苛々に繋がっていました。

ただ、真・三國無双7もそうでしたが、この6も、
戦闘中におけるキャラクターの個性は、無双乱舞に出る程度で、
基本は武器なんですよね。
アクション用のモーションは武器別に作られているので、
同じ武器を装備すれば、
どのキャラクターでも、基本、同じ動き・操作になるという。
なので、思い入れのあるキャラクターが特にいないプレイヤーが
普通に遊ぶ分には、
あまり問題ないことだと思います。
飽きたら、違う武器を装備させれば良いことですので。



そんなわけで、ちょっと苛々した時もあった晋伝。
以前に遊んだ時には気付かなかった点が多々あり、
今回も新鮮な気持ちでプレイすることができました。

まず、これが晋という勢力の特徴なので、当然なのでしょうが、
小競り合いが多い!
今回は、晋という具体的な勢力名を挙げつつも、
実質は魏伝の後期(末期?)のお話なので、
司馬懿を始めとする彼らがいかにして魏国を乗っ取るかが
主軸となっています。
司馬懿たちには国を奪うだけの名目・意欲があり、
そこに不自然さを感じることは無かったのですが、
戦いに勝っても爽快感を得られず、
なんとなく重く暗い雰囲気のまま話が進んでいくのは否めません。
それと、実権を継いだ後の司馬昭が敵に対して怒った時、
亡き父・亡き兄のように尊大な物言いをするようになり、
「凡愚め!」と吐き捨てるのは、
今回の再プレイでも好きになれませんでした。
一般的に「立場が人を作る」との言葉があるように、
いつも飄々としていた彼ですら、国を率いる立場になれば、
それに合った言動をするようになるということを
象徴する発言だったのでしょうが、
彼が激昂するのを見る度に、複雑な気持ちになりました。
できれば、司馬昭独自の言葉で怒りを表してほしかったです。



そして、私は三国志(演義含む)初心者で、疎いことから、
比較対象がどうしても真・三國無双7になってしまうのですが、
その7と比べて話が進むスピードが遅いのが意外でした。
私の中では、“カン丘倹・文欽の乱”がとっとと起きて、
その後に“諸葛誕の乱”があって……という印象がありましたが、
この6では、これら二つは終盤に起こるシナリオでしたので。
戦闘前の本陣会話で、カン丘倹や文欽がいるのを知る度に、
「こいつら、まだいるんだ」と思い、
他の兵士から、
彼らがここで手柄をあげないと立場的にヤバいとの話を聞く度に、
「次が“カン丘倹・文欽の乱”かな?」と
誤った予想を立てていました。
でもそのお陰で、司馬一族が覇者となるまでの道筋は
とても丁寧に、自然に語られていたと思います。
面白かったです。

それと、やっぱり姜維の北伐に対する執念は凄かったです。
以前のプレイでは、それを知らなかったので、
ドン引きしそうになるほど驚き、失笑したのですが、
彼の思いを知っている今でも
「うわぁ……」と思わずにはいられませんでした。
特に、夏侯覇に取り押さえられ、宥められた時の凄み!
ここまで本気で想ってもらえるなんて、
諸葛亮は幸せ者だと思いました。



個人的に、第四代皇帝の曹髦が好きです。
彼の顔って、なにげにお祖父ちゃん(曹丕)フェイスですよね??



エンディングについて。
以前のプレイでは、
“蜀の曲”が何であるのかが全く分からなかったので、
宴にて蜀軍の兵士が感極まって泣くのを見ても、
私は「ふーん」としか思わなかったのですが、
真・三國無双7を遊び倒し、6も7もサントラも買い、
6をやり直している今は、
それをよく知っていますので、自然に感慨深くなりました。
あそこはせつない……。
また、司馬昭からの「辛くないか」との質問に対し、
劉禅ちゃんが平然と否定しますが、
これは史実を元にした会話なんですね。
また、劉禅ちゃんが、
本音がまじっているであろう軽口をさらっというところが、
凄く好きです。
プレイヤーの好みは分かれるでしょうが、
先人達は愚かだと言い切った司馬昭にも、
明るい未来が見えたので、私は好きです。



内乱が多い代わりに、
勢力を代表するような大きな戦が無いので、
他の三勢力と比べると、話は派手さに欠けると思います。
でもこれは、史実をベースにしている以上、
どうしようもないことですよね……。
ただ、登場するキャラクターは皆、魅力的であることから、
遊んでいて地味さを感じないのは凄いです。
今回も、止め時を上手く見つけることができず、
一気に遊びました。
プレイヤーとしては嬉しいことですが、忙しい時は本当に困るww
途中で止めるのが辛いですww



続きます!
【感想&プレイ日記「真・三國無双6」その8(トロフィーコンプリート)*ネタバレあり】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-05-17-1


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2013-05-17 13:50  nice!(0) 
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