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プレイ感想:ゲーム「真・三國無双7」 [真・三國無双]

PS3ゲーム「真・三國無双7」の感想(総括)です。

真・三國無双7(通常版)

真・三國無双7(通常版)

  • 出版社/メーカー: コーエーテクモゲームス
  • メディア: Video Game

ゲームのこまごまとした感想記事は、以下の一覧にまとめています。
【感想&プレイ日記 記事一覧「真・三國無双7」】
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/smusou7


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2/28の発売日以降、
トロコンしたほど遊びまくった真・三國無双7。
総プレイ時間は、300時間を軽く超えていました。
04playtime.jpg
今回は、全体的な感想(総括)を記します。



まず、戦闘がとても楽しかったです!
今回は武器の相性(三すくみ)があることにより、
敵によって武器を替える必要も出てきたのですが、
それが手間だと感じたことはなく、
寧ろ、戦闘の良いアクセントになっていたと思います。
優勢(ストームラッシュ)や
劣勢(ヴァリアブルカウンター)時に出来る特別な攻撃には
何度も興奮させられました。
特に、狙ってヴァリアブルカウンターを決められた時は
気持ちよかったです。

私はアクションゲームを苦手としていますので、
この三國7においても、難しいことはあまり考えずに
コントローラーのボタンをガチガチと押していただけなのですが、
そんな状態でも、低難易度であれば、
ストーリーモードの最後まで何とかなります。
また、遊んでいるうちに、
好きな武器や好きな攻撃方法(チャージなど)も出てきましたので、
それを意識した途端に攻撃の幅がぐっと広がり、
また、高難易度にも挑戦できるようになりました。

武器は、将星モードの武器屋でしか鍛えられませんが、
難易度・修羅で遊ぶというようなことを望まなければ、
戦闘で入手した武器をそのまま使うだけで充分でした。
また、武器を鍛えた結果は、完全なランダムですので
時間と手間が徒労に終わることも珍しくないですが、
元々、ゲームをクリアするだけならば
そこまで頑張らなくてもいい仕様になっていますので、
どこまでこだわるかという個々の割り切り方次第だと思います。

難易度も、天国から修羅まで様々です。
自分のプレイヤースキルに応じて遊んでみる他、
時にはちょっと背伸びをしたり、楽をしたり……と
状況に合わせて選ぶのも一興です。

実戦形式のチュートリアルがありますので、
無双シリーズが初めて!という方は、
そこでボタン操作を手で覚えてから遊ばれると良いと思います。
ぶっちゃけ、初心者だからといって
説明書を見る必要は全くありません。
必要なことは、ゲーム内で全て理解できます。



次はシナリオについて。
三国志の世界がそれぞれの勢力の視点で描かれる為、
主観が違えば物語も少々変わってくるのは必然で、
とても面白いです。
ムービー等の演出は、
三國6の方がもっとドラマチックだった気がしますが、
今回のボリューム(総シナリオ数)を踏まえれば、
この程度でも充分で、私は満足できました。

また、IF展開がとても良かったです!
正直に言えば、
魏では、曹丕メインの話をもっと見たかったですし
(OROCHI無印のように、曹操が曹丕に指揮を譲るとか)、
呉では、孫権でなく、
兄の孫策がずっと主君として国を引っ張る話を見たかったのですが、
こういった願望はプレイヤーの数だけありますし、
それが全部叶うはずもないので、
自分の望み通りにならなかった点についての不満は無いです。
今回の、曹操が主役のままの魏伝も、
孫権が他の二国との共存を前提に新たな三國時代を築こうとする話も、
大変良かったと思います。
もしかしたら、IF展開自体が同人的だと揶揄されるかもしれませんが、
私は好きです。
大成功だったと思います。

何故、こうも強く断言できるかというと……
やはり、魏伝の赤壁IFシナリオと蜀伝の樊城IFシナリオが
すっごくすっごく楽しかったからです。
特に赤壁は、曹操の「郭嘉さえいれば」の言葉が実現し、
病が快癒した郭嘉の策によって連合軍に快勝するという
史実とは逆の展開が非常に爽快で、
三国志をろくに知らない私でも感動しました。
これまで赤壁は、呉と蜀というイメージが強かったですが、
今回は、魏IF版が一番強く印象に残っています。
一番好きなシナリオでもあります。
また、樊城シナリオは、
戦闘前のムービーで徐庶が登場したのを見ただけで
「これでもう大丈夫」と思えてならず、
嬉しくて嬉しくて泣きそうになりました。
三国志ファン歴が浅いどころか、
今ようやく足を突っ込んだばかりの私ですら
こうだったんですから、
昔からの三国志ファン、真・三國無双ファンの方にしてみれば、
本当に感涙ものだったのではないかと思います。
(逆に、思い入れが強いからこそ、
ゲームで安易にIF展開が描かれることに対して
強い抵抗を持ってしまう人が出てくることも、当然だと思います)



キャラクターやシナリオについては、
ゲームならではの改変が多々あるとは分かっています。
なので、作中での描かれ方が正しい、絶対だと
安易に思い込むことは、さすがに無いですが、
“三国時代”という史実、
“三国志”という作品に対して興味を持つ取っ掛かりとしては
とても良かったと思います。
私も、もういい年ですので、これまでの人生において、
三国志に本格的に触れられそうな機会は何度かありましたが、
そうならずにここまで来てしまいました。
そして、その良さが分からないまま生きてきましたが、
この“真・三國無双7”を遊んだお陰で、
一気にハマることができました!
無双OROCHIシリーズ、そして前作の三國6を遊んだ時点で
登場人物の名前が何とか分かる程度だったのですが、
この7を遊んだことにより、
勢力(国)と人、戦いの名前と内容が頭の中でようやく繋がり、
歴史や物語の流れも理解できるようになりました。
たとえば、“夷陵の戦い”と言われても、
以前は「???」の状態で、
地名の漢字すら恐る恐る読んでいた状態だったのが、今は、
「あぁ、関羽と張飛が亡くなった後の、蜀と呉の戦いだよねー。
大都督に任じられた陸遜が、火計(笑)を仕掛けたやつ。
この戦で負けた劉備は、白帝城に逃げ込んで……」云々ぐらいは
すらすらと言えるようになったんですから、
自画自賛ながら凄いと思いますww
アクションゲームとして遊ぶだけでも面白かったのに、
キャラクターやシナリオが大変興味深かったので、
お話の世界に引き込まれました。
三国志が何故、こんなにも人気があるのかが
よく分かりました。



ただ、ゲームを深く遊び込むという点になると、
将星モードの作業感が辛かったのを挙げなければなりません。
あれは、仲間を全員集めるまでか、
当初の目的である帝をお迎えするまで……で終えるのが
ベストだったと思います。
勿論、将星モードのエンディングを見た後も続けるかどうかは
プレイヤーの気持ち次第ですので、強制ではありません。
また、EDを見た後も続けて遊べる点は
ユーザーに対して配慮された仕様ですので、
本来は高く評価されるべきことだと思います。
でも! 
自業自得とはいえ……自ら望んでやったこととはいえ、
トロフィー目当てでそれを一気にやる羽目になったのは
辛かったです。
プレイ日記にも書きましたが、
全台詞解放のトロフィーを狙う人は、
普段から将星モードの絆上げをちまちま行なっておくと
精神的に楽だと思います。

また、ネットで散々言われているようですが、
回避できないバグのせいで、シナリオがクリアできなかったり、
フリーズしてゲームが止まってしまったりすることも
何度かありました。
ただ、私の場合、
「もう止めよう!」と思うほどではなかったので、
あまり気にせずに進めることができました。
さすがに、バグったりフリーズしたりした直後は
嫌気を覚えましたけれど、
数十分もすると再びコントローラーを握っていたんですから、
嫌気を感じた以上にゲームで楽しみたい欲の方が
はるかに勝っていたんだと思います。



最後に、支援獣にはパンダを強く推したいです。
パンダかわいい!!
ぶにぶにぶつかるし、邪魔ですし、
本当に能力が発動されているのかが全く実感できませんが、
とにかく最高です。
私は、帝から貰った黄金熊猫をよく連れています。



感想……と銘打ったものの、
べた褒め前提のステマ記事のようになってしまいましたが、
初トロコンするほどハマったゲームですので、
やはり、魅力的だ!面白い!という点を強調せずにはいられません。
「三國無双ってどんな感じ?」と興味を持っている方には
是非、お勧めしたいです。
楽しいです!!
トロコンして、やり込み作業が終わった今でも、
好きなシナリオを中心にちょこちょこと遊んでいます。
上記の通り、戦闘そのものが楽しいので、
好きなキャラクターで好きなシナリオを遊べるだけで
熱中してしまいます。

フリーモードのオンラインでも、たまに遊んでいます。
(主に募集をかけています)
お会いできた際には、どうぞ宜しくお願い致します。


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2013-04-16 21:13  nice!(0) 
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