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感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第2話〜第3話:右では殴らない*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

テレビドラマ「ストロベリーナイト」シーズン1の感想です。
今回は、第2話〜第3話「右では殴らない」について記します。

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前回の感想はこちら。
感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第1話:シンメトリー*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-11

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)記事でまとめています。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴(2)


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この「右では殴らない」は
第2〜3話で前後編となっていますので
二つまとめて感想を記します。

また、この事件の真犯人(違法薬物を作った張本人)は
名前しか出ず、
加えて、この話では重要な役でもありませんので、
以下の記述ではこの騒ぎを広めた犯人を
真犯人を表記しています。



今回はしょっぱなから
私の大好きな國奥先生(津川雅彦さん)が登場〜!
和む、和むわー。
最初に出てくる
「このヤマがシロクロついたらね」という普通の台詞も
一度見終わった後に聞くと
細かいな〜と思いました
(問題の違法薬物ゼブラの色が白黒)。
最初の捜査会議で
橋爪(渡辺いっけいさん)に苛々されてるのが
またかわいいww

そして、前回は息をひそめるように全く登場しなかった
ガンテツこと勝俣健作(武田鉄矢さん)も
この話から本格的に登場します。
ガンテツの部下だけは初回にも出ていて、
二つ目の殺人の現場捜査中に
イミシンな感じで姫川に話し掛けていたんですけどね。

和み要員二人目の井岡(生瀬勝久さん)も
2話から登場しています。
この人も、國奥先生とは別の意味で
周りを苛々させるキャラクターで、
たとえば、カラオケ店のポイントカードを探すくだりでは
「そんなのどうでもいいじゃん」と
姫川だけでなくこっちも言いたくなるんですが、
彼はなんか憎めないんですよね。
二階から飛び下りる意味が無いのに、
つい弾みでそうしちゃって、
姫川たちの役に立つどころか迷惑を掛けていたのもおかしい。
居酒屋での食事に毎回さらっと交ざっている図々しさも
私は好きだな〜〜。
そうそう、
風俗云々で菊田(西島秀俊さん)をからかっていたのは、GJ!!
この時にちょっと動揺している菊田は本当にいい(´ω`)b



さて本題。
この話も、初回同様、
ミステリなんですが推理ものではありません。
犯人当てがメインなのではなく、
主人公の姫川玲子(竹内結子さん)が
犯人とどのように向き合っていくかに焦点が当てられています
(だからこそのタイトル「右では殴らない」)。

おそらく、多くの視聴者が
第2話の終盤で真犯人の正体に気付き、
まだ真相に辿り着けない姫川に向かって
「犯人はそいつだよ」と声をあげたかと思います。
でも、この第2〜3話は、
前回(初回)同様、姫川がどのようにして犯人に辿り着くか、
そして犯人と対峙してからどのような会話をするのかが
見物なので、
犯人が誰であるかはあまり大事ではないんです。



今回は、
何不自由なく育ったお金持ち女子高生の
気まぐれ・憂さ晴らしが
警察の大いなる誤解により
薬物テロや暴力団問題だとされてしまう話でした。
普段から難しい問題(事件)ばかり抱えているから
物事をついつい大きく考えてしまう“慣れ”に
刑事たちが足をすくわれたという内容です。

わざと強調しているんでしょうが、
真犯人を始め、登場する学生の女の子が酷いですww
特に、カラオケ店での聞き込み。
あれは、一般人への捜査協力要請ということで
姫川たちが“お願いをして”話を伺っているので、
女子高生たちにまともに話してもらえなくても
仕方がないんでしょうが、
私も「よく耐えたな」と姫川に同情したくなりました。
第3話で葉山則之(小出恵介さん)が話を聞いていた子だけが
唯一まともで、
見ていてちょっとホッとしましたww


第3話後編の、姫川VS真犯人は、
心に傷を持つ姫川の言葉が真剣だからこそ
犯人の心を震わせることができたんだなと
よく伝わってきました。
また、真犯人が憎々しいまでにふてぶてしいので、
終盤、彼女が姫川の言葉にびびるようになると、
爽快感も覚えそうになりますが、
姫川の迫力が凄すぎて、
私も(女子高生に対して)
「ざまをみろ」とは言えなかったです。

シーズン1の全シーンの中で
私はこの尋問シーンが一番好きです。
凄い迫力ですし、
テレビ越しなのに見ていて呑まれちゃうので
面白いんですよね。

私は原作の小説を読んでおらず、
このドラマが原作をどの程度忠実に再現しているのかを
未だに知りませんので、
当然ながら、この“右では殴らない”とのタイトルの意味も
ずっと分かりませんでした。
なので、リアルタイムで視聴していた時は
最後の最後でようやく「あぁ!!」となりました。
私、テレビ版のタイトルの中では、
この“右では〜”が一番秀逸だと思います。
“(今後は/次は)右では殴らない”ですよね。
うまい。



ガンテツは独自性を貫いていて凄いですね。
揺るがない一本の太い信念の柱が心の中に通っていて
その言動にぶれが無いので強いです。
また、彼の場合、捜査の後で事件の形が見えてくると、
自分が望む結果になるように
正義を無理にねじ曲げて別の正義を仕立てようとしているのが
本当に怖いです。
もし状況が許されるなら、
こういう人とは、なるべくかかわらないようにするに限りますが、
仕事となればそうもいかないですよね……!
途中で亡くなってしまう例の部下が哀れです。
ガンテツが、厳しいことを言いながらも
実は彼を真剣に心配しているっていうのも
ちょっと泣けました。
悪人なのに良い人ってずるい。
また、香典を私に行く暇があったら
事件を一刻も早く解決しようという考えは格好良いです。

違法薬物ゼブラが二種類あると分かった直後の
(ガンテツが逮捕した暴力団は模倣犯)
ガンテツの憔悴っぷりが凄いです。
その直前までのガンテツは
クラスを仕切っている小中学生の影のリーダーみたいに
横柄な態度で捜査会議に加わっていたのに、
その報告が齎された後、一転して
顔つきや様子が違っていたのには、
演技とは思えないリアリティがありました。

最後、捜査会議前の姫川による真犯人への尋問で
他の捜査員と共にガンテツの顔が度々出ますが、
この時の姫川の気持ちは
彼も認めてますよね……!
「馬鹿野郎だな、お前」というのは
ガンテツなりの褒め言葉のはずですし、
何より、尋問中のガンテツの表情が凄くせつないです。



他、このテレビシリーズでは
姫川班に所属する他の刑事たちにも
一人一人スポットライトが当てられています。
今回は菊田でした。
かつての上司との会話で、
食べるお弁当の数が若い頃と比べて減ったことが
(菊田って36歳なんですね!)明かされたり、
姫川班の中にいる時とは違う親しさを見せていたりと
面白かったです。
なにげに、その上司が姫川を励ましていたのも
良かったです。

登場人物は本当に魅力的ですね〜〜。
主要人物は、誰も彼もが素敵です。



余談ですが、レンタル版には
スタッフさん&役者さんのコメンタリーが入っていました。
「このシーンがこうで……」という裏話もありますので
ファンの方にはお勧めです。
(レンタル版に入っているんですから
製品版にもあるはずだと思います)

(追記)
続きの感想も書きました。
感想@ドラマ「ストロベリーナイト」第4話〜第5話:過ぎた正義*ネタバレあり
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-01-12-1



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2013-01-12 19:07  nice!(0) 
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