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日帰り旅行レポート&感想:日光2012 [日常生活]

関ヶ原旅行から帰ってきた翌日(10/23)に
お友達のゆうささんと一緒に日光に行ってきました。
日帰り旅行です。
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以下は簡単なレポート&感想です。
自分用の日記でもありますので
どうでもいい記述もありますことをご了承下さい。

日光パーフェクトガイド

日光パーフェクトガイド

  • 作者: 日光観光協会
  • 出版社/メーカー: 下野新聞社
  • 発売日: 2012/03/30
  • メディア: 単行本

日光すごく良かったーヽ(o゚ω゚o)ノ
また行きたい。


それはFate/Zero展を見た後の
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-10-09
帰りに乗っていたJR宇都宮線の車中での会話がきっかけでした。

私は、BSRの二次創作の小説で日光をちょろりと出す予定で
時間があったら久し振りに行きたいなーと思っていた一方、
ゆうささんはBSの「新日本風土記」の日光特集を
テレビで見たばかりだったそうで。
私もその番組を録画していて興味があったことから、すぐに食い付き、
「日光行きたいね」「行こうよ」「じゃあ行こうか」
……という感じで決まりました。


私は栃木県人ですので、日光には幼い頃から馴染みがあります。
ただ、田舎なので車社会であることから、
基本的に電車では行かない場所なんですよね……。
で、改めて調べてみてびっくりしたのですが、
私の最寄りの駅からですと
東京に行くのと所用時間があまり変わらない!!
乗車料金も日光の方が僅かに少ないぐらいでしたww
意外に近かったです、日光。


そして、日光東照宮などは暫く見ていないはずなのに、
何故か日光にはちょっと前に行った記憶があるぞ……と思い、
振り返ってみたら、
漫画「頭文字D」にハマっていた時に
弟に頼んで日光のいろは坂や中禅寺湖に行っていたんですねww
http://sakura99.fc2web.com/tour_d01/index.html
Dに関係の無い箇所は完全にスルーしていたので
東照宮などには行ってなかったのでした(´ω`)ゞ



東武日光線の快速車中でゆうささんと待ち合せをして、
午前九時二十分に東武日光駅に到着。
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この日は生憎の雨天でしたが、平日だったにもかかわらず
車中にはそこそこのお客さんがいました。



日光の観光での移動は、車です。
JR日光駅も東武日光駅も山のふもとにあり、徒歩では行けないので
ここまで電車で来た人は必然的にバスかタクシーの利用を強いられます。
東武日光駅の構内にある観光案内所(混んでた)で聞いてみたところ、
日光の各方面への乗り放題のフリーパス(二日間有効)があるとのことで、
それを購入。
二千円でした。
バス代に二千円も掛かるとなると高いと感じるかもしれませんが、
駅前から中禅寺湖前までの片道が千円強なので、妥当だと思います。
それに、いちいち小銭を出す必要が無いのが有難いです。
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ただ、雨天の平日とはいえ、
一番の混雑期である紅葉シーズンに入っているので
バスに乗るのにも並びました。
*この日は、平日なのに臨時便のバスが出ていたので、助かりました。

この時期の日光は、本当に、
電車も混み混み、電車から降りてトイレに行っても混み混み、
詳細を聞こうとして観光案内所に行っても混み混み、
やっとフリーパスを買えたからバスに乗ろうとしても混み混み……と、
どこで何をするにも人の列(混雑)が付きまとうので、要注意です。
私が行ったこの日は、混んでいるといっても気楽に待てる程度でしたので
まだ大丈夫でしたが、
その数日前の土日(10/20〜21)は凄かったらしいです。
普段は片道五十分の道でも、二時間半以上も掛かったようで……。
他にも、たった三十分の道に二時間掛かるとかざらにあったようです
(しかもいろは坂は一方通行の山道なので、逃げ道も無い)。



当初の目的は日光東照宮でしたが、
道路が混まない内に山の上に行った方が良いとの判断を下し、
華厳の滝&中禅寺湖に向かうことにしました。

バスで第二いろは坂を登っていきます。
車中から見えた風景。
紅葉はまだ始まったばかりという感じ。
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いろは坂は、昔は普通の道路がそうであるように、
一本の道を半分に分けて、
片側が上り、片側が下りとしていたそうですが、
今は完全に上りと下りの道が分けられています。
この第二いろは坂が上り専用の道で、第一いろは坂が下り専用です。


その、上り専用の道の途中にある明智平。
イニDツアーでは何度もお世話になりましたww
(漫画やアニメでここが出てくる)
ここからはロープウェイが出ていて展望台へと行けるようなのですが
未だに一度も行ったことがないので
(もしかしたら記憶に無いだけで幼い頃に行っているかもしれません)
次は行ってみたいです。
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明智平を過ぎると、一気に標高が高くなります。




バスを「中禅寺温泉」で降り、まずは「華厳ノ滝」へ。
ここまで来ると、紅葉の色付きもいい感じになっていました!
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滝の近くは、昔は自殺の名所でした。
だからなのか、
身投げ注意というか「落ちたら死ぬよ!」的な看板もありました……。


華厳ノ滝!!
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バスのフリーパスを買った際に貰ったパンフレットによると
「華厳の滝」ではなく「華厳『ノ』滝」だそうで……。
初めて知りました。

華厳ノ滝は無料で見られますが、
有料のエレベーターに乗ると
更に下の位置で(もう少し間近に)滝を見ることができます。
エレベーターは二機あって、乗車時間は一分ですが、
乗るのに並びました。
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「観瀑台」って単語が凄いです。

この日は、近所の小学校の
社会科見学中?秋の遠足?っぽいお子様の集団も来ていました。
観光地なので、平日はどうしても
修学旅行生などと一緒になってしまいますね……。


間近で見る華厳ノ滝は、とにかく迫力が凄かったです。
馬鹿みたいに「すごいすごい」と連発していました。
というか、本当に凄過ぎて、圧倒されてしまって、
他に言葉を思い付くことができませんでした。
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雨天のどんよりとした重い感じが
逆に滝の威厳・凄みに繋がっているような気がしました。
この時は雨もそれほど降っていなかったので、
「雨の華厳ノ滝もいいなぁ」なんて自然に思えました。
神秘的で良かったです。

滝の傍の断崖絶壁(三´ω`)
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帰りのエレベーターは、ほとんど待たずに乗れました。
そして、滝を見る前にゆうささんが発見して
実はずっと気になっていた“究極のかれいぱん”を購入。
(私、カレーパンが好きなんです)
四百円でした。
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五分ほど待って、揚げたてを頂きました!
スティック状のカレーパンで、辛さは普通。
辛いのが好きな私にはちょっと物足りない感じでしたが
熱々ほくほくで美味しかったです。
ただ、本当に揚げたてだったので、紙の袋だけではとても持てず、
写真のように最初はハンドタオルを介して持ちました。

揚げ物ということもあり、これ一本でお腹がいっぱいになるので、
この後に食事をする予定がある人は、誰かと半分こしないと駄目かも……。
というか、
「華厳ノ滝を見る前に食べる→食べた後で滝を見る」という流れの方が
お腹的には良いと思います。

写真には撮りませんでしたが、すぐ隣のお店でお団子が売られていて、
ゆうささんはそれを食べていました。
こちらも美味しかったらしいです。



上記のカレーパンを食べながら、車道沿いにてくてくと十分弱歩いていくと、
中禅寺湖に出ました。
(この途中にはお土産屋さんが並んでいますので、
食べかけのカレーパンを鞄にしまって、そこも見ました)
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雨の中禅寺湖! どんより!
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遊覧船も出ているのですが、時間の余裕が無かったので今回はパス。
湖水の透明度は高かったです。
水の匂いはするのに潮臭くないのが新鮮で&懐かしくて、
春に行った琵琶湖を思い出しました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-13



それから、偶然見つけた日帰り温泉へ……
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……と思いきや、入浴は十二時半からだそうなので
(この時は十一時半でした)
ちょっと早いですがお昼ご飯を食べることにしました。

あれこれ悩んだんですけれども
名前に惹かれた「家康ラーメン」を二人で食べました!
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どこが「家康」かというと、
チャーシューで「三葉葵」の紋を作っているところらしいです。
麺が太めの醤油ラーメンでした。
味噌ラーメンで「忍者ラーメン」というのもありました。

味が濃くて美味しかったんですが、
いかんせん、カレーパンを食べ終えた直後だったお腹には
量がちょっと多かったです。
でもちゃんと全部食べましたヽ(o゚ω゚o)ノ



その後、散策を兼ねて再び華厳ノ滝へ。
雨の降る量や強さは先程とそう変わらなかったんですが
ここを離れてから三十分強しか経っていなのに、
よりガスっていて、なんだか雲の中にいるようでした。
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でも、これはこれで素敵な感じで……!
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十二時半を過ぎたのを確認してから、再び温泉へ。
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この時の気温は十三度!
でも、肌着+長袖Tシャツ+ツイードのスーツ+レギンスという格好で
丁度良かったです。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-10-26-2
雨天なので、数字で見るより体感の方が寒いのかな?と想像していましたが
そんなことは全くありませんでした。

ここの温泉が凄く良かったです……!!
源泉の温度を下げる為に加水はされているのですが
かけ流しで、細かな湯の花がいっぱい浮いているお風呂で
大変気持ち良かったです。
今回は予定が詰まっているので、あまり長く入れませんでしたが、
長っ風呂な私としては
次はこの温泉の為だけにここに来たいと思いました。

ちょっと歩いたとはいえ、ご飯を食べた直後だったからか
ゆうささんがのぼせてしまって大変そうでした。



それから、バスに乗って「第一いろは坂」を下り、
「西参道」のバス停で降りて、いよいよ東照宮へ。
日光では有名な金箔カステラ屋さんでお土産も買い、
参道に向かいました。

その参道。
とにかく幅が広い! これだけで圧巻です。
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東照宮!!
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とにかく一つ一つが物々しい感じ。
さすが家康さん。
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拝観券を買って中に入ったのですが……大人は1300円!!
強気のお値段です。
ここに来るまでそれを知らなかったのか
料金の高さに「ええ……?!」と尻込みしているお客さんもいました。
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1300円の聖域ww
他の神社仏閣では貰えるようなパンフレットなどもありません。



中に入ってから左手にまず見える「神厩舎」。
三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)の彫刻がある所です。
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ご存知のように、「見ざる・言わざる・聞かざる」以外にも猿はいて、
「三猿の物語」の一部分だけが有名になったという次第です。
http://www.nikko-jp.org/perfect/toshogu/sanzaru.html

厩舎になんで猿?と思ったら、
猿には馬の病気を治す力があるとかないとか……。



次は「陽明門」。
日光東照宮といえばこれ!と言えるほど象徴的な建物です。
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絢爛豪華という言葉が実にぴったりです。
この陽明門は、真南を向いて建っているそうです。
そして、一日中眺めていても飽きないことから
「日暮らし門」とも呼ばれているとのこと。

圧倒されて言葉が出ませんでした。
実は、先月中旬に行田・熊谷に行ってきまして、
この日光の東照宮にも通じるところがあるという
妻沼聖天山も見てきたのですが
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-10-03
やはり本家本元は全然違うよ!と思ってしまうほどでした。
なさけないですが、感心しすぎて口がぽかんと開きっぱなしでした。



陽明門の先にある唐門。現在、内部は修復中です。
とにかく彫刻が細かくて素晴らしいです。
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個人的には、彫刻という点では陽明門よりこちらの方が好きです。
それこそ一日中見ていても飽きないと思います。
一つ一つがいちいちかわいくて素敵。
白×金がいい。



東照宮にある数多くの彫刻の中でも、
三猿と並んで有名な「眠り猫」。
奥社に通じる参道入口の上部にいます。
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細い通路の上にあり、足場が揺れる
(人が歩くとギシギシ鳴る)ので、
カメラのフラッシュ無しで撮影するのは大変でした。



坂下門をくぐって、いよいよ奥社へ。
階段をひたすら上っていきます。
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ツアーの観光客さんはここまで来ない
(坂下門の手前の「眠り猫」を見て引き返す)らしくて、
人が少なく、とても静かで、良い感じでした。

物々しい雰囲気があって、ちょっと怖いとも感じられました。
大袈裟に言えば、異界への入口っぽいww
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奥社の拝殿。
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鋳抜門と宝塔。
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宝塔の中にあるのは、勿論、家康さんのご神柩。
建立以来、一度も開けられていないそうです。

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宝塔のすぐ傍にある「叶杉」。
文字通り、願い事を叶えて下さるとのこと。
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私はここでおみくじを引きましたー!
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身の丈に合ったことを願っていれば叶うみたい……??


その後、鳴竜(なきりゅう)の音も聞いて戻りました。



午後四時近くだったからか、ツアーのお客さんやお子様たちは皆無で、
境内も静かで落ち着いた雰囲気になっていました。
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事前の調べで知ってびっくりしたこと。
この東照宮の標高が、あの東京スカイツリーと同じだった点!!
そうしたら、現地にもこんなものがありましたw
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駅から東照宮に行く途中にある「神橋」。
今回はバスで通り過ぎただけになってしまいました……。
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帰りの電車の出発時刻まで少し余裕がありましたので、
ゆうささんと共に、駅前のお土産屋さんをぶらぶらしました。

私は“あげゆばまんじゅう”を食べました!
ゆばまんじゅうの天麩羅なんですが、
お店の人が最後にふりかけてくれるお塩が良い感じに効いていて
美味しかったです。
でも、結構ボリュームがあるのでご注意。
私は胸焼けしましたww
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下は、ゆうささんが買った「栃木に出張中」のくまもん。
人気キャラのご当地ものは多いです。


自分用に買ったお土産!
丸いのは乾燥ゆば、赤い箱のは香りのお守り、
右の黄色い箱は金箔カステラです。
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カステラも美味しかった!

そしてそして、青い本っぽいのはご朱印帳!
神社に行くことは多いものの、今まで頂いてこなかったのですが
せっかくなのでこの東照宮から集めることにしました。
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葵の御紋がまばゆいです……(ФωФ)



今回は特急を使いませんでしたので、
交通費+日帰り温泉入浴代+東照宮拝観代でも
6000円を切っていました。
お土産を結構買ってしまったので、
その代金や昼食代を含めると、一万円を軽く超えますが
(なにせご朱印帳だけで1800円)
旅行の内容が濃かったので、高いという印象は無く、大満足でした。

特に温泉は良かった……本当に良かった。

紅葉が終わる来月末(11月末)にはもう空くそうなので
落ち着いた頃に、温泉に入る為だけに行こうと思っています。



(追記)
2013年も、秋の日光を女子二人で旅行してきました。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2013-11-02
宜しければ合わせてご覧ください。



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2012-10-28 13:39  nice!(1) 
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