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感想@Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1「夢見る淑女/迷わぬ人々/ノケモノたちの競演/イートイン・泰山」*ネタバレあり [Fate/Zero]

Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1
・夢見る淑女
・迷わぬ人々
・ノケモノたちの競演
・イートイン・泰山
の感想です。

Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1

Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: HOBiRECORDS
  • メディア: CD

以下の記述にはネタバレがあります。

他のFate/ZeroアンソロジードラマCDの感想はこちら。
「アルトリア・ロマンス」
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-07-20
「間桐家の試練」
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-08-01


────

私は、同人版の(新書判の)頃からFate/Zeroを知っていたものの、
こうした雑誌の付録関係を全くチェックしてなかったので、
アニメ化で再び(というか、ちゃんと)ハマった身としては
このCD総集編化は大変有難かったです!

そして、私の最愛キャラはランサーなのですが、
このCDに収録されている作品には全く出ていないのが
とても淋しい……(`ωと)


それでは、各作品について簡単な感想を記していきます。
タイトルの次に挙げる内容の説明は
ウィキペディアから引用しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Fate/Zero


「夢見る淑女」
セイバー召喚後、日本へ立つ前のアインツベルン城での衛宮切嗣陣営を描く。

アイリスフィールとセイバーの会話が中心なのですが、
所々に挿入される切継の言葉(という名のツッコミ)が面白いです。
原作同様、切継がセイバーを完全に無視しているのが
さすがというか、残念というか……。
自分がセイバーだとして、彼にこんな調子でずっといられたなら
物凄くストレスがたまるなぁと思えてならず、
彼女に同情しそうになりました。

現代日本のファッションを積極的に学ぼうとするアイリが
とてもかわいらしいです。
着物とか、丈がとても短いとか、手の込んだフリルの服……とか、
衣服の具体的な説明はあっても、
それを聞けば一発で分かるような
ファッションのジャンルを表す言葉は一切出てこないので
キャラの説明を聞いて想像するにも限界があるのが、
ちょっとだけ残念でした。
最初の着物は、ジャケ絵からして十二単みたいな、
着物としても普通じゃないものなのかなと思いました。
それと、私はロリータ服がとても好きなので、
セイバーがそういう服を着るところも見たかったです。
でも今はともかくとして、Fate/Zeroの時代設定の頃ですと
ロリータ服はまだマイナーだったので、
それを見つけたアイリは凄いなと思いました。
(というか、凄いのはその資料を用意できた舞弥??)

また、彼女がかつて切継に着せようとしたらしい
華美なデザインのスーツが気になりますww
間違いなく私は好きだと思いますww



「迷わぬ人々」
聖杯戦争が始まる前の遠坂家を描く。

迷わぬ人々(信念が強い/良くも悪くも頑固者)が迷う話です。
遠坂家の三人+言峰綺礼が出てきます。

お話の最後、無事に再会できた遠坂親子がとても幸せそうで、
桜がいなくなった事なんか少しも気にしてないようで、
彼女がちょっと可哀相になりました。

凛が綺礼にねちねちといじられていたのもつかの間、
次第に彼女が彼を振り回していくのが面白かったです。
逆に、付き合わされている綺礼が哀れになってきますw
また、遠坂夫婦(時臣と葵)は最初からラブラブで……
いなくなった凛を探すという目的がありつつも、
結果的にはデートになっているので「ご馳走様」という感じです。
尤も、この後の本編の顛末を考えると悲しくなってきますが。

時臣が意外に小心者だったのも興味深かったです。
彼だけだったなら、それほどでもなかったんでしょうが、
愛する葵さんが一緒にいたから、
変なふうに過敏になっちゃったんだろうなと思いました。
魔術師であるにもかかわらず、
良き夫として妻を愛している時臣の気持ちが見えたようで、
彼をより好ましく思えました。



「ノケモノたちの競演」
ウェイバーとライダーが、当時女子高生の藤村大河と出会うエピソードを描く。

高級ワインの酒樽を盗んだ泥棒を追う大河と偶然会ってしまった
ウェイバーとライダーの話です。
原作と同様に、ウェイバーたんがライダーに振り回されまくりなのが
大変微笑ましく、面白いです。

日本語を話せないウェイバーたんの代わりに
ライダーが翻訳を担当するのも可笑しかった!
ライダーってばお茶目さんだわー!
もしあのままウェイバーたんと大河の付き合いが続いたなら、
恋人まで発展しないとしても、
ウェイバーたんはそれなりに彼女を好きになったかもしれないなーと
にやにやしましたww

大河がなにげに地球の危機を救っているのも愉快でした。
さすが藤ねぇ。

大河が将来の夢について語る場面で、ウェイバーたんが、
教師に向いているのではないかと助言するシーンが好きです。



「イートイン・泰山」
各キャラクターたちが冬木市の食事処に赴く様子を描く。

CDドラマということで、
聴いている者には“その状況が見えない”点を生かした作品です。
Fate/Zeroという作品において、
良くも悪くも運命の相手(笑)である切継と綺礼がニアミス?!
……かと思いきや、実は違ったという。
二人それぞれが
並の人間には食べる事すら無理そうな超激辛の麻婆豆腐を
とても美味しそうに食べているのが面白かったです。

個人的には、舞弥が甘党で、
ホテルのケーキバイキングに通っているという設定があるのが
少し前からとても気になっていたので、
その元となった作品をようやく聴けて嬉しかったです。
お気に入りの店を見つけられたのに、
切継から爆破する準備を命じられているのが、なんとも可哀相ww
でも、気持ちをすぐに切り替えて、
まだ×時間ある……お腹にも余裕がある……として
前向きにケーキバイキングを楽しもうとしている姿がたくましく、
非常にかわいらしかったです。
また、切嗣がそういう彼女を一度は想像しつつも、
全力で否定していたのもおかしかったです。



ドラマCDということで、
どれも説明調の台詞がやたら多いのが気になりましたが、
(でも仕方ないですよね……)
充分に楽しめました!

好きキャラが出ているなら勿論ですが、
そうでない人にもお勧めです。


SOUND DRAMA Fate/zero vol.1SOUND DRAMA Fate/zero vol.2SOUND DRAMA Fate/zero vol.3SOUND DRAMA Fate/zero vol.4Fate/Zero material (書籍)Fate/Zero アニメビジュアルガイド IFate/Zero (1) (角川コミックス・エース 345-1)




2012-08-05 18:19  nice!(0) 
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