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感想@Fate/Zero アンソロジードラマCD「アルトリア・ロマンス」*ネタバレあり [Fate/Zero]

月刊「コンプティーク」2012年7月号付録の
Fate/Zero アンソロジードラマCD
「アルトリア・ロマンス」の感想です。

コンプティーク 2012年 07月号 [雑誌]

コンプティーク 2012年 07月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
  • 発売日: 2012/06/08
  • メディア: 雑誌

以下の記述にはネタバレがあります。

私の好きなキャラは、ランサー(ディルムッド)です!


────

まず最初に。
今さらFate/Zeroにハマってしまいました orz

ずっと前にコミケなどで発売された
新書判の小説の第一巻のみを持っていましたので、
一応、キャラクターと簡単な設定ぐらいは分かっていたのですが
(stay nightはアニメと劇場版を見ました)
Fate/Zeroのアニメは、第一期ではほとんど見ておらず、
第二期も初回から録画したものの、全く見ていなかったんです。

しかし、最終回の前に第二期を最初から見た
→初めてリアルタイムで最終回を見た
→面白かったので、アニメも第一期から見直してみよう!
→DVDをレンタルで借りてくる
→一周目:あぁ……面白かった!
→二周目:ランサーかっこいいわぁ(中の人の声の影響大)
……という次第です。

ランサーを好きになった理由は、
戦闘シーンがかっこよくて素敵!だと思ったからなんですが、
元々、緑川さんのお声が好きだっていうのもあるんです。
アニメでイケメン度が増し増しになっていた彼に
すっかり参ってしまいました。
また、私は「不幸萌え」するところがあるので、
前世でも現世でも不憫だったのもひっくるめて好きです。

ちょっと前までは、ランサー単萌えだったのに、
最近は、ケイネス先生とソラウたんも含めて好きです。
いつまでたっても報われない三すくみ萌えです。
水銀たんも愛おしい。
今のところは、珍しくカプ萌え(腐含む)はしてないです。



なので、夏コミ用の原稿中で忙しいこともあり、
数日前までこんなドラマCDが出てることすら知らなかったんですが、
ついネットしてしまった時に見つけた途端、
「これは入手せねば!」と思い立ちました。
コンプティークのこの号、公式のバックナンバー通販では
とっくに売り切れだったんですね……。
なので、負けるようで悔しかったのですが、
ちょびっとプレミア価格が付いていたアマゾンで買いました orz
fate.jpg

Fate/Zeroでも、小説のサウンドドラマ化とは別に
こうしたおまけのドラマCDが出ているようですが、
この作品が、私のFate/Zeroにおける初めての音声ドラマになりました!

雑誌は定価でも940円と高額でした。
でもドラマCDの長さが20分強だったので、満足しています。
しかも、最愛のランサーが出ているのは勿論ですが、
セイバー、ギル様、ライダーと、
好きなサーヴァントばかりが出ていたのも嬉しかったです。



お話のあらすじはこちら。
創世の神によって導かれた第四次聖杯戦争のサーバントたちが、
セイバーの心(ときめき)を奪い合う……という学園パロディもの。
但し、それをきちんと把握できているのはセイバー+αだけで、
ランサー、ギル様、ライダーは
セイバーそっちのけで勝手に競おうとしてしまい、
それに怒った彼女がエクスカリバーを放つという顛末です。
(お話の真のオチは別にあります/ここでは書きません)

四人のサーヴァントが学園の生徒になっただけでなく、
男三人には、それぞれ
原作(小説/アニメ)の設定が変な方向で生かされていて
面白かったです。
お話のあちこちで、くすっと笑ってしまいました(後述します)。

ただ、苛つく&本気で怒るセイバーも可愛かったのですが、
せっかく、皆がセイバーを奪い合おうとするという
とても良い設定を作ったのだから、
そのまま「ときメモ」のパロディで押し通しても
良かったんじゃないかとも思いました。
ギル様とライダーは、ちゃんとセイバーを欲してましたが、
ランサーはそんな気は全然無さそうでしたよねww
(セイバーの予行練習というか妄想では、
二人でライバルとして頑張っていこう的な台詞はありましたが)



個人的に好きだった部分を挙げていきます。
1:セイバーが「藤崎詩織スキル」をなにげに所持していたこと
2:ランサーが主(部長)と作っている巨大迷路に柴犬が数十匹いること
3:ランサーが主の恋人のマネージャーと一緒に下校したらしい
4:これ(↑)を見たらしいギル様がランサーを問いただしていたこと
5:ギル様の愉悦同好会
6:最後のオチ

1は、もう有名ですよね。
ゲーム「ときめきメモリアル」のメインヒロイン・藤崎詩織が、
主人公への好感度が低い時に放ってくる名台詞があります。
放課後、主人公が「一緒に帰ろう」と言って誘うと、
「一緒に帰って友達に噂とかされると恥ずかしいし」と
彼女に言われ、一蹴されるんです。
セイバーが言うとしたら、多分、容赦ない口調だと思うので
言われた側は、常人ではまず立ち直れない気がします。
「誘ってごめんなさい、生きててごめんなさい」的に
猛烈に詫びたくなること間違いなし!

2は、Fate/Zeroにおけるケイネス先生の魔術工房の説明がネタ元でした。
卒業制作だという巨大迷路を作成中だそうですが、
番犬代わりに柴犬を数十匹を置いておくとは、なんというかわいい地獄!

3と4:この時のギル様が、凄く嬉しそうにランサーを虐めていて、
そのランサーには、仕方なくそうしたという事情があったらしく、
本気で困ってるようなのがおかしかったです。

5:「愉悦同好会」ってwwと思った以上に、
ここでも言峰綺礼と仲良くしているらしいと分かったのが良かったです。

6:まだオチがあるとは思ってませんでした。


私は、上記の通りにランサー一押し!なので、
最初の注意アナウンスから、緑川さんのお声を堪能できて幸せでした。
今回は、各キャラ一回はチャラい感じで台詞を言うというのが
テーマだったんでしょうか。
セイバーは上記の藤崎詩織の台詞だったんですが、
ランサーにもライダーにもそういう口調で読む台詞があって、
そういう珍しいものを聞けて嬉しかったです。

それと、この作品に限ったことではないですが、
関さん(ギル様の中の人)が物凄く頑張っています。
やっぱり凄いです、関さん。



もう既に完売している雑誌の付録ということで、
今後の入手手段は限られていると思うのですが、
今回登場したサーヴァントがお好きな方にはお勧めします!
他のドラマCDを聴くのも楽しみです。


アンソロジードラマCD「間桐家の試練」の感想。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-08-01
Fate/Zero アンソロジードラマCD Vol.1
「夢見る淑女/迷わぬ人々/ノケモノたちの競演/イートイン・泰山」の感想。
http://himezakura.blog.so-net.ne.jp/2012-08-05

宜しければ合わせてどうぞ。



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2012-07-20 03:29  nice!(0) 
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