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感想@ドラマ「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜」第1話:僕は自分をやり直す為に医者になった*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜」の感想です。
今回は初回の第1話
「僕は自分をやり直す為に医者になった」について書きます。

研修医純情物語—先生と呼ばないで

研修医純情物語—先生と呼ばないで

  • 作者: 川渕 圭一
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2002/06/01
  • メディア: 単行本


私は原作の小説を読んでいません。
以下の記述にはネタバレがあります。


────

草なぎ剛さんの主演であるという上に、
「37歳で医者になる」という設定への興味から
放送を楽しみにしていました。

恋人が事故に遭ってしまったのを機に、
勤めていた食品会社を辞め、
医者になることを目指したらしい紺野祐太は、
草なぎ君がいかにも演じそうな役でしたので、
目新しさは無かったですが、
逆に、安定感はたっぷりとあったと思います。

過去の反省や恋人からの励ましを生かして、
今は自分が納得できるまで頑張ろうという紺野の姿勢も
良かったです。
医局内に漂う権力の匂いや、
面倒臭いことはしない、極端な決めつけをする……という問題も、
主人公がそれらに抗おうとすることで、
彼の真摯さがよく表れていました。



ただ、紺野が秘かに行なったテストについては
私は賛成できませんでした。
そうする必要な無い、患者は口から食べられないと決めつけた
新見悟(斎藤工)の意見には、私も反対でしたが、
だからといって、
無理を押し通した結果で周りを納得させた紺野のやり方は、
私には共感できません。
いくら患者側の同意があったとしても、怖さを感じました。
制作側は、同僚の研修医である沢村瑞希 (水川あさみさん)に
「それは患者の体で賭けをしているようなもの」と言わせることで、
これは決して正しいことではないと示していましたが、
彼らが医者だからこそ、
正攻法じゃないことは滅多にしてほしくないなと思いました。
こういうやり方は、今回だけにしてもらいたいです。

それ以外は面白く見られたので、
次週の放送も楽しみにしています。





2012-04-12 23:31  nice!(0) 
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