さくらもちモチ

プレイ日記＆感想「逆転検事2」第1話：逆転の標的（後編）*ネタバレあり　[逆転検事2：プレイ日記＆感想] [編集]

ゲーム“逆転検事2”のプレイ日記と感想です。
今回は第1話「逆転の標的（後編）」についてです。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、GBA時代からの逆転シリーズのファンです。


前回の感想はこちら。
【第1話：逆転の標的（前編）】

各章のプレイ日記＆感想記事のURLは
こちらの一覧ページでまとめています。
【プレイ日記＆感想記事 一覧：逆転検事2】

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解決編である後編の感想＆プレイ日記です。
詰むところも特になく、さくさく進められました。

まず、王大統領ww
あのお腹のたるみには、笑わずにはいられませんでした。
彼が両手で頬を持ち上げて、
必死にお肉を上げているのもおかしい。
いいなぁ。
内藤の拳銃くるくるプレイのモーションが長くて、
それが流れる度に、
この半分の短さでいいのに……と思った反面、
こちらはもっと見たかったです。
最後、大統領が専用機から出てきた後は、
御剣に指摘されていた通り、
威厳が戻って（お肉も戻って）いたのが更に良かったです。

内藤は、「異議ありぃぃ」の巻き舌がおかしかったですww
声はどなたなんでしょう。
またカプコンさんのスタッフさんかな？？


さて、事件は解決しましたが、
ちょっと「あれ？」と思った点が二つありました。

まず、事件の鍵となった銃声。
一発目は完全なフェイクですよね。
偽の暗殺事件を起こす為、内藤がバルーンめがけて打った
→その際に、風で翻っていた国旗まで撃ってしまった。

で、二発目は、大統領が本当に撃たれた
（それを庇った被害者が撃たれてしまった）かと思いきや、
実はそれもフェイクで、
機内で撃たれた三発目の銃弾で、被害者が亡くなった
（内藤が被害者を撃ち、
この銃弾が証拠品としてモニターから発見された）
……というのが真相なんですよね。
で、この二発目はいつ内藤が撃ったんだろうかと
ツッコミを入れずにはいられませんでした。
ああいう状況なら、
いくら防弾用のスーツケースで手元を隠しているとはいえ、
誰かに気付かれるものだろうとww
王大統領にしても、銃声に対して過剰にビビったせいで
よく覚えてないというのが
言い訳として立つかもしれませんが、
ちょっと無理があるなぁと思いました。


二点目は、
捜査の最初の手がかりとなった赤いフードの人間です。
これ、あの場に“たまたま”来ていた美雲ちゃんが、
“たまたま”あの場/あの瞬間で写真を撮っていて、
知り合いの御剣検事が“たまたま”捜査を担当していたから
何か役立つかも……として、写真を提出していましたが、
赤いフードの人間がレーザーポインタを使用していたのを
写真を通して、御剣が偶然発見しなければ、
その後の捜査が全く進まなかったのを思うと、
ちょっと偶然性が高いのが気になりました。
しかも、テレビ局の映像が
“たまたま”駄目になっていた展開でしたし。

速水ミキコを協力者として雇った真犯人としては
彼女の存在は別に明るみにならなくても構わないので、
赤いフードの人間＆ポインタの件が見過ごされて
犯人不明のままなら、そのままスルーする＆
もしその存在を警察＆検察に知られたら、
彼女に全ての罪をなすりつける
──という算段だったかもしれないとなると、
ミキコにわざわざ目立ってもらう必要はないのでしょうが
（あくまで彼女は、
捜査が進んだ時に代わりに真犯人になってもらう保険的な存在？）
もし誰もミキコの行動を見てなくて、
写真や映像といった記録にも残っていなかったら、
御剣も犯人も困った事になっていたのでは？と
つい思ってしまいました
（ただ、御剣の捜査が進まなければ
犯人はピンチにならないので、
彼が困る事はないかもしれません）。

美雲ちゃんの登場を印象づけるために、
わざわざ彼女に証拠品を持ってこさせた展開に
なったのかもしれませんが、
ここは普通に、テレビ局の映像をそのまま流した方が
お話的には自然だったかもしれないなと思いました。
（御剣が全ての映像を見られるようだと不都合が出るなら、
部分的に静止画で出すのは可能だったとして、
あの三枚の写真をテレビ局から提出させるとか）


被害者殺害の動機にしても、
ちょっと甘いかなと思いました。
犯人にしてみれば、
依頼された通りに偽暗殺事件も決行できますし、
憎いライバルも殺せて一石二鳥だったかもしれませんが、
彼らは、仕事の打ち合わせなどで
しょっちゅう顔を合わせている仲間なんですから、
もっと容易い場所で殺す方が自然だと思います。
マスコミを始め、あんなに多数の人の目の前で殺人を起こすなら、
相応の深い動機を持たせてほしかったです
（ああいう式典の場で彼を殺す事に意味があるとか）。


……と、なんだかケチをつけてしまいましたが
それ以外は、遊んでいて面白かったです。
上記にしても、ちょっと引っ掛っただけで、
別に「つまらない」とか「駄目だ」と思ったわけではありません
（念のため）。

あと、逆裁シリーズのファンとしては、
矢張が相変わらず元気そうで何よりでした。
ひょうたん湖＋とのさまんまんじゅう屋台
＋とのさまんバルーンとくれば、
もう彼しかいませんものね。
嬉しかったです。

それにしても
虎狼死家の存在がイミシンな感じで良いですね！
逆転シリーズのゲームは
実は全ての章が一つのお話に繋がっていた！というのが定番ですが
今回もそうなんでしょうか。
逆裁4など、それで逆に失敗していた部分もあるので
私は、このワンパターンさを素直に喜べないのですが、
とりあえず今は期待だけを抱いて、次に進みます。




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続きの感想＆プレイ日記も書きました。
【第2話：獄中の逆転（前編）】

宜しければ合わせてご覧ください。