感想:ドラマ「相棒 Season9」第14話:右京のスーツ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
テレビドラマ「相棒 Season9」の感想です。
今回は第14話「右京のスーツ」です。
下記にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第13話:通報者】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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まずはあらすじです。テレビ朝日の公式サイトより転載します。
行支店長の樋村が何者かに殺害された。樋村の自宅を調べた右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、殺害されたときに着ていたスーツだけがクラシカルなスタイルであることに着目。そのスーツを仕立てた「古谷洋服店」を訪ねる。樋村を担当したテーラーの真紀(青山倫子)によると、樋村は殺害される直前、店に来ていたというが、真紀も三代目の店主・古谷(小松政夫)もアリバイを主張。右京は真紀にスーツを仕立ててもらうことにするが…。
樋村が真紀に融資を検討していたことがわかった。資料によると、真紀は独立を考えていたようだが、最終的に融資は中止に。2人の間に何があったのか?
やがてデベロッパーの安藤(森次晃嗣)が300億円の融資を樋村の銀行に決めたことが判明。その安藤のスーツを見た右京は…。
こちら“相棒”は常に安定した人気を誇っていて、
前回の「通報者」は
シリーズ史上で最高の視聴率を叩き出したほどですが、
今回のお話を見ると
回ごとの出来不出来の波はあっても、
基本的に良い脚本+良い役者だからだなぁと思いました。
今回も大変面白かったです。
相棒の通常放送の場合、
狭い人間関係の中での事件が主となりますので、
どうしても容疑者は限られてきます。
視聴者は、進んでいく捜査を放送で見つつ、
容疑者を更に絞りこんだところで、
右京さんが披露する名推理を堪能する
──そこには意外な真相が!!という流れも、
相棒の基本であり、魅力ですが、
今回もそれにピタリとハマっていて
とても良かったです。
また、相棒の魅力の一つに、
犯人がやりきれない思いで事件を起こすという展開があります。
今回も、一人の悪人のせいで
複数の人間が嫌な思いをし、
事件が解決しても今さら昔には戻れないという
決して“めでたしめでたし”で終わらないところが
面白かったです。
あの女性テーラーが、
自分だけの店を出して独立したいという欲には
頑として負けなかった一方で、
オーナーの弱味を守る為に仕方なくそうしたというのも
とても良かったと思います。
ところで、このお話、
とある男性が女性用の下着(ブラジャー)をつけていた事が
鍵でしたが、
私は数年前、夕方のテレビのワイドショーの特集で、
ブラジャーをつけたがる男性の映像を見た事があるので、
なんだか懐かしくなりました。
その特集でのインタビューによると、確か、その人たちは、
ブラジャーをつける事で精神的に落ち着くそうです。
(締め付けられるから??)
私なんか、ブラジャーが嫌いなので
しなくて済むならしたくないのにwwと思った記憶があります。
あの男性も、激務からくるストレスを
あのブラジャーで少し和らげていたのかもしれません。
それにしても、
最初にテーラードのスーツを見た時の
右京さんの浮かれようが面白かったです。
本当にああいうのが好きなんですね、右京さん。
でも、吊るしの安売りで満足できていた角田課長もかわいいww
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2011-02-03 14:23
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