感想:ドラマ「相棒 Season9」第13話:通報者*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
テレビドラマ「相棒 Season9」の感想です。
今回は第13話「通報者」です。
下記にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第12話:招かざる客】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品】
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まずはあらすじです。テレビ朝日の公式サイトより転載します。
生け花教師・俊子が絞殺された。右京(水谷豊)と尊(及川光博)は、身分を明らかにしなかった通報者が中学生の祐太(溝口琢矢)であることを突き止める。病気の母親と幼い妹の3人で生活保護を受けながら暮らしている祐太は、面倒なことに巻き込まれたくなかったという。が、右京らはそんな祐太に疑問を抱く。
祐太が俊子と知り合いであることがわかった。本人は俊子を知らないと言っていたが…。尊が問いただすと、祐太は万引きを目撃され俊子に脅されていたという。しかし、その万引きもウソ。なぜ祐太はウソをつくのか?
一方、右京は祐太が通う中学校で盗撮事件があった事実をつかむ。事件発生当時、俊子は華道部の指導で学校に出入りしていた。盗撮事件に祐太が関わっていたのではないか?俊子殺害事件、盗撮事件と祐太をつなぐものとは?そして、殺人事件の犯人は?
今回は、「生活保護」との単語を
役者さんに言わせ過ぎだと思いました。
一体、作中で何回出てきたんだか……。
このお話は、殺人事件の通報者である少年が、
何故、通報の際に名乗れなかったかというのが
問題の焦点でした。
少年は生活保護を受けている
→作中で、彼らが生活保護を受けている事がやたらと強調されている
→生活保護費受給者が最も恐れる事は何か?
→(推測1)生活保護を打ち切られる事?
→(推測2)少年は生活保護を受けられなくなるネタで強請られている?
→(推測1の確認)
少年には、これといって生活保護を打ち切られる要素は見られない
(生活振りはごく質素/他に収入を得ている様子もない/
事件関係で怪しいところがある以外は真面目)
→ならば、それ以外の事で後ろめたい事があるのでは?
……と、順番に考えていった結果と、
少年が「病人(母親)がいるので」と
他人が家に入るのを極端に拒んでいたエピソードを
つなぎ合わせれば、
「これって、実は母親がいないじゃない?」という結論に至るのは
とても簡単でした。
殺人事件そのものでなく、
それに関係して浮かび上がってきた別の事件の方が
メインとして取り扱われていたのは、
“相棒”ならではだなぁと思います。
謎解きとしては簡単でしたが、面白かったです。
また、神戸さんが彼らを大事に見守っているのが分かったのも
大変良かったです。
個人的に、神戸さんがあの少年に肩入れをしながらも、
決して過剰に同情しない(甘やかさない)のは、
実は彼も施設出身か、親しい友人がそうなのではないかと、
つい邪推してしまいました。
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続きの感想も書きました。
【第14話:右京のスーツ】
宜しければ合わせてどうぞ。
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2011-01-28 11:21
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