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感想@ドラマ「最上の命医」第1話:子供を救う命のメス 奇跡の小児外科医!*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「最上の命医」の感想です。
今回は初回の第1話「子供を救う命のメス 奇跡の小児外科医!」です。

最上の命医 1 (少年サンデーコミックス)

最上の命医 1 (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 橋口 たかし
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: コミック

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめていきます。
テレビドラマ感想一覧:2011年1月 放送開始作品

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私は、この放送枠の前作「モリのアサガオ」も見ていました。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品
死刑囚に小児科医……とくるとなると
こちらは社会派ドラマを流す枠なのでしょうか。
問題提起ともなりそうな内容ですが
それでも安心して見られる(テレビ局も放送できる)のは、
原作ものという強味があるからかもしれません。


病院経営を第一とする病院幹部と
患者の病を治す事をモットーとする現場の医者の対立は、
医療ものの作品としては手垢のついた内容でしたので、
失礼ながら、新鮮味は無かったのですが、
最後まで面白く見られました。
ぶっちゃけ、西條命を
“医龍”のチームドラゴンに入れたくなりましたが(笑)
それは置いておくとして。


西條命を見ていると心地よいなぁと思えていて、
それは何故だろうと、視聴中にずっと考えていたのですが、
その理由は、斎藤工さんの柔らかい演技と、
終始、丁寧語を使用していたキャラ設定にあるなと思いました。
手術中にも語気を荒げず、
ずっと丁寧語で穏やかに喋られるだけで
こんなにも気持ち良く医療ドラマが見られるものかと
思いました。
勿論、怒号が飛び交うような緊迫した手術シーンでも良いのですが、
あの穏やかな語り口で喋られたら
「西條命に任せておけば大丈夫」的な安心感を得られるので
とても好きです。

それとは対照的に、
最後の瀬名マリアの浮かれっぷりが怖いです。
西條命は、何があっても彼自身で責任を取る事ができますし、
彼の考えは決して揺らがないでしょうが、
研修医の彼女は
小児外科を専門としたいとの意欲はあるものの、
西條命とくらべると、その決意はまだまだ甘そうなので、
その辺があとで問題になりそうだなと思えました。


ところで、作中で西條命は
「アメリカにいれば大金持ち」と事ある度に言われていましたが
そうしなかったのは
神道護の影響が大きいんだろうなと思いました。
あの二人の会話を見聞きしているだけで和みます。
神道護の、妊婦に対する電話での丁寧な対応を
ずっと見ているからこそ
患者さんを大事にしよう、
病気を治す手伝いを日本でしようとの気持ちが
西條命の心に根強くある気がします。


それと、西條命と同じ賞を最初に獲た
日本の麻酔医師って、副院長こと桐生奠の事じゃないの?と
邪推しました。

次週も楽しみです!


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2011-01-11 23:39  nice!(0) 
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