さくらもちモチ

感想@ドラマ「LADY〜最後の犯罪プロファイル〜」第1話：日本初！犯罪分析のドリームチーム誕生！*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「LADY〜最後の犯罪プロファイル〜」の感想です。
今回は初回の第1話
「日本初! 犯罪分析のドリームチーム誕生!
天才プロファイラーVS紙喰う殺人鬼! 哀しき少年神隠しの深き闇」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧：2011年1月 放送開始作品】

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初回なのもあって、丁寧に作られていたと思います。
主要（レギュラー）キャストも私好みで、
特に香月翔子（北川景子さん）と結城晶（木村多江さん）の
遠慮のない会話は
見ていて面白かったです。
ゲストのキャスティングもハマっていたと思います。
DAIGOさん、あまり喋らない役に助けられたのもあって
凄く良かったです。


……でも、そうした制作側の努力が空回りしていた気がしました。
今回は、2時間強の初回スペシャルで、
それなりに事件が起きて
捜査が進展したりミスもあったりして、
お話にメリハリをつけようとした努力は認められるのですが、
どうにも、だらだらしている印象が最後まで拭えませんでした。
ぶっちゃけ、
主軸の話（事件/捜査の進展具合）が面白くないので
見ていて退屈しちゃうんです。

なので、今回、関東では
裏番組として、日本テレビで
ジブリ映画“千と千尋の神隠し”が放送されていたのですが
CMになる度に、そっちにチャンネルを替えた後、
うっかりそのまま映画を見続ける……という事が
何度もありました。
今回、その“千と千尋〜”もやたらとCMが多かったので、
それに救われた点がありましたww
（CMになる度に
「あ、チャンネルをTBSに戻さなきゃ」と思い出した）


初回だから……という事で
今回はスタッフさんも気張ったのでしょうが、
余計だと思える冗長なシーンもなくはなかったので、
お話をもう少し整理して、重要な部分だけを濃縮して、
70〜80分程度のスペシャル版にすれば
もっとテンポよく見られるドラマになったのでは？と思えました。
初回だからこそ、
設定など、視聴者に説明する事はたくさんありますし、
登場人物を掘り下げる為に
彼らの魅力に繋がるような些末なエピソードも
多々盛り込む必要性があるのは
私にも分かりますが
それらが逆にドラマをつまらなくした原因でもあると思います。
2時間を超える放送時間ですと、
どうしたって視聴者の集中力は途中で落ちちゃいますので、
それをいかに持続させるか
（興味を持たせたまま、引っぱれるか）に
掛かっていると思うのですが、
この内容では難しかったと思います。
最後の「もう止めようよ！」シーンも、映画ならありですが
家で見るドラマとしては長いと思います。


そして、このドラマには
主人公・香月翔子のイタコ状態など、
狂気を表わすような演出が度々見られましたが、
それがギャグに思えてしまいそうなのが、ちょっと怖いですww
ネタとして見るなら良いですが、
これはあくまでシリアスなドラマですしね……。
あと、CMの入るタイミングが悪かったのが何度かあったので、
それは絶対に直してほしいです。







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続きの感想も書きました。
【第2話：赤い死者を吊るす殺人者…】

宜しければ合わせてご覧下さい。