感想@アニメ「海月姫」第11話(最終回):ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームス*ネタバレあり [アニメ感想]
フジテレビ・ノイタミナ枠のアニメ
「海月姫(くらげひめ)」の感想です。
今回は第11話「ジェリーフィッシュ・オブ・ドリームス」です。
最終回です!
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- メディア: Blu-ray
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません
前回の感想はこちら。
【第10話:愛とぬるま湯の日々】
各回の感想記事のURLは、他の作品と合わせて
こちらのページでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:2010年10月 開始作品】
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ヲタ女の悩める日々を描いたこの“海月姫”も、今回で最終回。
OPの映像もそうですが、
毎回のサブタイトルが往年の名画のパロディになっていて
「今回は何だろう」と楽しみだったので、
もう新しいのを見られないかと思うと淋しいです。
結局、アパートの取り壊しは業者の間違いだったし、
千絵子さんのお母さん(瓜二つでびっくりww)の電話は
「アパートは売らない」という吉報だったし、
地上げ屋の急先鋒だった稲荷翔子は
修兄さんへの恋に本気になってしまって
仕事どころじゃなくなっているし、
そんな修兄さんも、
稲荷翔子と空港でばったり会った際に顔を赤らめていたあたり、
まんざらでもなさそうだったし、
総理は支持率五%なのに相変わらずだったし、
月海は鯉淵蔵之介の協力でデザイナーデビューしちゃったし……と、
多少、ご都合主義に思える点はあったものの、
とりあえず危機は去ったので、大団円だったと思います。
何より、アパートを今すぐに買い戻す必要が無くなったので、
月海のデザイナーとしての仕事や
クラゲドレスの制作に焦らずに済んだのが大きいと思います。
凄く素敵なデザインの服を作れると分かったのだから、
ここから先はじっくりとやってほしいなぁ。
工場に発注して大量生産するようなブランドでなく、
一点もののオートクチュールのみを発売する
こじんまりとした個人制作ブランドでほそぼそと頑張っていくのが
月海の身の丈に合っていると思いますので。
(それこそ、ファッション業界ものとしては、
大手の会社と組んで工場に発注して大量生産しようとした途端、
レースといった付属品やデザインの点で妥協させられ、
当初作りたかった服とは全然違うようになってしまう
→最初は我慢するけれど納得がいかず、結局止めるというのが
王道展開ですので)
また、ビミョーに恋愛も漂っているけれど、
月海と蔵之介が一心同体というか運命共同体になっていて
人生を賭けた“仲間”になっているのが面白かったです。
月海は、まだ修兄さんショックから完全に立ち直っていないですし、
修兄さん自身もアフター月海に未練もあるでしょう。
それに、月海に対する蔵之介の気持ちもまだ恋愛未満なので、
より面白くなるのはこれから……なのでしょうが、
いかんせんアニメがここで終わってしまうのだから仕方ないですね。
見ていて楽しかったので、機会があったら
単行本で続きを見てみます!
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2011-01-05 20:53
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