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感想@ドラマ「黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-」第9話(最終回):国家予算乗っ取り最終敵総理と決戦!*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-」の感想です。
今回は第9話(最終回)「国家予算乗っ取り最終敵総理と決戦!」です。

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  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第8話:裏切りの最終決戦へ

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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まずはあらすじです。フジテレビの公式サイトより転載します。
樫永総理(伊武雅刀)の疑惑に肉薄した芯子(篠原涼子)、角松(大泉洋)、金田(桐谷健太)は謹慎を言い渡される。「ホントにこれでいいの?」とイラつく芯子だが、いまはカイケンを去るしかなかった。樫永総理から責任を取るよう言われた優(岡田将生)は、遺書をしたため街をさまよう。そして、樫永総理の元に久留米検査官(宇津井健)が現れ——。優は、芯子は権力に負け、正義をあきらめてしまうのか?そして、この国の行方は—?


最終回でした。
ラスボスが現総理(樫永総理)でなく、
裏から国を牛耳ろうとした久留米検査官でしたので
今回はこのようなサブタイトルになったんだろうなと思います。
それは別に構わないのですが
最終回なのに盛り上がりに欠けたお話に思えました。

まず、ラスボスが久留米検査官だった事に
驚けなかった点。
主人公の芯子をスカウトしてきた久留米検査官が
当の彼女に足をすくわれるという設定はおかしかったのですが、
肝心の、彼がラスボスだと判明するシーンで
全く驚けなかったので、
その後の流れもなぁなぁで終わってしまったと思います。
もっと、「ええええ」と視聴者が驚ける展開で
久留米検査官がラスボスだと明かしてほしかったです。

そして、上記にも関係するのですが、
久留米検査官が黒幕として芯子の前に現われたシーン。
ここは百億はありそうな札束の山がババンと出ましたので
まさに見せ場だったと思いますが、
お金が剥き出しで積まれているのが、
いかにも嘘っぽくて
(わざとそういう見せ方にしたのでしょうが)
大金を見せられたとは思えず、
興奮できませんでした。

また、前回のお話の鍵だった工藤の離反問題も
あっさりと片付いてしまい、元の鞘に戻っていたので、
前回の話は一体なんだったんだ……と思えてしまいました。
自殺を図ろうとしたところを芯子に止められたのは良かったですが、
終わってから振り返ってみると、あまり印象に残ってません。

ただ、最後のエピローグは良かったと思います。
明珍さんも無事に帰ってきて何よりでした。
芯子のお母さんが彼のホクロを押した途端に
後光が差す展開も好きです。


全体的に見ると
元詐欺師の芯子の経歴がほとんど生かされておらず、
この最終回で鍵開けが申し訳ない程度に出てきただけでした。
芯子の勘の良さを強調するだけなら
別に他の職業でも良かったのでは?と思えました。
また、課内の描写は良い部分が多かったものの、
肝心の事件の解決法が単純だったり、
「え?こんな事で解決しちゃうの?」と
制作側に都合が良過ぎたりしたのが目につきました。
それなりに面白かったものの、
不満もありましたので、
プラマイゼロかなぁと思いました。


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2010-12-16 12:14  nice!(0) 
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