さくらもちモチ

感想@韓国ドラマ「華麗なる遺産*再放送」第27話（最終回）：サランヘヨ…2人の恋の結末はいかに*ネタバレあり　[ドラマ「華麗なる遺産」感想] [編集]

フジテレビ韓流αでの再放送中の韓国ドラマ
「華麗なる遺産」の感想です。
今回は第27話「サランヘヨ…2人の恋の結末はいかに」です。
いよいよ最終回！！

私は以前の放送でこちらのドラマを最後まで視聴済みで
感想も書いていました。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ（１）】
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第26話：２人初めてのデート＆遂に父と弟に再会！？】

今回の再放送分の各話の感想記事のURLは
こちらでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ（２）】

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まずはあらすじです。フジテレビの公式サイトより転載します。

　追いつめられたソンヒは、スンミを一人ニューヨークへ行かせようとする。そこへウンソンたちが現れる。ソンヒに手を上げるピョンジュン。ウヌはその手を押さえ、ソンヒを「お母さん」と呼ぶ。スンミはウンソンに責められ、継父ピョンジュンとウンソンに対する複雑な思い、そしてファンへの想いを漏らす。そんな２人のやり取りを見つめるファン。
　翌朝、ピョンジュンはジュンセとパク弁護士に付き添われ、警察に出頭。保険金を返すことを条件に刑事告訴を免れる。ソンヒも同じ処分に。代理店を解約したソンヒ。家も返そうと言うスンミに、ソンヒは力無く「好きになさい」と答える。明け方、ソンヒは屋上に上がり、手すりに手を掛ける。屋上から飛び降りようとするソンヒを必死に止めるスンミ。
　翌朝、ソンヒは保険金を全額返還し、ピョンジュンにその領収証を渡す。すべてを差し出したソンヒは、生きることでスンミに償うと言い残して去る。スンミは買ってやれなかったプルコギバーガーをウヌに渡し、ウンソンに別れを告げる。さらにファンと一度やってみたかったことがあると言って、ファンと一緒にバスに乗り、ファンへの想いを断ち切る。すべてを精算し、ソウルを離れるソンヒとスンミ。
　ウンソンはピョンジュンに勧められ、ウヌを連れて留学することに。激怒するファンだが、ウヌのためと言われては何も言えない。ウンソンの留学を知ったスクチャは、「後悔しない道を選べ」とファンに留学の許可を出す。ウンソンはファンに「待ってて」と素直な気持ちをぶつけ、ファンもそれに応える。ファンはスクチャにいい思い出を作ってやりたいと、ソウルに残ることを決意。本社に入社願書を出す。イニョンはウンソンと和解。ジュンセとヘリはクルーズ・レストラン開業のため、ウンソンの見送りはできない。ジュンセは「ファンと幸せになれ」と言って、東海へ出発する。
　一方、ピョ執事が見合いを断り、ヨンナンはピョ執事が慕っていた熟女が自分だと知る。二人の気持ちに気づいたスクチャは、ひと安心。遺言状を破り、株式をすべて社員に分け与えると言う。残りの財産の処理をファンに、社員のマンションの建設をピョンジュンに任せる。スクチャから本社に入る理由を聞かれたファンは、父親と同じ所で働いてみたかったと答える。ファンが父親が死んだのは自分のせいだと思いこみ苦しんでいたことを知り、愕然とするスクチャ。ファンはやっと罪悪感を手放すことができた。
　一方、スンミは地方の小学校で子供たちに勉強を教え、ソンヒは生花店で働く。慎ましい生活ながらも、二人仲良く暮らす母と娘。大学院編入の準備で忙しいスンミは、晴れやかな顔で、今が一番幸せだと言う。ファンは父親が死んだ日に一緒に行った場所へウンソンを連れていく。そこで、ウンソンにカレーを作ってやる。まずいカレーを涙ぐみながら食べるウンソン。空港に向かう直前、ファンに「愛してる」とささやき、キスをする。

上記の通り、私はこのドラマを以前も見ていて、感想も記しています。
【第23話（最終回）：“サランヘヨ”2人の恋の行方は！？感動のラスト！！】

最終回でした。

以前（今年の春の放送）に初めて見た時も思ったのですが、
もしこれが日本のドラマなら、
ソンヒとスンミ親子に罪を認めさせて
ウンソンの大勝利が決まったところでとりあえず区切り
＋その後の顛末を五分程度見せて終わりにするでしょう。
でも、他の作品もそうなんですが、
韓国ドラマって、日本のドラマが省略しがちなその後を
きっちりと見せる場合が多いですよね。
ウンソンとファンの気持ちがしっかりと結ばれているのは
これまでのお話でも描かれていますので、
最後はもう駄目押しのような感じもしますが、
それでも、あのウンソンから
「愛してる」の言葉を引き出して終えたのは
大変良かったと思います。


それにしても、精気の抜けたようなソンヒが
おかしかったです。
攻撃性を失った彼女は、まるで腑抜けのようでしたが、
あれも本来の彼女の一部分だったんですね。
思えば、ピョンジュンが亡くなって以降、
ソンヒは、含み笑いや嘲笑はしていたものの、
普通に笑う事はなく、
また、溜め息を吐いてばかりでしたので、
純粋に愛娘スンミの事だけを思いながら花屋で働くといった
落ち着いた生活は
物凄く久しぶりなのでは？？
他人を陥れる事とは無縁の生活で
ソンヒの病んだ心も少しはまともなものに変われば良いなぁと
思います。


ただ、私が一つ引っ掛ったのは、スンミの発言です。
ここ、確か最初に見た時もそう思ったのですが、
スンミが、養父ピョンジュンの件でもウンソンにやっかんでいた
（自分よりウンソンが大事にされているのを感じて
淋しく思っていた）というのは
どこまで我侭なんだろうと思ってしまいました。
初回の放送を見る限り、
ウンソンとソンヒの関係はかなりぎこちないです。
ウンソンがソンヒにこれでもかと気を使っています。
それは、ピョンジュンとスンミ以上に不自然だったのでは？？
子連れ同士の男女の再婚は難しいのは、私にも分かりますが、
スンミが、自分だけ被害者のように語るのには
「おいおいおいおい」と
ツッコミを入れずにはいられませんでした。





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