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ドラマ感想@NHK連続テレビ小説「てっぱん」第11週:立つ鳥ダシを濁さず*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「てっぱん」の感想です。
今回は第11週「立つ鳥ダシを濁さず」です。

連続テレビ小説 てっぱん (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 てっぱん (NHKドラマ・ガイド)

  • 作者: 寺田 敏雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: ムック

以下の記述にはネタバレを含みます。


前週の感想はこちら。
第10週:ソースが目にしみる

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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あかりちゃんが鰹節会社を辞め、
お好み焼き屋一本にすると決意したお話でした。

正直、お商売に対するあかりの認識の甘さを思うと
お好み焼き屋さんはあくまで趣味にしておいて、
鰹節屋さんでちゃんと働いた方が良いのでは?と
苦笑いをしてしまうのですが、
それではドラマにならないんですよね……。
大阪だとどうなのかは分かりませんが、
東京ですと、
一日単位でお店の場所を借りられるシステムがありますので、
(日替りレストランみたいな感じで、
素人でも一日店長としてお店を開ける)
そういうのでお好み焼き屋さんを開けば??と
勧めたくなりました。
ドラマですから、誰も本気で困らないとはいえ
見ていてはらはらします。


それと今週は、手違いから、
初音さんが代理でお料理教室の講師を務めました。
これも“てっぱん”定番の、
“誰かを××させる為に、最初は※※させる”という
遠回しな話作りになっていましたので、
見ていて「またかよ」と呆れました。
初音さんのお料理教室を定番化し、
あんな伝達ミスであかりちゃんの株を更に落とすなら、
最初から初音さんにお料理教室を任せる展開にしておけば良いのに……。
そりゃ、素人が講師じゃ人を集めるのは難しいかもしれませんが、
実際に集まった人数もそれほど多くなかったですし、
べっちゃー焼き復活で、あれだけお店に人が詰め掛けるなら
それなりの知名度はあるでしょうから、
最初は少人数→口コミで大盛況という
ドラマの王道の展開にもできたのでは?
また、ややあまのじゃくなところがある初音さんなら、
あかりたちが素直にお願いしたところで
まず受けてもらえないという可能性もありましたが
この“てっぱん”が、
あかりたちが初音に真っ向からお願いしても、まず受けてもらえず、
彼女らが窮地に立ると、初音が見兼ねて助ける展開ばかりなのを踏まえると、
たとえば鉄平に暴走させて
──初音の了承を得られる前に、また勝手にビラでも作らせて、
後には引けない状況を作れば良いのにと思いました。


言葉が悪いですが、すっかり、
口先だけで調子がいい+勢いで物事を決めがちな割に
一人では何もできない未熟な子が、祖母に頼って困難を乗り切る
……という内容のドラマになっている気がします。
それと鉄兄の暴走が癇に障ります。
あまりにも言動が幼過ぎるので、
彼はあかりの弟にしておけば良かったのではないかと思います
(あかりよりも幼稚な弟なら
あの言動でも仕方ないかと納得できそう)。


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続きの感想も書きました(第12〜14週については感想を書いていません)。
第15週:幻のランナー

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-12-13 16:40  nice!(0) 
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