さくらもちモチ

感想@ドラマ「ナサケの女 〜国税局査察官〜」第7話：最後の大仕事〜ハケン脱税*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

ドラマ「ナサケの女 〜国税局査察官〜」の感想です。
今回は第7話「最後の大仕事〜ハケン脱税」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第6話：愛人が４人！金庫番の女帝】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

────

今回は次回の最終回に続く話とあって、
花形啓介役で橋爪功さんが登場していました。
そのせいで、今回のサブタイトルである
人材派遣会社の女性社長の存在感が
私には薄いと思えました。

今回は密告がお話のメインでしたので、
花形社長を売る代わりに見返りを得ようとする
女性社長の魂胆は描かれたものの、
派遣会社そのものは全く描かれていません。
たとえば、主人公の松子が職業を偽って
対象の派遣会社に潜入するといった事もありません。
なので、サブタイトルを見て放送内容を推測すると、
現場で苦労している派遣社員と、
その上であぐらをかいて左団扇でいる女性社長の対比が
放送で見られて、
松子が女性社長にガツンと言ってくれるような描写も
あるように思えますが、
実際にはそれらが全くないので拍子抜けしました。
こちらに限らず、連続ドラマ全般において、
サブタイトルで視聴者の関心を煽って視聴に繋げる方法は
よくありますけれど
内容が伴わないと逆に視聴者の不満に繋がるので
宜しくないと思います。
サブタイトルはタレコミ云々にしておけば
問題はなかったのでは？？


それと、友也から葉書が届いていたそうですが、
彼の話はこれで終わりなんでしょうか……。
身内の（しかもお金に対して誠実な意見を持っていた）青年が
大金を前にして考えを翻したのは面白かったですが、
肝心の第５話の放送内容がビミョーだったので
ちょっと不満です。
サカンもそうですが、
こちらのドラマでは登場人物が多い割に
一部以外は上手く動いてないですよね。
こちらは、米倉涼子さんによる米倉さんの為のドラマなんですから
主要キャストは
松子、鉄子、イチバン（新田）、犬養だけで良かった気がします。
三木ですら要らない。




────
ランキングに参加中です。記事がお気に召しましたらクリックしてやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます

上記でエラーが出る方はこちら【にほんブログ村】からお願いします。

続きの感想も書きました。
【第8話（最終回）：最終SP!! 20億脱税夫婦は日本の道路を歩くな】

宜しければ、合わせてどうぞ。