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感想@NHKドラマ「セカンドバージン」第7回:のぞかれた夜*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

NHKドラマ10「セカンドバージン」の感想です。
今回は第7回「のぞかれた夜」です。

セカンドバージン (幻冬舎文庫 お 20-4)

セカンドバージン (幻冬舎文庫 お 20-4)

  • 作者: 大石 静
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 文庫

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第6回:うずく背中

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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まずはあらすじです。公式サイトより転載します。
 会社に泊まりこむと万理江(深田恭子)に嘘をつき、るい(鈴木京香)と密会を重ねる行(長谷川博己)。しかし、万理江は、すべてを悟った。その頃、愛猫レタスの行方が分からなくなり、るいは焦燥する。また、編集部に悪質な嫌がらせの手紙が届きはじめる。行の狙う証券会社の買収が着実に進む中、週刊誌に行とるいのスキャンダルが取り上げられ・・・。


今回も大変面白かったです。
るい(鈴木京香さん)と鈴木行(長谷川博己さん)の
浮気の露呈に、
行の法律違反は、
いつか必ず来る展開でしたので、予想できていたのに
それでも最後まで楽しんで視聴できました。
行の浮気の事実を知って、
万理江(深田恭子さん)がどんどん大胆になっていくのが
特に面白かったです。
るいが精神的に脆くなりつつあるのに、
万理江はどんどん強くなっていますね。
序盤とはそれぞれが逆になっているのが、大変興味深いです。


こちらのドラマは展開が早いので
この段階でこうなるのは必然かもしれませんが、
個人的には、“行の浮気を万理江が知っている”事が
るいと行に知られるのが早いなぁと思いました。
万理江が手の内を明かさないまま、
るいと行に皮肉を言う場面とかを見たかったので。

それと、週刊誌に二人の関係をすっぱ抜かれた事で、
行が、るいとの浮気を
万理江に対して一から説明せずに済んじゃったのが
ずるいなと思いましたww
これまで、行は万理江に向かって何度も
「離婚してくれ」と言っていましたが、
離婚したい理由は「僕達は合わない」が主でした。
勿論、行にとってはこれも理由の一つなので
彼は別に嘘を吐いているつもりもないでしょうし、
実際にそうなのですが、
一番の理由であるるいとの浮気を明かさなかったのは
狡かったと思います。
(でも、もし万理江がそれを知らない頃に行が告げたら、
今以上に彼に固執したのは当然なので、
伏せておくに越した事はないと、私も思いますが)
なので、るいとの関係を明かすのは
行にとって相当しんどかったはずですが、
結果的に、それを週刊誌に任せる羽目になったのは
彼にとっては唯一の幸いだった気がします。


ただ、万理江が行を売っても、
彼の心が彼女に向きそうにないのが哀れでなりません。
他人(るい)に奪われるくらいならいっそ……という気持ちが
万理江の中ではとても強いのでしょうが、
いくら行を苦しめても
彼女の虚ろな心は絶対に満たされないですよね。
それと、愛猫レタスの件でるいを追い詰めた際に、
不安になったるいが行に救いを求めていたのが
皮肉な話だなと思いました。
でも、るいと行の関係には未来が無いようなのが
ひしひしと伝わってくるなぁ。
最終的には、皆がそれぞれ離れていく気がしました。


それと、マザコンが過ぎる中村亮。
被害者だと自称するあたり、あまりにも子供過ぎるww
本当に、子供がそのまま大きくなっちゃったみたいだなぁ。
個人的には、万理江以上に、
彼が一番可哀相な人だと思いました。


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続きの感想も書きました。
第8回:愛しているのは私

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-11-26 22:12  nice!(0) 
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