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感想@アニメ「アマガミSS」絢辻詞編 第一章:ハッケン*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「アマガミSS」の感想です。
今回は第21話:絢辻詞編 第一章「ハッケン」です。

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  • メディア: Blu-ray

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作のゲームを遊んでいません。


前回の感想はこちら。
桜井梨穂子編 最終章(第四章):サヨナラ

各回の感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧記事でまとめています。
2010年7月 開始作品

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原作であるゲームのパッケージの女の子が
確か絢辻詞さんだったので、
彼女がメインキャラなのかな?と思っていたのですが……
今回の放送を見る限り、彼女は正統派な良い子でなく、
裏表を使い分けている今どきの子なんでしょうか。

街でお姉さんと偶然に会った時は、
お姉さんが割と空気読まないタイプっぽかったので、
絢辻さんが、普段から
そういう自由奔放なお姉さんに手を焼いていたり、
実はお姉さんを秘かに羨ましく思っていて
一方的な劣等感を覚えていたりしているのかと
思っていました。
でも最後、水着姿の絢辻さんが
橘純一のネクタイを引っ張っている顔を見たら
地の彼女をよく知っている姉によって
つまらない事を彼に吹き込まれたくないだけだったのかなと
推測できました。

個人的に、キャラの性格を黒い/白いと表現するのは
あまり好きじゃないのですけど、
「あれじゃ、絢辻さんは『黒辻さん』とか呼ばれてるのかな」と
自然に思えました。


もし、上記の通り、
絢辻さんが性格の裏表の差が激しかったとして。
少なくとも、前回までのお話で、
絢辻さんは全然ぼろを出してませんでした。
真面目で優しくて、考え方が前向きで……と
まるで理想の女の子像そのものでした。
絢辻さんが、本来は違うのに、
あそこまで擬似人格を普段から完璧に演じていたとなると、
もうそれも、既に彼女を形成する一部分に
なっているんじゃないでしょうか。
加えて、「そうなりたい!」と思っても
実現させるのは本当に大変なので
(普通はできない)
その努力はちゃんと評価したいです。

まぁ、この点で絢辻さんが自己完結すると、
相手役である橘純一の存在意義がなくなってしまうので、
ベタベタでコテコテな展開ですが、
絢辻さんが、本来の自分を出せない事に無意識で悩んでいて、
彼の前だけは地の性格を気楽に出せる話にならないと
まずいわけですが。


一昔前のギャルゲーですと、
たとえばときメモの藤崎詩織ちゃんや、
今回の絢辻さんの表の顔のように、
非のうちどころがない完璧なスーパー女子高生!が
メインを張っていました。
でもここ10〜15年ぐらいは、
漫画でも小説でもゲームでも、
キャラクターの欠点を魅力に替えるのが普通なので、、
絢辻さんの二面性みたいに、
ギャルゲーのメインキャラにおいても大きく打ち出すのは、
こういう欠点なんですね。
時代性を感じられて、面白かったです。


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続きの感想も書きました。
絢辻詞編 第二章:ウラガワ

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-11-29 23:54  nice!(0) 
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