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感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第47回:大政奉還*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第47回「大政奉還」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第46回「土佐の大勝負」

各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」

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いよいよ次回が最終回ですね。
そう考えるだけで感慨深くなります。
個人的には、昨年ほど酷くはなかったものの、
色々と思うところのある大河ドラマでしたが、
最後まで完走できそうなのは嬉しいです。


さて、サブタイトルの通り“大政奉還”となりました。
私は近代史に疎いので
大政奉還についての詳しい知識は無いのですが、
初登場時から漂っていた徳川慶喜の小物臭が
今回は一段と強かったような気がします。
勿論、ドラマにおいて、
その人物が主人公であるか否か、
主人公側か敵側か……という事は非常に大きく、
作中での立場によって描かれ方が変わってくるとは
私もよく分かっていますが、
いくら“主人公は龍馬”“正しいのは龍馬”でも、
徳川慶喜についてはもう少し何とかしてほしかったです。
彼が皆の意見を求めたのは良かったですが、
個人的には、彼はもっと前から覚悟は決めていたと思うので、
「こんなにバタバタしてていいの?」と
苦笑してしまいました。


それと最後の龍馬の言動において、
大政奉還した後が大事なんだという事を
今さら強調してどうするwwと
私はツッコミを入れずにはいられませんでした。
まずは大政奉還ありきで龍馬が動いていたからでしょうが、
「大政奉還を果たした後でそれ??」と
思ってしまいました。
尤も、その分、勝先生は、
先駆者としての思慮深さが出ていたと思います。

あと、龍馬の話ですから、これも当然なのでしょうが、
大政奉還が美談っぽくなってるなぁと思いました。
これって所詮は、徳川対薩長の利権争いの一つじゃないですか。
龍馬はまさにその中心にいたわけで
彼としては、今は“やってやった!”感が強いのでしょうが、
できれば次回の最終回で
「そんなはずじゃなかったのに」的な大政奉還による弊害も
描いてほしいなぁと思いました。


そして、龍馬を語る上で特に大きな事って、
今回の大政奉還と、以前の薩長同盟だと思うのですが、
この二つがメインになる回に限ってつまらないのは
どうなんでしょうか。
私が作り手側の好みと合わないだけなのでしょうが、
この二つの話でもっと盛り上げてもらえれば、
龍馬伝というお話全体に対する印象も良くなったのになと
思わざるを得ません。


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続きの感想も書きました。
第48回(最終回)「龍の魂」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-11-21 23:19  nice!(0) 
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