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ドラマ感想@NHK連続テレビ小説「てっぱん」第8週:二代目はおのみっちゃん*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「てっぱん」の感想です。
今回は第8週「二代目はおのみっちゃん」です。

連続テレビ小説 てっぱん (NHKドラマ・ガイド)

連続テレビ小説 てっぱん (NHKドラマ・ガイド)

  • 作者: 寺田 敏雄
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/09/25
  • メディア: ムック

以下の記述にはネタバレを含みます。


前週の感想はこちら。
第7週:ひらけ! 開かずの間

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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感想を書く前におことわりです。
先週に引き続き、今週も、土曜日の放送を見逃してしまいました。
なので、今週は
村上あかり(瀧本美織さん)が尾道焼き屋さんを開こうとするまで
(下宿人からのれんを贈られるところまで)しか
見ていません。


今週もツッコミどころが色々とありました……。
まず、今週の来訪者・村上錠(遠藤憲一さん)。
毎回毎回書いている気がしますが、
尾道の村上家は、大阪を訪ね過ぎです。
こちらの作品のテーマは“家族”でしょうから、
あかりちゃんと実家の交流も大事なのは分かりますが、
こうも尾道の家族が順々に大阪に来ているとなると
見ていて呆れてしまいます。
本当に
・誰かの盗み聞き/立ち聞き
・誰かのうっかり失言
・尾道からの来訪者
だけでお話が成り立ってるなぁと、失笑せざるを得ません。


そして、尾道焼き屋の開店について。
当初この話の中心だった西尾冬美(ともさかりえさん)が
実家に帰ることになって、
話そのものが頓挫しかけた
→見兼ねたあかりが「私がお店をやる!」と挙手したのは
当然の流れだと思います。
“開かずの間”が開けられたことにしても、この開店話も
展開が少々早いなと思ってしまいますが、
いつか来るべきエピソードだとは私にも分かりますので
ここにケチをつける気はありません。

でも、開店への反対意見をぶつけてきた住人に対して
「なんで今さらそんな事を言うん?」と言い、
兄妹揃って被害者ぶって涙ぐんだり、
お店の営業時間は、
あかりちゃんがかつお節会社の仕事を終えた後という
無謀な予定を立てたり、
資格すら取ってなかったり……と、
「おいおい、そんなんで大丈夫なの」と
見ている私が心配するような事がてんこ盛りで
ツッコミを入れずにはいられませんでした。
結局、金曜日までの放送では
住民からの苦情はなぁなぁになってましたが、
鉄板を磨いてもらうより、彼らを説得する方が先だろうと
思いました。
また、あかりちゃんがカツオ節会社を辞めないとしたのは、
その会社にいる他の登場人物とのつながりを残しておく為でしょうし、
資格云々は、
「ドラマでは全て描く必要は無い」という事かもしれませんが、
結局、私の中では、こうしたツッコミどころの蓄積が
ドラマに対する不満になっている気がします。
まぁ、朝ドラとしては、
向こう見ずな性格のどたばたヒロインが
行き当たりばったりな人生を送るのは定番なのでしょうが、
あかりちゃんには、
「もう少し落ち着いて」と言いたくなりました。


さて、不満も多かった今週ですが、
好きなシーンもありました。
尾道からやってきたお父ちゃん(村上錠)が
田中初音(富司純子さん)と語る場面は
とても好きです。
お父ちゃんが、相手に向かって
頭ごなしにギャーギャーと怒鳴り散らさないだけでも
かなり新鮮でしたし、
初音さんとの何とも言えない距離感が面白かったです。
また、あかりちゃんと千春さんを介して、
本来は関わりがなかった村上家と初音さんが
家族となったと言うシーンも
大変良かったと思います。
あの台詞は、さすがにぐっときました。


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続きの感想も書きました。
第9週:これが私(うち)の作る味

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-11-21 23:14  nice!(0) 

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