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感想@アニメ「屍鬼」第悼と偽話(第15話):静信との決別*ネタバレあり [アニメ感想]

フジテレビ・ノイタミナ枠のアニメ「屍鬼(しき)」の感想です。
今回は第悼と偽話(第15話)「静信との決別」です。

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私は原作(小野不由美先生の小説)の大ファンです。
藤崎竜先生の漫画も、月刊ジャンプスクエアで一応読んでいます。
以下の記述には、先の展開も含めたネタバレがあります。
このアニメ版で初めて作品に触れる方は、閲覧にご注意下さい。


前回の感想はこちら。
第悼と死話(第14話)

各回の感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧記事でまとめています。
2010年7月 開始作品

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。
杭を心臓に打つこと─。恭子への残酷な実験によって、対抗策を突き止めた敏夫。静信は彼の覚悟とその手段に背を向ける。 孤独な戦いを強いられる敏夫の前に現れた女。自分もまた、獲物として狩られようとしている。


とうとう夏野が
人狼として起き上がってしまいました orz
普通に考えれば、人間代表である尾崎医師と、
屍鬼(人狼)の代表である夏野が手を組んで、
外場村にはびこる屍鬼を狩るだなんて
ワクワクしてしまう要素なのですが、
以前の感想記事でも散々述べてきましたように、
私にとって“屍鬼”はまず小野先生の小説ありきなので
(フジリュー先生の漫画は、その派生として受け止めています)
夏野が起き上がること自体、あり得ないです。

繰り返しになりますが、
夏野は、真相に一番近付きながらも
無念のうちに死んでいった事もそうですが、
彼を襲った徹ちゃんの苦悩を最大限に表わすキャラでも
あるはずなので、
ぶっちゃけ、死んでナンボの部分があると思います。
何より、主人公級のキャラが志半ばで亡くなるなんて
まさに悲劇そのものなので、
そうした要素を
彼を起き上がらせる事で消すのは勿体ないなぁと
思ってしまいます。

まぁ、これについてはいくら書いてもきりがないですし、
繰り返しになってしまうので
この辺で止めておきます。


さて、相変わらず死が蔓延している外場村。
以前からちらほらと描かれていた通り、
村全体が屍鬼に乗っ取られている様子が放送されました。
夕方……というか、夜にならないと
ちゃんとした職員が来ない役場なんて
まさに屍鬼のたまり場ですよね。
怖い怖い。
あの場にいた職員全員の顔色が悪く、
目が赤く光っていたのは、本当に本当に無気味でした。

また、あれだけ村人が立て続けに亡くなったのに、
村の公的な書類上では
一人も亡くなってない事になっているのも
そら恐ろしかったです。
お葬式は……漫画でもギャグパートでしたので
「動画で見るとこうなのねww」と
おかしく思えました。


次回は夏野の出番がもっとあるのかな??
複雑な心境であるのは変わりませんが、
批判や非難をするばかりでなく、前向きに受け止めて、
今後も視聴していきたいです。


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続きの感想も書きました。
第悼と髏苦話(第16話):少女の物語

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2010-11-13 19:08  nice!(0) 

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