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感想@ドラマ「モリのアサガオ」第4話:獄中結婚の花嫁*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

ドラマ「モリのアサガオ」の感想です。
今回は第4話「獄中結婚の花嫁」です。

モリのアサガオ—新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)

モリのアサガオ—新人刑務官と或る死刑囚の物語 (1) (ACTION COMICS)

  • 作者: 郷田 マモラ
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2004/12/06
  • メディア: コミック

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第3話:死刑囚へ贈る花

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年秋 放送開始作品

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こういうのは当事者にしか分からない部分が
大きいのかもしれませんが、
私は、今回のゲストキャラ
(死刑囚との結婚を決めた女性)の気持ちは
全く分かりませんでした。
また、「彼女が可哀相」だとか「彼女は偉い」とかいう感情も
少しも働きませんでした。
強いて言うなら、「随分と歪んでるなぁ」とは思いました。


少女時代に犯した罪の影響に耐え切れず、
(そのせいで、
何も悪くない他人が責められた挙げ句、自殺した)
自分と似ていると思った死刑囚の為に結婚するなんて
どう考えても普通じゃないです。
彼女がそこまで追い込まれているなら、
何故、自分の罪を白状して、
自殺した少年(事件当時)が無実だと言わないのかと
思ってしまいます。
本当は愛していないのに
死刑囚の男をを愛する事が自分の使命だ/義務だと
強く思い込んでしまって、
彼の役に立とうとしている辺り、
死刑囚の男を自分より下に見ている証とも受け取れます。
それに、自殺した少年にしてみれば、
女性がそうした形で罪滅ぼしをしたり、
供えない花束を持っていっては
持ち帰るのを繰り返したりするより、
彼女自身が自首すれば
どれだけ浮かばれるだろうかと思えました。

また、それだけ苦しんでいるのなら、
いっそ逮捕された方が
女性の気が楽になれる気がします。


以前の回もそうでしたが、
こちらの作品は、非常に難しいテーマを扱いながらも、
「これが正しい」との答えを
一方的に押し付けてくるのではなく、
どう思うのかについては視聴者に委ねている部分があります。
なので、今回の獄中結婚については、
もしかしたら賛同する視聴者もいるかもしれませんが、
私個人としては「これは間違ってる」との答えを出しました。


次回も楽しみです。


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2010-11-09 23:20  nice!(0) 
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