感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第44回:雨の逃亡者*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第44回「雨の逃亡者」です。
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以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第43回「船中八策」】
各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
【感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」】
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今回は“英国水夫殺人事件”でした。
最後、お元が舟で旅立つシーンは
なんか安っぽかったような気がしましたが
(というか、海辺のシーンは総じて
撮り方というか雰囲気があんまり宜しくない気がします。
変な脚本の時もあったりして、いつも笑っちゃいます)
それ以外は面白かったです。
今の坂本龍馬の影響力の大きさがよく描かれていると思いました。
こちらは龍馬を主役に据えた大河ドラマですので
特にそうなのでしょうが、
誰もが坂本龍馬という存在を
気にせずにはいられなくなっているのが面白いです。
それに合わせて、
龍馬に関わるとろくな事がない
(とばっちりを受ける)と分かるのも良かったなぁ。
うんざりとしていた岩崎弥太郎には
リアリティを感じました。
白い袴というだけで、犯人として海援隊が疑われたり、
つまらない難癖をつけたられたりしているのを見ると、
どんな些細な事でもいいから
龍馬を捕らえる口実を欲している人間が多いのが
よく分かりました。
また、良くも悪くも目立ち過ぎな龍馬と関われば
決して良い事だけがあるわけじゃない
(お金儲けが苦もなくできるとは限らない)との覚悟を
とっくに決めてなければいけなかったはずの弥太郎が、
今さら龍馬を取り巻く厳しい現実を知って
嫌気を感じているのが
いかにも小物という感じがして、見ていて楽しかったです。
やっぱりいいなぁ、弥太郎。
そしてお元。
宗教の自由が憲法で保証されている今を思うと、
自分がキリシタンだと奉行所にバレただけで
国を出なければならないなんて、
本当に虚しいですね。
その後、お元が日本に戻ってきたかどうかは分かりませんが、
今が彼女の望んだ未来になっていて良かったです。
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2010-11-01 23:48
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