感想@ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」最終回(第11話):動く壁を完遂せよ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]
ドラマ「SP 警視庁警備部警護課第四係」の感想です。
今回は最終回(第11話)「動く壁を完遂せよ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、本放送時に一通り見ています。
前回の感想はこちら。
【第10話:警護課員皆殺しを阻止せよ】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴(2)】
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最終回です!
最後が劇場版の前フリとなっています。
「大儀のため」っていう尾形総一郎(堤真一さん)の台詞が
イミシンですね!!
個人的には、前回のペイント弾が全てだと思っています。
劇場版をまだ見ていないので、
推測だけで語るのは恥ずかしいのですが、
尾形も基本的には“善”の人ですよね。
でも、真っ当な“善”である井上薫(岡田准一さん)とは
違うわけで。
それこそ、尾形がもし善じゃなかったら
あの時、狙撃手にペイント弾なんて使わせなかったでしょうし。
あれは、警告というか脅しとしては凄く良かった
(と書くと語弊がありますが)と思います。
そして、暗殺犯・中西にも顔を覚えられていた井上。
過去を共有し、麻田首相への怨みを抱えてはいますが、
能力による妄想(想像)だけで終わった井上と、
実際に麻田に銃口を向け、
ナイフで切り付けようとした中西の間には
大きな差が出てしまいました。
井上の言動は真っ当なものですが、
彼も一歩間違えば
中西と同じようになっていたかもしれないのを思うと、
彼は決して特別でないのがよく分かります。
職業軍人や、
殺人に快楽を覚える特殊な嗜好を持つ者は別として、
暗殺者もテロリストも、
そうなるきっかけはどこにでも転がっていて、
誰もが簡単にそうなってしまう可能性はあるんだなと
しみじみと思いました。
さて、以下は視聴中に呟いていたツイートです。
最終回を見ながら第10話の感想を呟いていたので、
内容が一部かぶっています。
- sa9raribbonここは想像の中の井上と、本当に麻田首相に銃口を向けた中西が同じ台詞「覚えてるか?」を発するのがポイントだよね
- sa9raribbon麻田首相による被害者という点では、井上も中西も同じなんだけど、前者は踏み止まり、後者はとっくにあちら側に行ってしまったんだね。まぁ、事件当時に大人だったか子供だったかも、二人の大きな差に繋がったかもしれないけど
- sa9raribbon「意味のない者を何故守るんだ」→「じゃあお前も撃つな」のくだりは、何度聞いても面白い。中西が納得している通り、本当に筋が通ってる
- sa9raribbon麻田首相の最後の言葉「君、すまなかったな」で、父母の死や事件にまつわる悲しみを終わらされたんじゃやりきれないよなぁ。井上は人としてこれ以上の事は望んじゃいけないって、ある意味、すごく残酷な事だと思う。
- sa9raribbon狙撃手の配属きたー!そして一係の田中はどこまで知ってるの
- sa9raribbon映画版も見たいけど今回ので終わってるの? なんか来年も映画が上映されるってどっかで見たような……
劇場版を見に行くかどうかは、迷い中です。
弟もこちらの作品が好きなので、誘われれば行くかもしれません。
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タグ:SP SP 警視庁警備部警護課第四係 警視庁警備部警護課第4係機動警護班 あらすじ Episode IV 第11話 動く壁を完遂せよ 最終回 最終話 井上薫 岡田准一 尾形総一郎 堤真一 笹本絵里 真木よう子 山本隆文 松尾諭 石田光男 神尾佑 テレビ ドラマ 感想 ネタバレ レビュー 考察 フジテレビ 再放送 SP 警視庁警備部警護課第四係
2010-10-30 20:52
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