さくらもちモチ

ドラマ感想@NHK連続テレビ小説「てっぱん」第4週：上を向いて食べよう*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

NHKの連続テレビ小説（朝ドラ）「てっぱん」の感想です。
今回は第4週「上を向いて食べよう」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前週の感想はこちら。
【第3週：大阪てんてこまい】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：2010年秋 放送開始作品】

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今週は、感想を書こうかどうしようかで迷いましたが、
結局、月〜土と全ての回を見ましたし、
こちらのブログは、他人に読ませるものではなく、
あくまで自分用の記録としてつけている事から、
感想を残すという点ではありかな？？と思い、
記述しようと思いました。


先々週、先週に続き、
主人公の村上あかり（瀧本美織さん）の
けなげさ、ひたむきさが
私には駄目でした。
……というか、制作側があかりを
「良い子でしょ！！」「健気でしょ！！」と
押し付けてくるのが分かるので、
彼女をそう思えない私には苦痛でした。

まず、あかりの行動の基本である他人へのお節介が
私には魅力的だと思えません。
他人が困っているのを助けるのは、人としての基本ですが、
「構わんといて」と言われているのを
無理に介入するのは、余計なお世話だと思います。
勿論、そうする事で事態が好転する時もありますが、
そうでない時も多いじゃないですか。
そして以前からそうでしたが、
あかりが、一方的な押し付けの親切や提案を
他人に冷たく断わられた際に、
「なんで……？」と被害者面するのが、
見ていて非常に不快です。
いや、なんであなたがそんな顔をするのかと
問いたくなります。
そんな顔をしたいのは、
あかりに親切なり提案なりを押し付けられた方だろうと
思わざるを得ません。


幼い少年の為に皆で朝食を食べようというのは
私も構いません。
少年の希望を知ったあかりが頑張るのも
自然な流れだったと思います。
でもなんでそこに、ひじき云々や
あかりのマラソンといったエピソードが付けられるのかが
私には分かりません。
何でもかんでも、主軸の話に結び付け過ぎな脚本だなぁと
思ってしまいました。

それに、
これも前回の感想で書きましたが、
あかりの言動が子供のそれのように思えてならず、
学校を卒業して、社会人になったのだから
もう少し大人になってほしいなと思えてなりません。
一番新米の下宿人が仕切るのって失礼だと思いますし、
個々の事情があるのに
自分の意見を無理に通そうという強情さも
私には好きになれません。
結果的に、今回のあかりの頑張りは皆に認められて
とりあえずは成功しましたが、
それはこちらがドラマだからだよなぁと
強く思ってしまいました。


それと、トランペットの問題ですが、
本当は吹きたいのに、
初音さんの気持ちを挙げて吹けない！とするのは、
彼女に対して物凄く失礼だと思いました。
私だったら、陰であんなふうに言われていたら
余計に嫌になります。
それと、トランペットを運んでくる都合でしょうが、
尾道の友達を大阪に呼ぶのは
ちょっと早過ぎたのでは？？


ただ、最後、
家の広さを持て余していた初音さんが
狭くなったと思えるようになったと分かる一言が出たのは
大変素晴らしかったです。
ここは上手いなぁと、私も頷いてしまいました。






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続きの感想も書きました。
【第5週：お母ちゃんの味】

宜しければ、合わせてどうぞ。