さくらもちモチ

感想@ドラマ「医龍-Team Medical Dragon-2」第11話（最終回）：運命の4時間！！最後の手術*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

フジテレビの連続ドラマ「医龍-Team Medical Dragon-2」の感想です。
今回は第11話（＃11）「運命の4時間！！最後の手術」です。
最終回です！

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでおらず、第1期のドラマも見ていません。


前回の感想はこちら。
【第10話：総力戦！！運命の心臓移植】

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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まずはあらすじです。公式サイトより転載します。

　朝田龍太郎（坂口憲二）のチームの9歳の患者、音部雄太（田中碧海）に、鬼頭笙子（夏木マリ）のチームで心臓移植手術を断念した山野文彦会長（中村まこと）へのドナー心臓が譲られることになった。雄太は松平幸太朗（佐藤二朗）の執刀で生体肝移植手術中だったが、朝田は心臓移植も同時に行うことを決意する。
　手術が始まった。そのチームは、荒瀬門次（阿部サダヲ）曰く“最強のチーム”。大人のドナー心臓を子供の雄太に、しかも、生体肝移植と同時に行うことはとても困難な手術。しかも、雄太を開胸すると、想定以上の癒着が判明したが、朝田は冷静に手術を進める。
　朝田たちの手術は、明真大学付属病院の医局員たちの耳目を集めだす。騒然とする医師たちの中、1人の男が明真に現れた。霧島軍司（北村一輝）だ。
　見学室で片岡一美（内田有紀）が、なぜ外資に身を置くようになったかを藤吉圭介（佐々木蔵之介）に話していると、手術室で内線電話が鳴る。受話器を取った荒瀬は愕然。ドナー心臓を取りに行った伊集院登（小池徹平）が足止めを食っているという。それを聞いた片岡は…。
　山中でさまよう伊集院が絶望感にさいなまれていると、ヘリコプターが現れた。片岡が手配したものだった。ドナー心臓は、なんとか間に合う。だが、癒着剥離が終わりそうもない。朝田は突然、癒着剥離終了を宣言して…。

今回の放送を見ていて思い出したのが、
国内で初めて
脳死判定をされた人からの臓器移植が行なわれた時の
ニュース映像です。
今回の伊集院みたいに、
クーラーボックスで臓器が運ばれたのですが、
人の身体の一部がクーラーボックスで運ばれるという事が
当時の私には非常に生々しく思えて、
不快感さえ覚えていました。
で、今回、伊集院が山中を走るシーンや、
その蓋がガバッと開けられて
中の臓器が露になったシーンを見ても、
平気であるのを自覚して、
「私も馴れたものだなぁ」と思ってしまいました。


伊集院が足を痛めた時は
「すごい試練が与えられているなぁ」と思ったものの、
すぐにヘリコプターが到着してしまったので、
興奮することなく、肩すかしを食らっただけで終わったのが
残念でした。
重要なのはそこじゃなくて手術シーンだからでしょうが、
だったら、伊集院に足を挫かせるエピソードは
別に要らなかったのでは？と思ってしまいます。


ただ、EDは良かったなぁ。
今のチームドラゴンのそれぞれの映像が流れた後、
この“2”で起きた事件がかいつまんで放送されたので、
「あぁ、そうそう。こんな事もあったよね」と
懐かしく振り返る事ができました。
過去があって今（未来）があるというのを
よく感じる事ができました。

野口先生の失脚エピソードも、
片岡一美の逆襲も良かったです。
この辺はまさに最終回！といった感じでした。
見ていてすっきりともしました。
肝心の手術シーンは
CGによる説明があったにもかかわらず、
さっぱり分かりませんでしたが、
それでもいいやと思えています。
わけが分からない状態で見ても、面白かったです。
全然退屈しませんでした。


とにかく、こちらは、
リアルタイムで見なかった事を本気で惜しんだドラマでした。
今晩からはいよいよ、続編である医龍3が放送されますので
そちらを見るのが非常に楽しみです！





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続きの感想（医龍3）も書きました。
【医龍-Team Medical Dragon-3」第1話：あの伝説のチームが遂に復活!!】

宜しければ、合わせてどうぞ。