SSブログ

感想@NHKドラマ10「10年先も君に恋して」第6回(最終回):君のいる未来へ*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

NHKドラマ10「10年先も君に恋して」の感想です。
今回は最終回の第6回「君のいる未来へ」です。

10年先も君に恋して オリジナル・サウンドトラック

10年先も君に恋して オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: CD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第5回:愛のから騒ぎ

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめていきます。
テレビドラマ感想一覧:2010年夏 放送開始作品

────

まずは、あらすじから。NHKの公式サイトより転載します。
博(30・内野聖陽)と仲直りし、愛を確かめ合った里花(上戸彩)。日高(劇団ひとり)は芥山賞の受賞を逃すが、これからも仕事のパートナーとして一緒に頑張ってほしい、と告げる。そして博(40・内野聖陽・二役)が未来へ戻る日が迫っていた。未来へ戻る博(40)に別れを告げる比沙子(高島礼子)、佑太(染谷将太)、三田村教授(藤竜也)。一方で博(40)が未来に戻ることで、今までの彼との記憶が全て消えてしまうと知った里花は、なんとか未来の二人の運命を変えようと、ある行動を起こすのだが…。


この最終回を見ていてやっと実感できたのですが、
こちらのドラマは、
メインが里花と40歳博の出会いであって、
里花と30歳博の恋愛は
あくまでそれを盛り上げる為の
一エピソードに過ぎないんですね。
以前の回では、里花が30歳博と出会ったり、
恋人関係になったり、問題が起こったり……と、
彼との関係も深く描かれる必要がある事から
それなりの尺が割かれ、大事にされましたが、
今回は40歳博にほぼ振られたと言っても良いぐらい
彼に焦点が当てられていました。

お話もせつなかったです。
結婚を邪魔する為に未来からやってきた40歳博が、
最終的に「君をまた好きになる」と言って
彼にとっては昔に当たる現在の里花を
愛おしそうに抱き締めるシーンは
とても良かったなぁ。
結局、過去を変える為ではなく
自分の愛を再確認する為になったという変化も
大変素晴らしかったです。


ただ、以前の回の感想でも書きましたように、
これは脚本家の大森さんの最近のお好みなのか
(彼女が担当された月9ドラマでもそうでしたので)
本来3〜4回程度で終わる話を
だらだらと引き伸ばして第6回のお話にした感が
とても強かったです。
中だるみとまでは言いませんが
別に無くても良い描写は多かったですし、
傍役が、お話にちょろちょろと介入するだけで
あまり深い意味を持たなかったのが残念でした。
六回もお話があったのだから、
作家先生二人の話は
里花にもっと絡めてほしかったなぁ。
あくまで傍観者に過ぎず、
里花のキャリアの材料程度の存在で終わっていたのが
(彼らで成功をおさめた事が、未来の彼女への評価に繋がっている)
残念でした。


ただ、里花の弟と40歳博の交流は、
今回だけはすごく良かったと思います。
お別れのシーン(電話)も良かったですが、
40歳博が未来に戻った後の手紙(封筒)に鉛筆で書かれていた
「最後の最後の任務」には泣けました!!


────
ランキングに参加中です。記事がお気に召しましたらクリックしてやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
にほんブログ村
上記でエラーが出る方はこちら【にほんブログ村】からお願いします。


2010-10-06 21:57  nice!(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0