さくらもちモチ

感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第26週（最終週）：ありがとう*ネタバレあり　[NHK連続テレビ小説感想] [編集]

ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第26週（第151〜156回）の「ありがとう」です。
いよいよ最終週……そして最終回です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前週の感想はこちら。
【第25週：独立宣言】

各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
【ドラマ感想記事 一覧：NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」】

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とうとうゲゲゲが終わってしまいました。
時には中だるみを感じたり、
あまりに都合良く進む展開に対して
「えええ」と思ったりもしたけれど、
振り返ってみると、楽しかった思い出ばかりが蘇ります。
今週は
村井布美枝（松下奈緒さん）茂（水木しげる/向井理さん）夫婦が
皆に「ありがとう」と感謝をした週でしたが、
視聴者である私も、彼らに対して
「ありがとう」とお礼を伝えたくなりました。
また、「見えないけれどいる」妖怪達や
ドラマのスタッフさん達にも同様です。
この半年間、本当に楽しかったです。
私にとっては、「純情きらり」以来の朝ドラ完走で、
初めて手持ちに残した（DVDに焼いた）作品でもあります。
本当に本当に、楽しいドラマでした！


さて、最終週である今週は
懐かしい面々との再会があったと共に、
すがちゃんこと
菅井伸（柄本佑さん）の事が描かれたり、
布美枝の父・飯田源兵衛（大杉漣さん）が
亡くなったりしました。

前者に対しては
賞も取れた事もあり、良かったねと喜べましたが、
後者は……
これまで作品を引っ張ってきた人物が亡くなったとあって
私も感慨深くなりました。
村井修平（風間杜夫さん）が亡くなった時もそうでしたが、
いなくなってぽっかり穴が空いたようで
淋しくてたまりませんでした。
最終回で、布美枝たちが父親を懐かしんでいたのが
微笑ましかったです。
本当に、彼は娘達から愛された父親なんですね。


ところで、謝恩パーティーについて。
こちらでは大変微笑ましいエピソードとして描かれましたが、
この手のパーティーに何度も出たことがある立場から
言わせてもらうと、
出席者はお祝いとしてそれなりの額を包まなきゃいけないので、
あまり嬉しくなかったりします。
なので、現実の御夫妻や、このドラマではどうだったかは
分かりませんが
非常に個人的なつまらない事情のせいで
つい冷めた目で見ずにはいられなかったのが残念でした。
尤も、こちらのドラマでの招待客は
水木プロととても親しい人ばかりでしたので、
お祝いをケチる人など、
浦木克夫（杉浦太陽さん）以外はいないでしょうが。



最後、二人でべとべとさんに遭遇して手を繋いだのは
物凄く良かったなぁ。
歌詞に合わせて、ゆっくりと二人で歩いていったのも
素敵なラストシーンでした。
見ていたらじん……としてしまいました。
良質なドラマの最後に相応しい
素晴らしいラストシーンだったと思います。
本当にありがとうございました。


以下は、最終回のお昼の再放送を見た時に
リアルタイムで呟いたツイートの転載です。
朝の地上派放送を見ようと思ったのですが、寝過ごしてしまいました orz

• sa9raribbon最終回！久し振りに朝ドラ完走した。最初から最後までほんとに面白かったなぁ。全話録画して残した朝ドラは、これが初めてです。半径一キロの日常話だったけれど、こちらもれっきとした一つの大河ドラマだったと思う。09/25 12:52
• sa9raribbon最終週だった今週は、これまで以上に懐かしい人々が出てきて「あの人は今！」状態だったけれど、そうした皆を画面に一斉に出すのに最終回で冠婚葬祭のシーンを持ってくるのは、まさに適してるよなと思った。09/25 12:56
• sa9raribbon最後はべとべとさんか！と思ったら鬼太郎を初めとする歴代水木キャラが締めたか。いいラストだなぁ。じんとくる。09/25 12:59
• sa9raribbonいきものがかりの歌「今、ゆっくりと〜歩いて〜いこう♪」で、ほんとに二人が歩いて終わりだったラストシーン。ベタベタだけど凄く良かった。あぁ、平日朝の幸せが終わってしまった。この半年間、ほんとに楽しませてもらいました。09/25 13:01

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