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感想@ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」第8話:池澤、死す*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

連続ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」の感想です。
今回は第8話(EVOLUTION 08)「池澤、死す」です。

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。

私は、映画版(テレビ放映)もこのテレビドラマ版も
つまみ食い程度にちょろちょろと見ています。
よって、覚えている部分とそうでない部分の差が激しかったり、
間違って記憶した部分があったりするかもしれません。


前回の感想はこちら。
第7話:人を殺した

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめていきます。
テレビドラマ感想一覧:再放送 視聴(2)

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サブタイトルが全ての回です。

父親が亡くなる時にその子が産まれる皮肉な話は
わりと珍しくないので
池澤真樹(仲村トオルさん)については
死にフラグがずっと立っていたようなものでした。

池澤が亡くなった点については
惜しい/残念だ……と言うしかありません。
主人公・仙崎大輔(伊藤英明さん)が
先輩でありパートナー(バディ)だった池澤の死を乗りこえて
今後さらに成長するのは
お話としては良いでしょうが、
やはり、池澤には生きていてほしかったです。



ただですね……
このテレビ版でも度々気になっていましたが、
(また、「ルーキーズ」など
他作品でもよく見られる手法ですが)
視聴者の心を煽る狙いがあるのか、
お話をなかなか先に進ませず、
音楽を煩く流した上で
感動的な映像でもって仰々しく盛り上げる作りが、
私は好きになれません。
今回も、あそこで池澤が首を撃たれたら
とっくに出血死しているだろうと思えましたし、
彼が死んでいく様をこれでもかと丁寧に描いていた映像にも
苛々しました。
池澤が撃たれてからの流れは
もっとギュッと濃縮して三分の二ぐらいの尺で済ませた方が
良かったのでは??
長々と流された事で緊迫感が途中で消えてしまい、
逆に飽きてしまいました。

で、こういう悪い点が、
たとえば、映画の海猿2の終盤でも出てるんですよね。
作品をよく知っている方はご存知でしょうが、
仙崎と伊沢環菜(加藤あいさん)が電話で長々と話すシーンです。
ここは、言わば舞台でよく見られるように、
彼等にとっては時間が止まっているようなものなので
「そんな話をしている内に溺れ死ぬぞ!」とか
「早く電話を切って急げ!」とか
視聴者は彼等に対して野暮なことを言ってはいけないのですが、
どうしてもツッコミを入れずにはいられませんよね。
登場人物の心情や、死の間際を丁寧に描くのは良いですが、
そこだけが過剰になり過ぎると、変に浮いてしまい、
視聴者は違和感を覚えてしまうので
全体的なバランスが悪くなると思います。


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続きの感想も書きました。
第9話:失われた夏を求めて

宜しければ合わせてどうぞ。


2010-09-21 22:19  nice!(0) 
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