感想@アニメ「黒執事II」第12話(最終回):黒執事*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「黒執事II」の感想です。
今回は第12話「黒執事」です。最終回です!
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作の漫画については未読ですが、
第1期のアニメは一通り見ています。
前回の感想はこちら。
【第11話:岐路(キロ)執事】
各話の感想記事のURLは、第1期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:黒執事】
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のっけから個人的な話で恐縮ですが、
金曜日の深夜は自宅にいる事が多いので、
よほど眠くない時は、
この“黒執事II”をリアルタイムで見ていました。
(私は関東住まいなのでTBSで見ました)
ただ、この最終回に限っては
翌日が東京ゲームショウの一般公開日という事で
朝早く起きなければならなかった為、
録画した放送を見たのが日曜日の夕方という
タイムラグが発生しました。
私はネタバレをあまり好まないので
その間、なるべく避けてはいたのですが、
ネットサーフの巡回先やツイッターなどで、
それまで黒執事を視聴されていた方々が
ネタバレとまではいかないけれど
ビミョーな反応を総じて示していたのを目にしましたので、
「あ、こりゃ、賛否両論な内容だったのかな」と
思えたんです。
でも、まずは自分で見なければ
内容の是非を判断する事もできないので
あれこれ想像する事は止めて視聴したのですが……
見終わった途端に、
「こりゃ、ビミョーな反応になるわな!」と
物凄く納得しました。
前半はまだいい
──シエルを賭けてセバスチャンとクロードが決闘をするのは
以前にもありましたが、外せないと思います。
やはり、執事(悪魔)対決は目玉でしょうから。
でもシエルの悪魔化はいいの??
そりゃ、クロードが破れて
シエルとセバスがまた一緒にいられるようになったのは
良かったですが、
あれじゃすっきりしないですよね。
しかも、二人はファントムハイヴのお屋敷を出ちゃうし。
なんかもう、以前のシエルはどこにもいなくて
新たな彼の物語がセバスと始まってしまったのは
どうなんでしょう。
同じオリジナル展開でも
アニメ第1期は納得できる終わり方だったので
この第2期の終わりに対しても期待を多大に持てていた分、
余計に、この落としどころについては違和感を持ちました。
今回は、サブタイトルが“黒執事”とタイトル回となっていた事から
言わばアニメ版全体を締める回と言っても良いのでしょうが、
この終わり方は嫌だなぁ。
別に“人間>>>>悪魔”としているわけではないけれど、
シエルは最後まで人間であってほしかったです。
それと、これはアニメ第2期全体の感想になるのですが、
クロードがアロイスを裏切ってシエルへの執着を見せたのを機に、
お話が面白くなくなっていったような気がします。
いえ、正確には、面白かったか否かで言うと
確かに面白かったんですが、
それは、たとえばグレルやセバスの言動によるもので、
お話の本筋ではなかった気がします。
個人的な好みの話になってしまいますが、
クロードがアロイスを見限る
→それでもアロイスが惨めったらしくクロードに執着
→なにか大きな出来事があってクロードがアロイスを見直す
→再びアロイスとクロードが結託&主従関係へ
→彼らがシエル&セバスと対決
……というお話が見たかったです。
シエルとセバスという主従を
作中で特別扱いする為に敢えて無くしたのでしょうが、
アロイスとクロードの主従でも、最後まで、
信頼とか他者が入れないほどの執着とかを見たかったなぁ。
やっぱり、途中で主人を裏切ったり蔑んだりする執事は
見たくなかったです。
結局、アロイスもクロードも
中途半端な感じになってしまいましたし……。
期待していただけ、残念な気持ちも募りました。
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2010-09-22 22:43
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