さくらもちモチ

感想@ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」第1話：運命の幕開け*ネタバレあり　[テレビドラマ感想] [編集]

連続ドラマ「海猿 UMIZARU EVOLUTION」の感想です。
今回は第1話（EVOLUTION 01）「運命の幕開け」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。

私は、映画版（テレビ放映）もこのテレビドラマ版も
つまみ食い程度にちょろちょろと見ています。
よって、覚えている部分とそうでない部分の差が激しかったり、
間違って記憶した部分があったりするかもしれません。


各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめていきます。
【テレビドラマ感想一覧：再放送 視聴（２）】

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上記の通り、こちらの作品については
見たり見なかったりしていて、記憶が非常に曖昧です。
主人公の仲間の潜水士が亡くなるとは覚えていましたが、
冒頭で、それは映画版の内容だと気付き、
続いて、このドラマでは
先輩である池澤真樹（仲村トオルさん）が亡くなるんだと
思い出した次第です。


で、このドラマは
映画版の続編に当たる作品なので、
この初回は、過去の話や現状を
仙崎大輔（伊藤英明さん）の転任という形で
丁寧に描いていると思います。
初めて“ながれ”に乗った仙崎はまさに
見聞きする事が初めてづくしなわけですが、
それは視聴者も同然なわけで。
こうした“初心者”の目を通して
視聴者もあれこれと理解していく展開は
こうした連続ドラマでは、もう定番中の定番な作りですが、
こちらは、説明調なのも鼻につきませんし、
自然だったと思います。


ただ、そこに尺を割いたからか、
仙崎が初めて人を助けた事件の顛末が
前後編のように、次回に続く！になってしまったのが
ちょっと惜しいです。
私は今、今回の再放送を第五回まで視聴済みですが、
仙崎が、自分の不用意な発言のせいで
要救助者を殺したかもしれないと知って
ハッとなる部分までは、
この初回で描くべきだったと思います。
この事件の反省を踏まえて仙崎が成長していくので
別にこれでも悪くはないとは思いますが
いまいちすっきりしませんし、
見ると必ず「ここは区切りが悪いなぁ」と思ってしまいます。


それでも、こちらのドラマは
各回のテーマが非常に明確なのが素晴らしいです。
一本の太い骨がどんとある中で
他のエピソード（たとえば仙崎の恋とか）が
上手く肉付けされているのがよく分かります。
最近はこういう内容のドラマはあまり見られないので
見ていてちょっと嬉しくなりました。


それにしても
「早く人命救助をしたいです！」と言って
鼻息荒くしている仙崎が青いなぁ。
この時点では、移動になった嬉しさが最初にきていて、
人命救助が必要になる事など無い方がいいという考えが
彼の中で微塵もないのが
不謹慎ですが面白いです。
仙崎はここから成長していくんですね。





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続きの感想も書きました。
【第2話：潜水士浮上せず】

宜しければ合わせてどうぞ。