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感想@月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」第9話:好き…でも嫌い*ネタバレあり [テレビドラマ感想]

フジテレビの月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」の感想です。
今回は第9話「好き…でも嫌い」です。

フジテレビ系月曜9時ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」オリジナル・サウンドトラック

フジテレビ系月曜9時ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: 延近輝之,ジュスカ・グランペール,青山政憲,e-lect,TVサントラ
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2010/09/01
  • メディア: CD

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第8話:海に誓う約束

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想一覧:2010年夏 放送開始作品

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失礼で、しかも上から目線な文章になってしまいますが、
他のことをしながらだらだらと見る分には面白かったです。
でも、作中にあったエピソードは
どれも大したことがなくて
(特に、大雅が二世タレントの友達を連れて
父母参加の小学校の行事に参加した話)
「無くてもいいんじゃない?」と思えたのが残念でした。
せっかくのスペシャルゲスト佐藤浩市さんも勿体ない。
そして、弟は腐っても二世俳優なのに
あんな事を簡単にバラしてしまって良いのか、兄。



このお話では、
・主人公の楠大雅(松本潤さん)の役者としての成長
・ヒロイン北村詩織(竹内結子さん)との恋
これら二つの要素が主軸となっています。
今回は、
前者では、有名演出家の公演に参加できる機会が与えられ、
後者では、前回のキス後のラブラブ
→結婚に対する認識の違いでトラブル発生
という内容になっていました。


前者については
あのワークショップに大雅が参加した時点で
彼がステップアップするのは目に見えていましたので
合格した件については、私も驚きませんでしたが、
その合格の理由が「親の七光りも個性」で片付けられていたのには
吹きました。
これ、言っていることは正しいですが、
こういう落としどころにするなら
大雅をワークショップに参加させる意味は無かったのでは??

大雅の演技も、何が上手くなったのかがさっぱり分からない
(初日の演技と最終日の演技が同じなので
彼の成長振りが全く伝わってこない)ので、
ただ「演技を学ぶことと真面目に向き合ってみました!」で
終わっているのは
月9ドラマとしては非常に弱いと思います。
これなら、演技系で別のエピソードを入れると同時に
大雅に大きめの役のオーディションを受けさせた方が
良かった気がします。
で、オーディションの結果で、
「最終候補者の演技力はほぼ同じだった(差が無かった)から
より個性が強い人(親の七光りを持っている人)を選びました」
……と作中でアナウンスさせれば、
大雅の今の恵まれた状況も分かるし、
他人からのやっかみも強く表れるのではないかと思いました。


で、後者。恋愛面。
詩織は自分がそうだから
あまり意識してないのかもしれませんが、
ドラマの登場人物でなくても、好きな人に子供がいたら
(しかもその人がまだ若くて、子供も幼いなら)
その人との交際を真面目に考える際に結婚まで視野に入れるのは
ごく普通のことじゃないですか??
逆に、「結婚するつもりは全くないけど
僕はあなたを真面目に好きです」と言われたら
その人に対して不実だなと感じるはずだと思うのですが。

最後の詩織は感情的だったので、
あの場の勢いで思わず言ってしまったのかもしれません。
海に対しても、自分から少しずつ話していくつもりだったのに、
いきなり大雅にああやって言われたから
カチンときたのかもしれません。
何より、海の反応が大きかったのかもしれません。
でも、子持ちの主婦である当の詩織に
その辺の覚悟がまだ決まってなかったらしい事に対して
私は違和感を覚えました。
これまで……というか、第5話ぐらいまで
詩織がうじうじ悩んでいたのが全く生かされてないですよね。
ここにきて詩織が大雅に向かって
「パパって何? 何言ってるの?」という感じで逆ギレしたのでは、
彼女は何の為にそれまで悩んでたんだか──と
視聴者が失笑するのは当然だと思うのですが、
スタッフさんはこれが自然なことだと思っているのでしょうか。
今回の詩織も、海が描いた絵を見て、
自分の過去や未来に対してあれこれ思っていたようですが、
もう少し、大雅との交際における未来のビジョンを
具体的に持ってほしかったです。

たとえば、この恋がまだ詩織の片思いなら
彼女の今回の反応は私にも分かるんです。
告白を行なわない前提がある片思いって、
相手を好きになる事に対して責任が無いので、
子供がいようが、別に夫がいようが
誰を好きになろうと構わないわけで。
でも、このドラマの場合、
先にモーションをかけてきたのは大雅なので、
詩織は常に、自分が彼から好かれている事を意識していますよね。
そんな状態で彼女も大雅を好きになって
晴れて両思いになってキスをして、
でもそれだけ(その先を考えない)って、
どれだけ考え方が幼稚なのwwと思いました。

まだそんなに時間が経ってないから
詩織も、日常生活を忙しく過ごしているうちに
バタバタとしてしまって、
そんな真面目な事を考える段階になかったのかもしれませんが、
最後、彼女が涙目になって大雅にああ言うのには
「はぁ?」と首を傾げてしまいます。
あそこは、
「私や海との未来を真面目に考えてもらえるのは嬉しいけど
……今はまだ、あなたにそう言われるとちょっと困る」
(お互いに好きでいるのは良いけれど、
結婚とか具体的な形になっちゃうのには、まだ抵抗がある)
という感じで、
プロポーズもどきを聞かされた詩織も
大雅の真摯な気持ちを真面目に受け止めてはいるけれど、
現実的にそれをまだ具体的に考えられる状態でないのを
表わすべきだったのでは??
今回のサブタイトル「好き……でも嫌い」は
まさにここに掛かると思うんですが、
あの詩織の言動はこのサブタイトルに相応しくないと
思えました。

私が大雅だったら、
あの時に詩織からああ言われたら
気持ちの温度差を感じちゃうなぁ。
「あ、俺が好きなほど、
詩織さんは俺のこと好きじゃないかもしれない」って
変に卑屈になるかもしれません。
だってあれこそが、大雅が詩織との交際を
本気で真面目に考えている証ですよね。
唐突だったし、
確かに、ここで口に出したのは軽率だったかもしれないけれど
あの発言は真摯な気持ちがあるこそでしょう。
でもそれを「軽々しく口に出してほしくなかった」って
詩織がいきなり全否定するのはちょっとなぁ……。
せめて大雅の思いだけは受け止めてあげなよと
思ってしまいます。

なんか、特に前半において
だらだらと主要登場人物の心情を描いてきたのに、
ここにきて、最終回を目前に控えた事から
いきなり話が飛んでいて、
登場人物の心情がむちゃくちゃになっているのは
作品として駄目な点だと思います。
でも、打ち切りなら今回で終わりだったでしょうし……。
プロデュ−サーさんと監督さんと脚本家さんと演出さんは、
どういうつもりでこうしたのかを詳しく説明してほしいです。



そして、次回が最終回なのに
この盛り上がりに欠けた展開は大丈夫なんでしょうか。
最後に詩織のキーッとしたヒステリーもどきを見せられても
全然ドキドキしなかったです。


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続きの感想も書きました。
最終話:もう会えない

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-09-14 22:58  nice!(0) 
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