感想:NHK大河ドラマ「龍馬伝」第36回 寺田屋騒動*ネタバレあり [NHK大河ドラマ感想]
2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の感想です。
今回は第36回「寺田屋騒動」です。
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以下の記述にはネタバレを含みます。
前回の感想はこちら。
【第35回「薩長同盟ぜよ」】
各回の感想記事のURLはこちらのページでまとめています。
【感想一覧:NHK大河ドラマ「龍馬伝」】
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今回は面白かったと思います。
坂本龍馬(福山雅治さん)が
屋敷に行くまでで尺を半分近く使ったせいで
非常にぐだぐだだった前回より
はるかに緊張感がありましたし。
龍馬はここでは死なないと分かっている分、
いかにも死にそうな彼がわざとらしく見えましたが
この辺は仕方がないでしょう。
ただ、序盤で流れた
岩崎弥太郎(香川照之さん)に対する偉そうな物言いと、
作中での歴史的説明が薄い事が気になりました。
龍馬の言動がやたらと上から目線で鼻につくのは
弥太郎が相手の時に限らず、
西郷吉之助(高橋克実さん)や
桂小五郎(谷原章介さん)に対しても同じであり、
今さらな事なので、今回は置いておきます。
第三部に入ってからの、誰に対しても偉ぶる彼は、
私は好きではない
です。
で、後者の歴史的説明ですが……
薩摩藩と長州藩が、以前は一触即発の状態で、
この二つの手を組ませた龍馬はSUGEEEEというのは
作中でもよく描かれていたと思います。
でも、どうしてこの二つの藩が手を結ぶと幕府が焦るのかは
きちんと描かれていない気がします。
なので、幕府側の焦りは勿論のこと、
このせいで龍馬の命が付け狙われるようになった必然性も
曖昧にしか伝わってないと思います。
以前から何度も感想記事で書いていますが、
この辺は流動的で面白い分、分かりにくさもあるので、
基本的な時代背景の描写に尺を割いてほしいです。
龍馬が今にも死にそうなシーンに何分も掛けるなら、
どうせ彼は死なないんですから、
そういう説明のシーンをしっかりやってほしいです。
今回のおりょうさん(真木よう子)は
気立てが良くてしっかり者&龍馬大好き!なところが
ちゃんと出ていて、大変良かったと思います。
おりょうさんの登場シーンは総じて画面が暗かったことから
彼女の肌のぼこぼこが目立たず、
美人さんに撮ってもらっていたのも
好印象を持てた理由として大きかったような気がします。
でも、入浴中のサービスシーンは要らないww
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続きの感想も書きました。
【第37回「龍馬の妻」】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-09-06 23:05
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