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感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第22週:おかあちゃんの家出*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第22週(第127〜132回)の「おかあちゃんの家出」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前週の感想はこちら。
第21週:戦争と楽園

各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
ドラマ感想記事 一覧:NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」

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サブタイトルから想像できるように、
今週は、村井茂(水木しげる/向井理さん)に対して
かねてから不満を抱いていた
村井布美枝(松下奈緒さん)が、
思っていることを彼に伝える内容でした。

前週もそうでしたが、
茂が家のことをあまり顧みなかった結果、
週の最後で、彼が家族思いである要素を無理に出して
「実はこんな事を考えていた」という話に持っていき、
茂も良い夫であるのを表わしたのは
見ていてちょっとしらじらしい……というか、
だったら普段からそういう言動をした方が良いのではと
思いました。
ドラマだからこそ、
二人の気持ちのすれ違いが描かれるのが定番とはいえ、
「実は××だった」というのが自然にならない
(突然そう言われても唐突だと思うだけ)のは
もうちょっと何とかしてほしかったです。


また、今週は名前が直に出てはいないものの、
事実上、布美枝の名前回です。
主人公である彼女がまさしく中心の回なのですが……
ご存知のように、布美枝は受け身の主人公なんですよね。
専業主婦という事もあり、
基本的に、布美枝は常に何もしません。
他の人によって持ち込まれるトラブルに対して
困るという役どころです。
(そしてそのトラブルは、
大抵、他の人が解決してくれるので、
最後「良かった」と喜ぶだけの役どころでもあります)

なので、茂の普段からの言動に対して
布美枝が自分の思いを綴った手紙を渡したというのは
作中でも稀に見ると言えるほど、
彼女にしてみれば物凄く能動的な行動なのですが、
これだけではさすがにお話がもたないので、
実弟の死、田中美智子(松坂慶子さん)との再会という
強いエピソードを加えています。
(弟さんの死については、
まず間違いなく実話を元にしているでしょうから、
この言い方は適切ではないですが/すみません)
そのせいで、週全体を見てみると、
お話がやや散漫になっているかなぁと思いました。
前週と同様に、
最後に茂の口からあのように提案させれば
そお話が締められるのが分かっているからか、
制作側がそれに甘えたように見えました。


とはいえ、美智子さんとの再会は
見ていてむちゃくちゃ嬉しかったです!
他の井戸端会議仲間も加えたお茶のみシーンは
和みましたww
皆、あれから状況が変化していて
抱える悩みも変わっているけれど、
その仲の良さはずっと同じなんだなぁと実感できて
微笑ましく思えました。


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続きの感想も書きました。
第23週:妖怪はどこへ消えた?

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-08-30 19:10  nice!(0) 
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