感想@アニメ「黒執事II」第8話:吐露(トロ)執事*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「黒執事II」の感想です。
今回は第8話「吐露(トロ)執事」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は、原作の漫画については未読ですが、
第1期のアニメは一通り見ています。
前回の感想はこちら。
【第7話:殺(コロ)執事】
各話の感想記事のURLは、第1期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:黒執事】
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のっけから私事で恐縮ですが、
先週の夏コミにサークル参加した関係で、
当ブログの感想記事のアップが全体的に遅れています。
で、今週の放送を見る前に、
録画しておいた先週分[第7話:殺執事]を
やっと見たばかりだったので、
「今週の放送は、先週の感想を書いてからちゃんと見よう」と思い、
あまり真面目に視聴してなかったのですが……
いやぁ、改めて見てみてびっくり。
アロイスは不憫だなぁ。
彼自身の性格が歪んでしまった事には理由があって、
そういう状況には私も同情をしますけれど、
可哀相というより、彼が哀れに思えてなりませんでした。
「全員全部全滅!」と言って弟分と騒いでいた頃は
まだ人間として見られる部分もありましたが
(かっぱらいを行なう事は罪だけれど、
あの世界で子供だけで生きていくには
ああするしかないんだとの理解はできる)
その弟分ですら亡くなってしまった後は、
本当に悲惨ですね。
運良く(?)、悪魔のクロードと契約し、
イギリスの名門貴族の一つであるトランシー家を乗っ取った……と
表面的には、彼は成り上がったと言えますが、
根本的な心の歪みが治されてない(荒んだまま)からこそ、
普段からの言動までもが
変なふうにねじ曲がってしまったのかなと思いました。
最後、アロイスがクロードに愛を請うところなんか、
まんま、寂しがりやの普通の子供でしたもんね。
そういうところが、気高き魂を持つシエルとは大きく違う点で、
忌むべき宿命を背負わされたシエルと、
自らの欲でそういう立場になったアロイスとの差なのかなと
思いました。
普通に考えれば、悪魔に魂を食われないで済むのは有難いですが、
今回の描写を見ていると、本当、
「食う価値もない」とクロードに蔑まれていますので、
アロイスには救いがないなぁと思いました。
愛情を求めていた
──自分の居場所を作ってくれたクロードを欲していたアロイスには、
これ以上ない屈辱&辛さだったと思います。
さて、再登場のグレル。
やっぱり良いなぁ、グレル。
彼が出てくるだけで和む和む。
「あんたはもうすぐDEATHです」の台詞には笑いました。
そして、超人的な攻撃を見せていたハンナも
実は悪魔だったらしいと分かりました。
アロイスは、ハンナとはどうやって契約したんでしょうか。
クロードのおまけみたいな感じ??
第一期で、グレルのデスサイズで殺されると、
いくら悪魔でもただじゃ済まないと言われていましたが、
ハンナも消滅しちゃうんでしょうか。
色々気になります!
続きが楽しみ〜〜〜♪
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続きの感想も書きました。
【第9話:虚(ウロ)執事】
宜しければ、合わせてどうぞ。
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2010-08-22 22:21
nice!(1)