さくらもちモチ

感想＠韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」第18話：それぞれのバースデーパーティ*ネタバレあり　[韓国ドラマ感想] [編集]

フジテレビの韓流αで放送中の
韓国ドラマ「宮 -クン- Love in Palace」の感想です。
今回は第18話「それぞれのバースデーパーティ」です。

以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
【第17話：ヒョリンの決意】

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧（インデックス）ページでまとめています。
【テレビドラマ感想記事 一覧：韓国ドラマ】

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まずはあらすじから。フジテレビの公式サイトより転載します。

　別荘でシンと同じ部屋になったチェギョンは、クローゼットから出るに出られない状況に陥ったりしながらも、ふたりで楽しく過ごしていた。そのころ、皇帝は国民の間でユルの人気が高まっていることを知り、皇帝もシンよりユルのほうが皇帝にふさわしいと考えはじめる。夜に開かれたユルの誕生日パーティーで、ヒョリンからシンに食べ物のアレルギーがあることを知らされたチェギョンは、自分よりもシンのことを知っていると落ち込む。さらに、シンとヒョリンが一緒に留学しようと約束していた話を耳にし、チェギョンは今でもシンが彼女と一緒に留学したがっていると誤解してしまう。

序盤は、イ・シン（チュ・ジフンさん）の裸を
シン・チェギョン（ユン・ウネさん）が
偶然に目にするシーンがあったり、
ビデオカメラでの録画が、ラブラブな展開に繋がったりと
見ていて和む＆にやけてしまうエピソードが続きましたが、
中盤から、不穏な感じになりました。
やはり、人間関係に問題がある人物が一ケ所に集まると、
ドラマとしては何も起こらないわけがないので
これは私の期待通りでもあったのですが、
大変面白かったです。

最初は本当に政略結婚だったシンもチェギョンも、
相手に惚れている今、
二人の間には何の問題もないはずなのに、
これまでのすれ違いやら
ミン・ヒョリン（ソン・ジヒョさん）と
イ・ユル（キム・ジョンフンさん）の存在やらと、
余計なことで振り回されていたのがせつなかったです。
確かにね……恋人同士だったシンとチェギョンの過去や、
友人としてはちょっと仲が良過ぎるとも思える
チェギョンとユルの会話を見ていると、
シンとチェギョンが、お互いに相手に向かって
素直な言葉で「好きだ」と告白しても、
それぞれが相手の感情に対して
ふとした事でそれに疑問を感じてしまいますよね。
なんていうか、
「自分のことも好きなんだろうけど、
まだヒョリン（ユル）を忘れられないんだろうな」と
双方が相手に対してついつい考えてしまっている気がします。



でも、見ていて私が「あれ？」と思ったのがヒョリンです。
ベッドで寝ているチェギョンに
シンがそっとキスをした映像を見せられた時は
さすがに私も彼女に同情してしまいました。
でも、ああいう事でヒョリンの闘争心に火がつくことはなく、
もう彼女は本当にシンを諦めているというか
この恋愛に対して達観しているように思えました。
作中で、シンのアレルギー話が出ましたが、
以前、ヒョリンがチェギョンに対して
対抗心をむき出しにしていた一方で、
今回の彼女は、チェギョンに対する敵意は無かった気がします。
そりゃあ、チェギョンにとっては
聞いていて面白くなかった話でしょうが、
あの時のヒョリンには他意が無かったように、私には思えました。
ピーナッツアレルギーの件も、
ヒョリンが自慢している
（チェギョンの知らないことを知っている）のではなく、
純粋に教えただけのような気がしますし。
この辺は、チェギョンの気持ち一つで
受け取り方ががらりと変わるのではないでしょうか。

最後の無理強いのキスシーンも萌えたなぁ。
大変面白かったです！






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続きの感想も書きました。
【第19話：皇太子妃が家出?】

宜しければ、合わせてご覧下さい。