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感想@アニメ「伝説の勇者の伝説」第7話:その手を離さない*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「伝説の勇者の伝説」の感想です。
今回は第7話「その手を離さない」です。

伝説の勇者の伝説 第1巻 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • メディア: Blu-ray

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んだ事がありません。


前回の感想はこちら。
第6話:暗がりに潜む者

各回の感想記事のURLは、他作品も含めて
こちらの一覧記事でまとめていきます。
2010年7月 開始作品

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“いみやぶり”って“忌破り”ってことでしょうか。
魔法を使える者が、その国にとって
文化財産兼人間兵器のようだとは、
何となく伝わってきましたが、
以前にも指摘しましたように、
キャラクターが発する台詞だけで説明が行なわれているので
実感が伴わず、分かりにくいなと思いました。

というのも、こんなに追撃隊みたいな人たちが出ちゃうほど
“忌破り”の行動が大変なことなら、
各国の国境警備ってもっと物々しいはずですよね。
そして、国は常時、
魔法を使える者は何人いて、どこの誰で、
今はどうしている……という事も把握してなきゃいけませんが
(彼らを国内で軟禁しているようなものなので)
そういう厳しさが作中で全然描かれていないので、
数人のキャラが説明調で話してくれても
設定への現実感が全く湧きません。
キャラクターが表面だけであれこれ言っているだけで、
無意識の内に視聴者に教えるような事がないのは
(なんとなく放送を見ているだけで、いつの間にか理解できている事)
こういうファンタジー系の作品としては
難があるなと思いました。
原作にそういう描写がないからこそ、
アニメでもないのでしょうが、
“わざわざ描かなくても視角に訴えることができる”アニメだからこそ、
文章と文章の間を読み取って、膨らませてほしいです。


ところで、今回はミルク隊長のお話でしたが……
彼女の外見・声・設定(境遇)と、
全てがテンプレのようなキャラクターで
そういうのを苦手としている私には、見ていて辛かったです。
(他にもテンプレキャラが何人もいますので
彼らをひっくるめて、総じて苦手です)
というか、主要登場人物は、皆、
幼い頃に、戦争の影響を受けていて、辛い思いをしているのでしょうか。
だからこそ、皆、辛いことを乗りこえた今があるとして
現在の様子が描かれているのでしょうが、
皆が皆というのは、ちょっと安直のように思えました。


ところで、ライナたちはシオンの命令を受けて
旅に出ているのに、
ミルクのような人達が派遣されているのは何でですか??
ミルクがライナたちの監視役(自覚なしの)??
それとも、ミルクはライナたちへの脅しの材料??



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続きの感想も書きました。
第8話:エスタブール反乱

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-08-18 23:49  nice!(0) 
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