感想@アニメ「黒執事」第10話:その執事、氷上*ネタバレあり [アニメ感想]
アニメ「黒執事」の感想です。
今回は第10話「その執事、氷上」です。
以下の記述には、この先の展開を含めたネタバレがあります。
但し、原作の漫画を読んだ事はありませんので、
感想はアニメ版のみに限定しています。
前回の感想はこちら。
【第9話:その執事、幻像】
各話の感想記事のURLは、第2期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
【アニメ感想記事 一覧:黒執事】
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ドルイット子爵ww
作中でもシエルたちが驚いていましたが、
私も、この回をリアルタイムで見た時は
彼がごく普通に登場していた事に対して
えらくびっくりしました。
「なんであんたがいるのー?!」という感じで。
しかも前回登場時の彼は、
切り裂きジャック事件の容疑者であり、
女装したシエルを闇オークションに売り飛ばした張本人だった事から、
彼がまた何か悪い事をするのかと思いきや、
この回や、先のカレーパンの回では
すっかり美の評論家になっているのがおかしいです。
個人的には
女性に対する守備範囲がバリ広という設定が面白かったので、
彼のそういう好色な面(変態さんなところ)を
もっと見たかった欲はありました。
さて今回は、
凍ったテムズ川で行なわれるフロストフェアのお話でした。
とりあえず、セバスがファントムハイヴ家の執事として
素晴らしい氷の彫刻を作ったり、
フィギュアスケートよろしく氷上を見事に滑ったりしましたが、
“ホープのかけら(呪われし宝石ホープダイヤ)”のエピソードは
次に続いており、
今回は、事件が起こる土台が示された程度で終わっています。
で、今回のメインは、やはり
ヤードのアバーライン警部補でしょう。
初めて彼が登場した切り裂きジャック事件では、
裏社会のこともセバスのことも知らず、
熱い正義感をやや持て余し気味でしたが、
今回はそれをシエルにぶつけています。
シエルは女王の番犬として裏社会に通じている分、
大人のアバーラインよりも世の中を知っていて、
彼が口にする正義を鼻で笑いますが、
この回では、ノアの方舟が例に挙げられた上で、
困っている人を助けたい、
正義を貫きたいというアバーラインの理想を、
最終的には内心で認める展開になっています。
ここで生まれたアバーラインへの信頼が、
この先、彼が死ぬ話に繋がっていき、
シエルの中で彼の(言葉の)存在が大きくなったかと思うと、
ちょっと感慨深いです。
警察として表で動くアバーラインと、
闇社会である裏でしか動けないシエル
──立場は全然別ですが、
このイギリスを本気で守りたい気持ちは共通だと分かった事で、
シエルはアバーラインを認めたんでしょう。
そして、アバーラインが
葬儀屋アンダーテイカーにも認められていたのが
いつ見ても可笑しいです。
職業を間違ってる……なんて、最上の褒め言葉だと思いますw
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続きの感想も書きました。
【第11話:その執事、如何様】
宜しければ、合わせてご覧下さい。
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2010-07-31 22:37
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