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感想@アニメ「黒執事」第6話:その執事、葬送*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「黒執事」の感想です。
今回は第6話「その執事、葬送」です。

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  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • メディア: DVD

以下の記述には、この先の展開を含めたネタバレがあります。
但し、原作の漫画を読んだ事はありませんので、
感想はアニメ版のみに限定しています。


前回の感想はこちら。
第5話:その執事、邂逅

各話の感想記事のURLは、第2期の放送分も含めて
こちらでまとめています。
アニメ感想記事 一覧:黒執事

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前半のAパートは
セバスとグレルによる悪魔対死神の戦いの決着、
そして後半のBパートは
マダム・レッドのお葬式のお話でした。



Aパートでは、ウィリアム・T・スピアーズが初登場しました!
こちらの作品は、
“悪魔で執事”のセバスが主人公を務めている事から、
彼の敬語口調による慇懃無礼な態度が魅力の一つなのですが
(どんなに憎らしい相手にも丁寧語で話す事で、彼の嫌味度が増す)
この点では、ウィリアムも彼と同じキャラクター性を持っているので、
二人の会話がとてもおかしいです。
双方とも、言葉遣いが非常に丁寧な一方で、
話している内容は相手を侮蔑しているギャップがたまりません。
また、管理職らしく、ウィリアムが名刺を差し出すものの、
手ではなく機械を使っており、
それを一応受け取ったセバスもセバスで、
ゴミのようにポイッと投げ捨ててしまっていて、
こうした失礼な行動によって、
彼らの本音(相手を嫌っている感情)とその関係が
よく表れていました。
同時に、
二人から邪険な扱いをされているグレルの哀れさが
ギャグに繋がっていたのも、
とても良かったと思います。

グレルは、変態さも大変宜しいですが、
いじられキャラとしての存在感が半端じゃないです。
彼が出てくるだけで
雰囲気がコミカルなものに変わる影響力のスゴさも
素晴らしいです。



さて、悲しい悲しいBパート。
冒頭で、アンダーテイカーが
お葬式を「晴れ舞台」と称しています。
これは、彼の職業が葬儀屋で、
死を好んでいるからこその発言なのですが
(確か、アンダーテイカーの正体は伝説のカリスマ死神)、
人が誕生する時に、
皆でこうして集まって、その人物についてあれこれと思う事が
事実上、不可能である事を踏まえると、
(まだ生まれてないので、そうであって当然)
人生で一番のセレモニーがお葬式というのは
まんざら外れてもいないと思えます。

白いドレスに包まれ、
白い薔薇で周りを飾られたマダム・レッドも
髪の毛の赤が映えていて、たいそう綺麗でしたが、
やはり、彼女と言えば赤いドレスですよね。
シエルがそれを持って登場するシーンは、
ニクいぐらい格好良かったです。
また、半分とはいえ、前髪を上げたシエルが見られるのって
この回だけだったような気がします。
子供っぽさがちょっと消えたシエルは
新鮮さも伴っていて、とてもとても素敵でした。


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続きの感想も書きました。
第7話:その執事、遊興

宜しければ、合わせてご覧下さい。


2010-07-29 20:50  nice!(0) 
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