感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第17週:プロダクション旗揚げ*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]
ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第17週(第97〜102回)の「プロダクション旗揚げ」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前週の感想はこちら。
【第16週:来るべき時が来た】
各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
【ドラマ感想記事 一覧:NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」】
────
村井茂(水木しげる/向井理さん)が
漫画の大きな賞を受けたのをきっかけに
原稿依頼が多々舞い込むようになった結果、
とうとう会社を興し、
“水木プロダクション”を設立しました。
家の門の前に貼られた看板が
実は、“少年戦記の会”の流用だと分かった瞬間は、
なんとも言えないほど懐かしい気持ちになりました。
あの時は極貧生活だったり、
何か怪しい事をしているのではないかと怪しまれたりと
大変でしたね。
そして、とうとう、あのボロ家が建て替えられました。
現実問題、前の家では
茂の仕事にも支障が出ていたようなので、
家が広くなった事は喜ばしいのですが、
あのきれいな台所を見たら
ちょっと物足りなさを感じてしまいました。
村井布美枝(松下奈緒さん)も
しみじみと振り返っていた通り、
彼女が村井家にお嫁に来た時は
古い上に何もなくて、驚いていましたものね。
そして、この時点でかなり、
“私も知っている昭和”に近づいてきたなぁと思いました。
テレビがカラーになったり
エアコンが登場したりするのは
もうちょっと先なんでしょうか。
さて、茂がもう一人では仕事をこなせなくなった事から、
水木プロダクションには三人のアシスタントが入る事になりました。
時期が時期だったら、河合はるこ(南明奈さん)が
率先してアシスタント業に入っただろうなと思うと、
少し複雑な心境になりました。
でも、これだけ活躍していれば、
はるこだけでなく、かつて村井夫婦と関わった懐かしい人たちも
茂の成功を知って、秘かに喜んでいるかもしれません。
そして、相当な数の連載を抱えているらしいのに、
茂の中でネタが枯渇しないらしいのが、大変素晴らしいです。
本当に、生っ粋の漫画家なんだなぁ。
そのアシスタント。
菅井伸(柄本佑さん)、倉田圭一(窪田正孝さん)、
小峰章(斎藤工さん)と、個性もバラバラです。
でも、全然役に立ってない菅井さん以外の二人のモデルが
池上遼一さんにつげ義春さんだと分かって驚きました。
凄いなぁ。
先生も先生なら、弟子(アシスタント)も弟子ですね。
こういうお話の場合、一番駄目な菅井さんが
今後、めきめきと頭角を表わすのが定番ですが、
他の二人があまりにも凄過ぎるので、
お話の先が読めなくなったなぁと思いました。
そして、切羽詰まった状況で
大事な原稿にアシスタントがコーヒーをこぼしちゃうのは
私も「うわ」と嫌な気分になりました。
今はもう全部デジタル化している漫画家さんも少なくないとはいえ、
作業用の机に飲み物を置かないようにしている先生は
いないわけではないので、
こういう実例を見てしまうと、
やっぱり、事前に防止する環境を整えるのも必要だなと
思ってしまいました。
ところで、加納郁子(桜田聖子さん)が
雄玄社を羨ましそうに語っており、
今すぐにでも転職しそうな雰囲気が言動に漂っていた気がしたので
私はちょっと不安になったのですが、
さすがにそれはないですよね。
深沢洋一(村上弘明さん)は、
編集者としても男としても素晴らしいと思うので、
彼女には今後も彼と二人三脚で頑張ってほしいです。
────
ランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたらバナーを押してやって下さい。
*別窓でランキングサイトが開きます
続きの感想も書きました。
【第18週:悪魔くん復活】
宜しければ、合わせてどうぞ。
タグ:深沢洋一 池上遼一 ゲゲゲの女房 柄本佑 第17週 墓場鬼太郎 NHK ネタバレ 村井布美枝 眞島秀和 ゲゲゲ 村井佐知子 愛華みれ 加納郁子 つげ義春 斎藤工 村井茂 向井理 梶原善 ドラマ 水木しげる テレビ 村上弘明 武良布枝 松下奈緒 戌井慎二 プロダクション旗揚げ 感想 桜田聖子 倉田圭一 水木プロダクション 朝倉えりか 飯田いずみ 野際陽子 考察 窪田正孝 浦木克夫 小峰章 レビュー 杉浦太陽 菅井伸 豊川悟
2010-07-25 20:27
nice!(0)
共通テーマ:テレビ
共通テーマ:テレビ