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感想:漫画「のだめカンタービレ アンコールオペラ編」AKT9*ネタバレあり [のだめカンタービレ:感想]

講談社の漫画雑誌Kissで連載が再開された
二ノ宮知子先生の作品「のだめカンタービレ」の番外編
「アンコール オペラ編」の感想です。
今回はAKT9です。

以下の記述にはネタバレを含みます。
コミックス派の方はご注意下さい。

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

のだめカンタービレ(24) (KC KISS)

  • 作者: 二ノ宮 知子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: コミック


前回の感想はこちら。
感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT8」

「のだめカンタービレ」の感想記事のURLは
ジャンルを問わず、こちらのページでまとめています。
感想一覧:のだめカンタービレ

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相変わらずの“魔笛”の練習です。
女は男をたらし込む悪だという内容の歌詞に
女性の楽器隊が、こぞってムカついていたのがおかしかったです。
でもオペラって、色恋沙汰の問題が強調して描かれているからか、
女性は悪女か不幸系が多い気がします。

演奏と歌を合わせていく練習が
引き続き描かれましたが……
調子がアゲアゲの菅沼沙也に、
練習不足が響く千秋が引き摺られるという
珍しい光景が見られました。
今はまだ練習(これからどんどん詰めていく)というのも
あるのでしょうが、
千秋が他人に引き摺られるのって
滅多にないですよね。
でも、オペラだけでなく、バレエでもそうですが、
演者が意識的に溜めてやっている時に、
演奏までそれに合わせてゆっくりとやったら
「遅い!」となります。
前回の感想記事でも書きましたように、
パフォーマ−のテンポに演奏を合わせるのは基本なのですが、
まだ呼吸が完璧に合ってない段階では
千秋でもこういう事があるんだなぁと思いました。
(まぁ、相手である菅沼沙也の好みを
千秋が把握しきれてないだけだと思いますが。
のだめや峰くんといったよく知ってる相手なら、
いつものように
「お前なら、ここはこうするのが好みだろ」と言って、
掌の上で遊ばせてやる事ができるはず)



それにしても、この白い薔薇歌劇団のオペラは
濃そうだなぁ。
オペラ自体、装飾過多でナンボな部分もあるので、
(逆に、貧相だったら物凄く萎える)
衣裳コテコテ、背景コテコテ、演奏コテコテ、歌&演技コテコテは
割とウケが良いと思いますが、
今回の前半の描写を見る限りでは、
牛丼大盛りの上にとろけるチーズを乗せて、
揚げ物系のお惣菜(空揚げとかトンカツとかメンチカツとか)を
これでもか!と積み上げた感がある気がします。
見ただけで胸焼けしそうな感じ……。
でも指揮者が千秋だから、
その辺は上手くさばいちゃうんでしょうね。
で、観客には、最後には満腹感(充実感)だけ残るみたいな。



後半では、のだめがまた登場していて嬉しかったです。
でも、おまけのおまけという感じだったなぁ。
今回もオペラの練習ネタがメインでしたので、
のだめが直接、それに絡まない以上、
外野でガヤガヤするしかないので、仕方ないのでしょうが。
ただ、次回は何か起こると思うので、それに期待します。
そして今回は、ターニャがとにかくかわいかった!!
一瞬、誰だか分からなかった……ww
ターニャもターニャで、
黒木君からのプロポーズを受けて幸せかと思いきや、
人生の岐路に立たされているようです。
確かに、遠距離恋愛は大変でしょうが、
黒木君は真面目だから、
ターニャさえ浮気をしなければ大丈夫のような気がします。


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続きの感想も書きました。
感想「のだめカンタービレ アンコールオペラ編 AKT10*最終回」

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-07-26 23:53  nice!(1) 
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