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感想@韓国ドラマ「オンエアー」第6話:二つの顔*ネタバレ [韓国ドラマ感想]

韓国ドラマ「オンエアー」の感想です。
今回は第6話「二つの顔」です。

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以下の記述にはネタバレを含みます。


前回の感想はこちら。
第5話:ヒロインを探して

各回の感想記事のURLは
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
テレビドラマ感想記事 一覧:韓国ドラマ

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私は、韓国の俳優さんに興味があまりないので、
(韓国ドラマ自体、ほとんど見てこなかったので
俳優さんを知らないからというのが理由として大きいです)
イ・ギョンミンを演じているパク・ヨンハさんに対しても、
その死には大変驚きましたが、
そこから感情が動く事は特にありませんでした。
でも今回、「良い演技をするよね」と思いながら見ていて、
「あ、でも、もうこの人いないんだ」と思い出した瞬間、
猛烈に勿体ない気がしたと共に、淋しくなりました。
彼は、自殺に至るほど苦しかったんでしょうから、
色々と大変だったみたいですが、
本当、惜しい事です。
誠実な性格の登場人物を、こういう感じで
嫌味なく自然に演じられる人って、
韓国の俳優業界ではどのくらいいるんでしょうか。



さて、今回も面白かったです。
放送時間の一時間が、あっという間に過ぎていきました。
特に中盤の顔合わせ
──ソ・ヨンウン(ソン・ユナさん)と
オ・スンア(キム・ハヌルさん)が、交互に酒を勧めながら、
スンアのドラマ出演について話したシーン。

ここ、ヨンウンもスンアも猛烈に呑んでいるので、
一見すると、とんでもないシーンに思えますが、
これまでの放送で彼女らの言動を追ってきた私には、
逆に、お酒を呑んで話す事で彼女たちの本気が伝わってくるなぁと
思えました。
というのも、
ヨンウンもスンアも、お互いに相手を嫌っています。
しかし今回は、二人とも
表面上ではあれこれと文句を言いながら、
内心では、その嫌いな相手と組んでもいい/組んだ方がいいと
ちゃんと分かっています。
だからこそ、こういう場では
酒でも呑まないとやってられない
──まともに話す気にすらなれそうになかったので、
お酒の力に頼ったわけですよね。
しかも、最後に
「企画が認められた上で演じてもらわないと」という
ヨンウンの言葉を受けて、
スンアが「企画は面白かった。脚本はもっと面白かった」と言い、
ヨンウンが「今度はあなたが呑む番」といって
グラスを差し出した時、
それまでとは違う空気が瞬時に漂っていたのには
凄いなと思いました。
二人ともずっと、投げやりに──やけっぱちな感じで
お酒を差し出し、差し出されたお酒を呑んでいたので、
最後に、二人の心境が劇的に変わったのが
大変よく伝わってきました。
そして、これがあったからこそ、
その後にヨンウンが、
あれだけスンアを毛嫌いしていたにもかかわらず、
「彼女は話せば分かる人間だ」と評価をしている事に繋がったなと
思いました。



その前、ヨンウンの脚本がギョンミンに褒められたシーンにも
ぐっときました。
ずっとヨンウンは
ギョンミンに痛いところを突かれていましたから……。
ヨンウンも、さすがに今回は
他の作品以上の手応えを感じているみたいですし、
きっと自信もあったでしょうから
(才能もちゃんとある脚本家のようですので)
他人からの評価云々を受ける前に、
まず彼女自身がその出来に満足したはずでしょうが、
顔を合わせれば脚本の不出来さを指摘されてきた
こ憎たらしい相手に
「良かった」と認められたのは、本当に良かったです。
嬉しそうにしていたヨンウンの顔も、何とも言えませんでした。



でも、ここにきて、また暗雲が立ちこめてきましたね。
スンアがヨンウンのドラマに出演しないと、
このお話が続かないので、
どうせ今度のトラブルも上手く解決されるのでしょうが、
ちょっと心配です。


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続きの感想も書きました。
第7話:秘密の駆け引き

宜しければ、合わせてどうぞ。


2010-07-13 23:50  nice!(1) 
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