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感想@アニメ「さらい屋 五葉」第十二話(最終回):もうふらふらですよ*ネタバレあり [アニメ感想]

アニメ「さらい屋 五葉」の感想です。
今回は第十二話(第12話)「もうふらふらですよ」です。
最終回です!

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以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の漫画を読んでいません。


前回の感想はこちら。
第十一話:失礼つかまつった

各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
感想記事 一覧:2010年4月 開始作品

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冒頭で、第一話で描かれた
少年時代のイチ(誠之進だった頃)のエピソードが
再び描かれましたが……
五葉それぞれに焦点を当てる為に、
作中で、あっちこっちにかなり寄り道をしたとはいえ、
このアニメ版「さらい屋」は
イチ(弥一)の物語だったと思います。
マサ(秋津政之助)は、主人公というより
ストーリーテラーというか、
視聴者の目を持つキャラクターでした。
(彼の目を通して、視聴者が五葉と接する)



結局、本物の弥一についての本当の消息は
今も分からず……と
いったところなのでしょうか。
八木が想像していたように、
誠之進が自作自演のかどわかしに巻き込まれた後で、
口封じの為に殺されたのかもしれません。
それはともかくとして、
かつては誠之進だった今のイチの心に、
長らく、楔のように打ち込まれていた苦い痛みが
今回の出来事で消えたのは
本当に良かったです。
イチも、弥一がかどわかしに一枚噛んでいたとの話に対しては
「そんなのは嘘だ」と思いつつも、
「本当にそうだとしたら……」との絶望も感じていたはずです。
今回、弥一の墓の前に現れたイチの心の中では、
彼を疑った事への詫びや、改めて感じた彼への思慕、
やり切れない現実に対する悲しみ、
そして、実は裏切られてなかった事への安堵感など、
複雑な感情がぐちゃぐちゃに入り交じっていたと思います。

これまで感情を露にする事が少なかったイチが
人前で泣けたのには、私もホッとしました。
これで、イチはイチなりに
過去への区切りをつける事ができたでしょうから。
泣く事は、感情の発散という点で物凄く効果的ですし、
そういうみっともない姿をマサにさらせたのも、
これまで一線を画しての人付き合いしかしてこなかったイチには
大きな前進だったはずです。
また、イチを大事に思っているのは
マサだけではないですしね。
イチは、ウメたちがやっている店に一刻も早く戻って、
これまで通りに自分が皆から受け入れてもらっているのを
たっぷり実感すると良いと思います。



色々な事件はあったものの、
これといった大きな山場はなく、
毎回、淡々と物語が進行していくのは、
イチの飄々とした性格や
マサのとりとめのない性格と相まって、
大変良かったと思います。
構えて見る必要もなく、
気楽に視聴しても楽しめた点も、有難かったです。
ただ、惜しいのは、
以前の感想記事でも書きましたが、放送時間です。
なんでフジテレビは
NOISE枠を復活させてくれないんだ……!
他局がアニメを放送している時間帯とぶつけられなければ
もっと積極的に楽しめたのになと
最後まで思ってしまいました。


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2010-07-04 20:38  nice!(2) 

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