感想@アニメ「四畳半神話大系」第11話(最終回):四畳半紀の終わり*ネタバレあり [アニメ感想]
フジテレビのノイタミナ枠のアニメ
「四畳半神話大系」の感想です。
今回は第11話(最終回)「四畳半紀の終わり」です。
以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。
前回の感想はこちら。
【第10話:四畳半主義者】
各話の感想記事のURLは、他作品と共に
こちらの一覧(インデックス)ページでまとめています。
【感想記事 一覧:2010年4月 開始作品】
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のっけからびっくりしました。
まさかまさかの、最初から時間の巻き戻しが登場!!
しかも、通常のEDがOP化!!
凄かった〜〜。
本編も凄かったです。
途中で見られた、まさかの小津エンド!!!
しかも第1話に繋がっていましたね。
小津が“私”を知らないのは新鮮でした。
その前に、“私”が小津に向かって全力疾走した際に、
サイクリング部や鳥人間の時のコートや、ほんわかの服など、
歴代の衣裳(笑)に替わって脱げていくのが
大変面白かった&感慨深かったです。
最終回なのに、なにげに総集編もどきになっているのが
凄かったなぁ。
まさに、「圧巻」という言葉がぴったりだったと思います。
私は最初から最後まで、画面から目を離せませんでした。
アニメを見ながら
ひたすら「すげー」「なにこれ」「ちょww」と言い続け、
子供みたいに反応していたなんて、随分と久し振り
──いえ、先週の“四畳半”以来です。
先週も神回だったけれど、今回も素晴らしかった!!
毎回の放送で、
明石さんの大事なもちぐまん(しかも白だけ)が、
何故か急になくなり、
必ず“私”の元にやってきていた真相も、面白かったです。
コインランドリーで、
“私”のボクサーパンツと入れ替わっていたとはww
つか、まさか“私”の明石さんへの恋が成就するなんて!!!
良かったなぁ……“私”。
ずっと四畳半の世界にこもりきりで、
何回も何回も大学生活をやり直した甲斐があったじゃないですか。
その前に、
あんなに煙たく思っていた周囲の皆を愛しむようになり、
仇敵の小津までをも自分の親友だと評したんですから、
他人に対する感情や認識なんて
状況が変われば簡単にひっくり返るものなんですね。
最後、“私”と小津が入れ替わっているのも
おかしかった!!
“私”にとって小津は、ずっと脅威&はた迷惑な存在だったけれど、
こうして、全11話の物語を最後まで付き合った私からすれば、
まさに二人にはどす黒い紐で結ばれた縁があるというか、
どんな人も、自分にとって大事な存在なんだなと
しみじみと思えました。
とにかく面白いアニメでした。
私にとって、こちらは今期一番とも言える作品でした。
(二番目は荒川UB)
前回(四畳半主義者)もそうでしたが、
放送を見終えた後、第1話から見直したくなりました。
そして、これまでずっと
森見先生の原作の小説を読むのを我慢していたので、
アニメの終了をもって解禁できるのが嬉しいです。
調べたら、近所の公立図書館に蔵書としてあり、
誰かに借りられていたので、
早速、予約を入れてきました。
あぁ……もう本当に楽しみです!
最後に。
本気でお勧めできる大人向けのアニメです。
(子供だといまいち分からない部分があると思います)
普段、アニメを見てない人にも是非、ご覧頂きたいです!
森見ワールド、最高でした!
アニメのスタッフさん、キャストさん、そして森見先生、
素敵な作品を生み出して下さり、
本当にありがとうございました。
いち視聴者として、とても楽しい時間を過ごせました。
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2010-07-03 03:11
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