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感想@ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」第13週:初めての里帰り*ネタバレあり [NHK連続テレビ小説感想]

ドラマ「NHK連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」の感想です。
今回は第13週(第73〜78回)の「初めての里帰り」です。

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD

以下の記述にはネタバレを含みます。
私は原作の小説を読んでいません。


前週の感想はこちら。
第12週:連合艦隊再建

各週の感想記事のURLは、こちらの一覧ページでまとめています。
ドラマ感想記事 一覧:NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」


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お金が入ってきたー!!(*´ω`人)

今回は、サブタイトルにもありますように、
村井布美枝(松下奈緒さん)が初めて帰省するお話
(+藍子ちゃんのお披露目)がメインなのですが、
これまでの村井家のド貧乏ぶりを
嫌というほど堪能してきた私には、
彼らにまともな収入があった事が、とても嬉しく思えました。
お金がある(貧乏描写がない)のは良いですね!
雰囲気が暗くないし、何より、見ていて楽しいです。
これまで耐え忍んだ甲斐があった……と、
つい大袈裟な事を言いたくなるほどホッとしました。

富田書房の社長さんからもお金を貰えたけれど、
なんといっても今回は、
深沢洋一(村上弘明さん)の再登場でしょう。
まさに彼は福の神。

そして、彼の秘書・加納郁子(桜田聖子さん)も素晴らしかった!
きびきびとしていて、よく気が付くし、よく働くし
……有能な秘書さんでした。
おまけに性格も良いなんて、凄い優秀ですね。
演じてらっしゃる女優さんについては、
失礼ながら、「知らないお顔だな」と思っていたんですが
舞台を中心に活躍されている方みたいです。
スタイルが良いからか、昔の難しい服でも素敵に見えます。
(上手く着こなせないとやぼったく見える)
桜田聖子さんの公式ブログ



さて、安来。
飯田源兵衛(大杉漣さん)は相変わらずでした。
時代性もあるのでしょうが、
「自分の子供にとって、これが一番の幸せの道!」と思い込んじゃうと、
もうそれしか目に入らなくなるというか、
人の話を一切聞かなくなっちゃう……。
結婚において、子が親の言いなりになるしかなかった頃は、
子が「仕方ない」と諦める事で
まだ波風も立たなかったでしょうが、
この時代ですと、自由恋愛をしたい人にとって親の暴走は
もう苦痛でしかないわけで。
源兵衛も、あくまで子供の幸せの為に動いているので
決して悪い人ではないのだけれど、
とんちんかんというか、ちょっとずれています。

で、今回はどうやって折り合いをつけるのかと思って見ていたら、
藍子がビー玉を飲み込んでしまうというトラブルで
全て吹き飛ばしてしまいました。
この辺は見ていて不自然でもなかったですが、
個人的には「あ、脚本が逃げたな」と思いました。
もっと正々堂々と、親子で言い合うというか、
話し合いでちゃんと解決してほしかったです。
藍子ちゃんのトラブルで毒気を抜かれた源兵衛さんが、
ホッとしたのもあって、急に物わかりがよくなってしまったのは、
ちょっと制作側に都合が良いだろうと思いました。

ただ、考え直したら早い!という行動の素早さは
相変わらずでww
次男坊の望みが叶うように、とっとと動いたあたりは、
さすがは源兵衛さんだなと感心しました。



それと、布美枝がかつて見栄を張っていた事を
チヨ子(平岩紙さん)に正直に話し、謝ったのも良かったです。
別に黙っていても支障は無かったと思いますが、
布美枝の生真面目さを思えば、
ここで彼女に謝らせておく必要があったのかなと思いました。



そして最後──布美枝が調布の家に帰った時、
ここが自分の家だとしみじみと言っていたのが
とても印象深かったです。
村井茂(水木しげる/向井理さん)の元にお嫁入りをし、
初めてこのボロ屋を見た時はドン引きしていたのに、
馴れとは凄いものです。
それだけ、布美枝にとって今の生活は
充実していて幸せなんでしょうね。
良かったです。


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2010-07-01 23:49  nice!(1) 
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